![]() フランスはノルマンディ地方にオンフルール(Honfleur)という小さいけれどきれいで魅力的な港町がある。ここはなぜか多くの画商や画家本人の画廊が軒を連ねており、何か絵を買いたいという向きには徒歩ですべて回れるのでとても便利な街だ。 上の絵はベニスの風景を描いたものであるが、ローラン・ルブラン(Laurent Leblanc)という1964年にノルマンディで生まれた人のもので彼が経営する画廊で去年の秋に買ったものだ。画廊は残念ながら店番の女性しかいなかったので本人には会えなかったが。 町を散策しているときに家内がショーウインドウに飾ってあるこの絵のフレーム(次の写真参照)が気に入った(^^; ということで店内に入り、値段の交渉をした。相手はフランス語しかしゃべらず、こっちは英語だったけど数字の大小だけだったので特に障害とはならず、彼女が何度か画家と連絡を取って交渉成立。私はもちろん絵を気に入って買う気になったので念のため。でも、確かにこのフレームはユニークではある。60センチ四方で厚さ1センチくらいの板に糸鋸で切ったようないびつな30センチ角の窓を開けたもので、ペイントも手で塗った感じで画家の手作りであろう。 このような感じで過去に何枚か絵を買っているが、今回は昨年新装なった我が家の居間に飾る目的で買った3枚のうちの一つを紹介しました。 #
by dognorah
| 2005-02-16 05:27
| 美術
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![]() 昨年の秋にボルドーのシャトーめぐりをしたときにあるシャトーで1ケース買ってきたのがこれ。Chateau Priure-Lichineといい1855年のMedoc第4級格付けのワイン。ApellationはMargaux。これは日本でもイギリスでもあまりポピュラーな銘柄ではない。悔しいのは、イギリスで売られている値段が私の買値より£1高いだけということ。直販といってもシャトーはネゴシアンの手前あまり安値では売れないようだ。 そのシャトー、見学者は私たち夫婦だけで、25歳位のお嬢さんが英語で案内してくれた。とても感じのいい娘で、4種類のワインを試飲させてくれたときのワインに対するコメントから判断するとかなり経験を積んでいる人という印象。一通り説明し終わったのでちょっと個人的な質問をしたら、なんと日本語が返ってきた。京都に2年ほどいたことがあるという。しゃべるほうはあまり自信がないがヒアリングはかなりできるとのこと。案内してもらっているときに夫婦で変なことをしゃべらなくてよかったよ。少ないとはいえ今や世界中に日本語のわかる人がいるので油断はできない。 さてこのワイン、ワイン冷蔵庫で15度くらいで十分寝かせたのでもう旅の疲れは取れているはず。デカンターに移して時間を置き、飲んでみる。2001年物なのでまだ若いが、液面エッジの紫色はもうない。濃いルビー色。香りはボルドー特有のブラックカラントやプラム。グラスを回すとそれらがより濃くなるがさらに他の果物の香りもほのかに出てくる。口に含むと果実実がふくよかで甘さを感じるくらい。アフターも長い。思わず幸せで頬が緩みます。その後食事をしながらゆっくりと飲んでいたが、しばらく相方とおしゃべりをした後グラスを口に近づけるとチョコレートの香りが強烈に立ってきていた。しばらくするとそれがシガーの香りに変化。そこからはもうあまり変わらなかった。3-4年でこのようにおいしく飲めるというのはおそらくタンニンをあまり濃くせず早く飲み頃になるように作られているのだろうか。 このシャトーはChateau Margauxとともに数少ない白ワイン醸造者でもある。試飲した限りではとても魅力的な白で、それをひとつのケースに混ぜて買わなかったことに後悔しています。イギリスでもまだそれを売っているところを探しおおせていないので余計にそう思う。今回はボルドーに来る前にノルマンディで油絵を2点買い込んでおり、家内の大きなトランクとともに車のスペースを大きく占領していたのでひとつのシャトーで買うワインの量は抑えざるを得なかったのです。 #
by dognorah
| 2005-02-15 01:44
| ワイン
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本日が私のblogの初日。
あまり気張ることなく日常を記録していくつもりです。 blogを始めたきっかけはある人のそれを見てとても楽しく読ませていただいていること。 毎日ではないがこういうことがあったんだよということをどこかで書きたいという気持ちもずっと持っていたので始めることにした。 イギリス在住は合計で9年ぐらい。最初は5年、次いで5年間東京に単身赴任、再びイギリスに赴任して4年。その会社も辞めて今は自営業です。というかConsultantの看板を掲げているものの暇なことのほうが多い。ずっとロンドンの外に住んでいたけれど、2003年よりロンドンに住んでいます。ウインブルドンテニスコートまで徒歩10分ぐらいのところです。 昨日Wallace Collectionで有名な美術館に行ってきました。18世紀の絵画とセーブルの焼き物のコレクションが主体。セーブルは圧巻ですごい。絵画もかなり歴史的に重要な作品がある。レンブラント工房の作品も結構あるけどレンブラントが自分ひとりで書いたと思われる作品は彼の息子の肖像画だけ(画像を参照) ![]() ベラスケスもあるけど余り感心しない。 土曜日だったせいか、館内の絵画を無料で解説してくれるガイドがいた。東洋人ながら非常に英語の達者な人で、絵画のお決まりの説明以外に数日前に経験した観客とのハプニングなぞ織り交ぜながら面白おかしくいくつかの絵画をピックアップしながら解説を進めていく。多くの人が魅了されてくっついていくわけですが私もその仲間に。ある絵の前でたまたま私が彼女のすぐそばに立ち、残りの人たちが揃うのを待っているとき彼女から日本語で話しかけられ、その人が日本人であることを知った。9歳の頃から日英を行き来する生活だったということ。もっと彼女のことが知りたくてガイド終了後に話しかけたけれど、彼女からは「私は日本語だったらもっと奥深くガイドできます。お友達を連れてきて一緒に日本語ガイドを申し込んでください」という営業の案内だけ。同じイギリス在住なのでまずお友達になる、というステップを期待していた私はちょっとがっかり。 #
by dognorah
| 2005-02-14 08:25
| 美術
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ロンドンに在住です。オペラ、バレー、コンサート、美術展などで体験した感動の記憶を記事にし、同好の方と意見を交わしたいと思っています。最新の記事はもちろん、過去の記事でもコメントは大歓迎です。メールはここにお願いします。
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