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フランスドライブ旅行(その2) -ドーバー海峡を渡る

イギリスからフランスへ車で行くとすればいくつかのルートが選べる。ドーバー(Dover)からはいくつかのフェリー会社とご存知Channel Tunnelを利用する鉄道も選択肢である。

フェリーの場合はフランス側の港を2箇所選択できる。それは、カレー(Calais)かブーローニュ(Boulogne-sur-Mer)で、南の方面を目指す場合はより南にあるブーローニュが便利である。時間的に最も早いのは鉄道(車で専用車両に乗り込む)利用だろう。これはイギリス側は、フォークストン(Folkestone)というところが乗り場で、フランス側はカレーの近くの高速道路付近で下ろされる。鉄道で移動する時間は約30分で、ずっと車に乗っていてよいので道路を走るのと大して違わない。乗るときも降りるときも高速道路と直結だから非常に便利ではあるが、料金はこれが一番高い。
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我々は今回最初にノルマンディ地方に行くのでイギリスの南海岸にある港のPortsmouthやNewheavenからノルマンディのル・アーブル(Le Havre)や、昔カトリーヌ・ドヌーブの映画で有名になったシェルブール(Cherbourg)に行くルートも考えたが、シーズンオフでかなり不便であることがわかったので、比較的新しいサービスであるドーバーとブーローニュ間の高速フェリーを利用することにした。所要時間は約50分。ネット上で予約してConfirm Pageをプリントするとそれが切符になる。チェックインも係員が粗末な小屋に一人いるだけ。徹底的にコストを削減して低料金を実現しているらしい。
上の写真はイギリス側の港ドーバー。桟橋が多く、かなり大きな施設になっているが標識がしっかりしているので目的のフェリーまで迷うことは無い。

フェリーは想像したよりも大きな立派な船でそれが時速50kmぐらいで突っ走り揺れも小さかったがこれは天候にもよるだろう。シーズンオフのせいであろう利用者の数はそれほど多くない。さっさと予約者が乗船したので定刻よりも10分ぐらい早く出発した。
海峡のちょうど真ん中ぐらいで携帯電話を見ていたらイギリスのオペレーターからフランスのそれに切り替わり、歓迎メッセージが入る。
次の写真はこのフェリーで、背景はブーローニュである。
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朝11時ごろ出発で、時差の関係で現地到着は午後1時ごろ。ちょうど昼飯時だ。船を下りて誘導路に沿って行ったらすぐブーローニュの町に出る。ここは、今まで高速道路で通過したときに教会の高い尖塔が見える印象があったことを憶えているが町の中に入るのはこれが初めてである。その教会がたぶん見所のひとつだろう(下の写真)。
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適当に運転しているとすぐ賑やかな通りに入った。ふと見ると道路脇に駐車スペースがいくつか空いていたのですぐに駐車した。ラッキーだった。その後何台も地元の車が空きスペースを探してうろうろしていたから。フランスのパーキングメータはうれしいことに昼飯時の2時間は駐車料が無料になる。早速レストランを探してうろうろしたが最寄の定食屋が一番ましそうだったのでそこに入る。路上に黒板が出ていて、本日の定食7ユーロと書いてある。約5ポンドだからイギリスに比べて安い。英語をしゃべらない愛想のいいおじさんが席に案内してくれる。小さな店だ。我々以外はみんな地元の人たちで、オヤジや給仕と気さくにおしゃべりしている。料理は子牛肉の煮込みだった。そして、一口食べただけで、ああ、フランスに来た!と思った。それほどおいしかったのだ。量もタップリで、これが7ユーロねぇ。感激!

この町も散策したいところだが、今日の宿泊地ル・アーブルまで250kmもある上、もう2時半なので昼食後はすぐに出発。料理学校へ直接行くプランでは遅刻する可能性があるので前日に学校の近くの港町に泊まることにしたのだ。そこまで内陸の高速道路で行くか海沿いの一般道路を走るかの選択肢があったが、フランスの高速道路はイギリスと違って有料で、それも結構高いことと海を見ながら走りたいということで海沿いを走った。しかし実際は道路はそれほど海沿いを走っているわけではなく、単なる平野部を走っているだけで海などほとんど見えない退屈極まりない道路であった。Dieppe、Fecampといった港町を通過しながらル・アーブルには8時ごろ到着し、予約済みのホテルにチェックイン。(続く)
by dognorah | 2005-02-26 04:12 | 旅行
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