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パイジエロのオペラ「ニーナ、または恋狂いの娘」DVD

イタリアのオペラ作曲家Giovanni Paisiello(1740-1816)の「Nina, o sia La pazza per amore」というオペラです。
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あらすじ
ニーナにはリンドロという恋人がいたが、父親の伯爵が金持ちの貴族と結婚させようとしたために、その男たちが決闘する羽目になり、リンドロは重傷を負う。リンドロが死んだと思ったニーナはショックで記憶を喪失し、家族を含め周りの人間を識別できなくなる。そこへ傷が癒えたリンドロが戻り、今は後悔している父親共々彼女の記憶を呼び戻す努力をし、最終的にそれがうまくいって二人はめでたく結ばれる。

キャスト
ニーナ:Cecilia Bartoli
リンドロ:Jonas Kaufmann
スザンナ:Juliette Galstian
伯爵:László Polgár
指揮:Adam Fischer
管弦楽:Opera House Zurich
演出:Cesare Lievi

パイジエロのオペラ「ニーナ、または恋狂いの娘」DVD_c0057725_1435692.jpg初期のモーツアルトを思わせる古風な音楽にあまり場面展開のない舞台で単純な物語が進行するが、なんと言ってもバルトリとカウフマン(右の写真)の歌が聴きものである。
バルトリは、期待通りの歌唱で、ルチアを思わせるような狂乱の場もあって結構ダイナミックなう歌いっぷりである。
カウフマンは以前ロイヤルオペラの演目「La Rondine」でRuggero Lastouc役を聴いて以来注目してきたテノールであるが、この人も思った通りの甘いよく伸びる声で満足。
スザンナや伯爵も十分なうまさ。アダム・フィッシャーの指揮も軽やかな音楽をそつなくまとめている。
by dognorah | 2005-08-13 01:45 | DVD | Comments(3)
Commented by hummel_hummel at 2005-08-13 08:34
知らないオペラです…。でもチューリヒらしい演目でしょうか。
バルトリのニーナ役、とても魅力的なようですね。Galstian以外の三人は、別演目ですが、たまたまチューリヒで聴きいたことがあります。皆レヴェル高い歌手ですよね。
アダム・フィッシャーの指揮は近々また接することが出来そうなのですが、期待して良さそうですね。
Cesare Lievi演出のヘンデル「ジュリオ・チェザーレ」でとても楽しめたことがあります。この演出はいかがでしたか?
Commented by dognorah at 2005-08-14 04:15
フンメルさん、私も初めてこれを手にしたときは題名の意味さえわからず、「は?」という感じでしたが、出演者に惹かれて観ました。
演出は特に問題となる点も感心するところもなかったです。舞台は、中央付近に低い踏み台と思しき広めの板が置いてあり、歌手がそこで座ったり寝転がったりするのですが、意味がよくわかりませんでした。
Commented by マキ at 2007-01-26 17:29
初めまして。オペラファンの一人です♪
書いておられるバルトリ主演版、ちょうど拝見しました。
主役の二人が気持ちいいですよね~。

以前はフローレス主演版を観たのですが、演出等は忘れてしまっています。r(^_^;) また再鑑賞をしなければ。
http://homepage3.nifty.com/Maki-Organ/opera-18c.htm#paisiello
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