デイミアン・ハースト展

2012年4月から9月9日までテート・モダンにて。

Damian Hirst at Tate Modern

上記美術展が開催されているので見てきました。最近20年間の作品の中から選んで展示しているとのこと。彼の名を一躍有名にした牛や羊などのホルマリン漬けは多数展示されています。その他、鮫、魚、鳥なども。
牛の生首にたかるハエの群れは生きたまま展示。ハエの死骸を多数集めて黒い絵の具で塗り固めて直径数メートルの円盤状にした「黒い太陽」も気持ちが悪い。
極彩色の蝶々の羽を熱帯地方から何十万か何百万枚か集めてそれを元にパターンを創作してパネル状にしたものなど彼のものすごいエネルギーを感じると共に偏執狂的一面も強く感じます。ガラス戸棚に多数の薬品類を並べたものとかタバコの吸い殻を同様に並べたものとか、とにかく多数のものを集めて何かを表現しようとする点も偏執狂だなと思わせます。

このブログで一度彼の作品について書いたことがありますが、その作品と類字のものは1点あり(The Anatomy of an Angel)、私は彼の作品の中ではこの手のものが理解可能なんだと思い知りました。
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この作品は素材もイタリアのカラーラから入手した非常に美しい大理石であることも好ましい。写真はmetalonmetalblog より拝借しました。

動物や虫を使ったものは例えば蝶々の羽で構成したパネルは美しいし芸術的とは思いますがホルマリン漬けなどは未だに理解できません。また、蝶々でも特殊環境の部屋でさなぎと成虫の生態を生きたまま展示しているものなどユニークさは理解できるもののArtとしては受け入れることは出来ませんでした。この部屋は実際に飛んでいる蝶々を間近で見ることができるので人気があり、鑑賞者の人数を制限しているので見るときは行列しなければなりません。この展示を維持するためには生きた蝶々やさなぎを定期的に補充しなければならないでしょう。

この展覧会、彼の創作意欲やエネルギーを感じるために一見の価値はあると思います。
なお、私は写真を全く撮りませんでしたが、このサイトには多くの写真が掲載されています。
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by dognorah | 2012-05-11 20:34 | 美術
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