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2010年 03月 02日 ( 2 )

ヨーヨー・マとエマニュエル・アックスのリサイタル

2010年2月26日、バービカンホールにて。

Yo-Yo Ma: cello
Emanuel Ax: piano

Schumann: Adajio and Allegro, Op.70
Schumann: Fünf Stücke im Volkston, Op.102
Peter Lieberson: Remembering Schumann
Chopin: Introduction and Polonaise brillante, Op.3
Schumann: Fantasiistücke, Op.73
Chopin: Cello Sonata, Op.65

ヨーヨー・マを聴いたのは随分昔で恐らく90年代前半のはずですが、なんかあまり歳をとっていないような若々しさでちょっとびっくりしました。テクニックも健在で大変楽しめました。アックスとのコンビも慣れたものなのでしょう、曲の出だしだけアックスがマを見ますが、その後はお互いにピアノとチェロに専心して弾いているだけなのに見事に合っています。
プログラムは共に生誕200年のシューマンとショパンの特集で、1曲だけリーバーソンのシューマン関連の曲を混ぜただけです。
ヨーヨー・マは楽譜を広げていますが最初に確認するだけでその後はほとんど目をつぶって弾いているのであらかた暗譜なのでしょう。弓の先っちょだけ使って引くスタイルが印象的です。シューマンも良かったけど、ショパンの曲ははっとする美しさに満ちていてとても惹かれます。アンコールはブラームスでした。
by dognorah | 2010-03-02 01:42 | コンサート

Patrizio Mazzola piano recital

2010年2月25日、スイス教会(The Swiss Church)にて。

コヴェントガーデン近くにあるこの教会は最近内装を新しくし(現在95%ぐらい完成)、今年から毎月一回コンサートをすることにしたようです。今日はその第2回目で、スイスの有名なピアニスト、エドウィン・フィッシャーの没後50年を記念してのものです。フィッシャーは作曲もしており、今日は彼の作品も演奏されました。ホールは二重ドアにしたこともあり、こじんまりしていますが後ろの上方にはパイプオルガンもあります。今日は100足らずの椅子がゆったりと並べられていました。入場料は£10ですが、終演後はワインが供されます。

ピアノ:Patrizio Mazzola

プログラム
J. S. Bach: Prelude and Fugue E flat major WTK II
Mozart: Fantasy KV396
Edwin Fischer: Sonatina in C major
Beethoven: Sonata op.13 “Pathétique”
Schubert: Impromptu op.90-4
Schubert: Fantasy op.15 “Wanderer”

c0057725_194116.jpgスイスのイタリア語地区で生まれたパトリツィオ・マッゾーラはフィッシャーの弟子の一人であるイギリス人ピアニストHubert Harryに師事したということでフィッシャーとつながりがあるようです。年齢は30代後半でしょうか。
演奏はどれも素晴らしく、特に最後の「さすらい人」は聴きごたえのあるもので、朴訥と弾きながら大きな感銘を与えてくれました。全体に美しく優しい演奏ながらテクニック的にもかなりの腕前と見ました。アンコールのスカルラッティも際立った美しさでした。
フィッシャーの曲は古典的スタイルでまあ楽しめるというところ。
by dognorah | 2010-03-02 01:10 | コンサート