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古い友人が学会に出席するため久しぶりにロンドンに来るというので夕食を一緒に食べた。
彼はグルメな人なので、いい機会と思って前から行きたいレストランに連れて行った。今現在ロンドンで唯一のミシュラン三ツ星レストランを経営している有名シェフGordon Ramsayが昨年5月に新規開店したMazeというお気軽フレンチレストランである。お気軽というのは値段のことではなく、料理が懐石風に小さなポーションで構成されており、タパスのようにいろいろな種類を好きなだけ注文できるからなのだ。小食漢(こんな言葉があるのかな)でも大食漢でも自由にアレンジできる。なお、ここはミシュランの星は付いていない。 で、私たちは何を注文したかというと、初めてだったし選ぶのが面倒だから先方が用意している「お試しコース」だ。5皿と7皿のメニューがあったが5皿を注文。ちゃんと、スープから始まって前菜、魚、肉、デザートで構成されている。私的にはこれで満腹。全て決して他のレストランでは経験出来ない味付けで、オリジナリティの高いもの。また何か特定できない(私の舌では)隠し味的なものがそれぞれの料理にあり、とてもおいしいのだが随喜の涙を流すほどでもない。一番気に入ったデザートの写真だけ掲げる。トッピングがラズベリーのシャーベットで、薄いビスケット上のものに上下をはさまれたヴァニラとコーヒーをミックスしたアイスクリーム。ソースはやはりラズベリー系の味。これも隠し味的なものが感じられ、なかなか。 ![]() ![]() なお、ワインもお試しセットというのがあってグラスで3種類が選べる。赤だけ、白だけ、ミックスと何でもござれ。 店は明るくて広々したモダーンなデザインで、レイアウト的にも好感が持てる。従業員は丁寧であるが英語は受付を除く多くの人がちょっと北方訛のある早口でやや聞き取りにくい。 コストパフォーマンス的には水準か。味的には、もう一度来て自分で選んだものを食べてから判断したい。 ■
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by dognorah
| 2006-06-10 09:45
| レストラン
昨晩、初めてblogで知り合った方とお会いした。blogへのコメントだけでは飽き足らずにメールも交換し、お互い会って直接話したいという風になったようで、一杯やりましょうという誘いに乗っていただいた。お会いするとまさにblogの内容から想像していた通りの人で、あらためてblogというのはその人の性格をかなり忠実に現しているんだということがわかった。こちらは夫婦で参加したが、3人で仕事、趣味、音楽、映画などいろいろな話題で話が尽きず、帰宅は午前様となってしまった。
使った店は、Old Brompton Roadにあるタパス店Tendido Ceroというところで、ここを使った理由はBYO(Bring Your Own)だから。つまりワインは自分で持って来いということで小額の持ち込み料はチャージされるものの沢山飲むときには経済的である。ただし、料理の値段がその分やや高いという印象は無きにしも非ずだが。 とにかくまた新しい友人が出来て今後が楽しみである。 ■
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by dognorah
| 2005-03-23 19:37
| レストラン
今日のお昼は久しぶりに地下鉄Piccadilly LineのEaling Common駅前にあるSushihiroで腹いっぱいお寿司を食べた。昨年12月以来なので2ヶ月近くあいてしまった。以前住んでいたActonからは近いので頻繁に来ていたがWimbledonに引越ししてからはちょっと遠いのでどうしても頻度が落ちてしまう。店のご主人は「遠いのにすみませんねぇ」と労ってくれるが、なあにこっちはおいしいものが食べたいだけ。
ここの寿司はほんとにおいしい。値段もreasonableだし。タネに比べてシャリが少ないのも気に入っている。もう開店して10年以上経っていて、昨年の秋には10周年記念パーティに招待していただいた。付近で知らない日本人は少ないだろう。私のニュージーランド人の友人なんか食い意地が張っていて、わざわざ北ロンドンのIslingtonから延々と地下鉄に乗ってやって来る。体格のいい人たちだから私たち夫婦の倍ぐらい食べるようだ。 上記記念パーティのときに日本語コミュニティ紙の人が来て広告を出すことを勧めていたが、ご主人は「そんなに沢山お客が来ても困るし」と断っていた。今でも夜は予約を取るのが困難なときがあるので当然かな。私なんか何度振られたことか。 今日は赤貝、あわび、ホタテ、ミル貝、ひらめ、スズキ、イカ、ネギトロの手巻きなどを頂いた。私は貝が好きなのでどうしても多くとってしまうが、今日の赤貝はとてもよかった。 ロンドンの外に住んでいたときは周りにほとんど無いものだから日本レストランへは滅多に行かなかった。しかしロンドンに住むようになってちょくちょく都心に行くことが多くなると当然いろいろな店が目に付くものだから食べてみたくなる。また、最近新規開店する店もあって数が増えているようだ。値段も昔ほど割高感が無いし。事実値段と量で勝負という店があちこちにある。つい先日もレスタースクエア界隈にある店に行ったらまだ夕方の6時前だというのに長蛇の列で入るのをあきらめた。並んでいる人は非日本人が圧倒的に多い。ということは少なくとも安くて量があるということだ。この店は上記のコミュニティ紙に広告を載せているがそろそろやめるべきだろう。 また、店を経営する人が日本人だけではなく、韓国人や中国人が増えている。いまや中華街のど真ん中に日本食と看板を掲げて営業している店さえある。日本食が客を呼べるとなるといち早く取り入れる熱心な商売人なのだろうと思う。でも、味は悪くないもののどこか中華料理っぽいところがあって私はお勧めしない。ご飯(お米)もあまりおいしくない。彼らは日本人ほどお米にこだわらないようだ。 私は基本的にワインに合う食べ物を主体にしているのであまり日本食への執着は無いが、日本レストランも時々行くと思うのでまた書いてみたいと思います。 ■
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by dognorah
| 2005-02-18 02:06
| レストラン
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ロンドンに在住です。オペラ、バレー、コンサート、美術展などで体験した感動の記憶を記事にし、同好の方と意見を交わしたいと思っています。最新の記事はもちろん、過去の記事でもコメントは大歓迎です。メールはここにお願いします。
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