絵画を買う楽しみ(その3) -ロンドンで買った絵

イギリスでは展示即売用のアートフェアがよく開催される。昔アスコットに住んでいた頃は例の競馬場の施設で年に数回開催されていた。そこで買った絵もあるが、今回は昨年ロンドンで買った絵を紹介しよう。

出かけた展示会の名前はThe Affordable Art Fair。要するに皆さんが買える価格の絵を集めたフェアですよ、ということだ。ここで展示される美術品は価格が3000ポンド(約60万円)以下のものという。といっても最低でも200-300ポンドはするので決して安くはない。
場所はいつもBattersea Park(Chelsea Bridgeのそばでテームズ川の南)プレハブの建物を組み立てたもので、入場料は10ポンド前後。ちなみにイギリスではこの手の催し物はたいてい有料である。

展示品は圧倒的に絵画が多い。今生きているアーティストの作品なので基本的にContemporaryなものになる。かなり前衛的なものもあり、美術界の趨勢を反映している点では通常の美術展とあまり変わりはない。出品者はほとんどが画廊を含む美術商である。ロンドンばかりではなくかなり遠くの画廊も出品している。春と秋に開催するのだが私は昨年の秋に見に行った。

会場を一回りするとかなりくたびれ果てる規模であるのでたいていは好みの絵が見つかるだろう。そのときもいろいろ気に入ったものがあったが、最終的に3枚が買う候補に残った。かなり迷ってその3枚の絵の前に何度も行って比較検討し、まず最も高いやつを落として2枚に絞った。テーブルの上のワインの瓶とグラスを描いた油絵が力強い個性を出していてずいぶん引かれたのだが、画面から漂う強い詩情に負けて買ったのが写真の水彩画である。42x33cm程度の大きさで、画家はイギリス人のSue Howells
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という水彩画専門の人である。先日書いたフランスで買った絵画2枚とともに同じ部屋に飾っているが、それぞれが個性を発揮していい雰囲気をかもし出している。
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by dognorah | 2005-03-02 00:59 | 美術
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