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2007年 11月 02日 ( 1 )

Wien-Paris絵画展

ヴィーンのベルヴェデーレ下宮で開催中の絵画展を見ました。
1880年から1960年までのフランスの絵画史を踏まえてその間オーストリーの画家達がどういう活動をしてきたかを時代順に展示した物で、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど有名どころの絵が多数とそれ以上に多いオーストリーの作家達の作品が関連づけて並べられています。作品数がかなり多いので2カ所の建物に分散して展示されています。
有名作家は多いけれど、第1級の作品は少なめでした。しかし普段はなかなか見れないような東欧諸国が持っているゴッホやユトリロなどもあり、それに加えて多数の個人所有の物もあるので目新しさはありました。ところで、テートギャラリーから借りたゴーギャン(下の写真)
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Paul Gauguin: Faa Iheihe 1898 Oil on canvas Tate Britain, London

が展示されていましたが、ロンドンではこの手の作品は一体どこにしまってあるのかしら?という疑問が。というのは昔のTate Galleryは名作を多く持っていたはずですが二つに分かれて、Tate Britainではイギリスの作家ばかり、Tate Modernでは20世紀以降の作品ばかり展示ということではその範疇に入らない作品が多数あるはずだし。

オーストリーの画家ではやっぱりパリの画家達に拮抗できる個性を持っている画家はクリムトやココシュカなど私もよく知っている少数の画家達しかいないようにも思えました。その中でも今回発見できた画家にはWilhelm ThönyとかHelene Funkeなど。
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Wilhelm Thöny: Paris, 11. November (Place de la Concorde) 1935
Oil on canvas 60 x 92 cm Belvedere, Vienna


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Helene Funke: Die Loge 1904/07 Oil on canvas Kunstmuseum Linz

Funkeはヴラマンクに比せられていましたが数点展示されていたヴラマンクもなかなかいい絵で、9月にアルベルティーナで見たものに次いで最近ヴラマンクに惹かれる自分を発見したのでした。


Wien-Paris
Van Gogh, Cézanne und Österreichs Moderne
1880-1960
Unteres Belvedere und Orangerie
3. Oktober 2007 bis 13. Januar 2008
by dognorah | 2007-11-02 20:34 | 美術