バーデン・バーデンにて

旅行日:2009年7月26-28日
ドイツの有名な温泉町を初めて訪問しました。

まず、交通に関する情報。
26日(日)はロンドン・スタンステッド空港を17時25分に発って現地に20時頃到着。そのライアン・エアーの到着に合わせたかのように20時15分発のバーデン・バーデンおよびカールスルーエ行きのバスがあります。
バーデン・バーデンまで所要30分ぐらいで到着。空港のインフォメーションで訊いたらそのバスをバーデン・バーデン列車駅で降りてそこからタクシーでホテルへ行けとのことなのでそうしましたが、後で知ったら何のことはないバスがホテル前(Festspielhaus駅)に停車するのでした。タクシー代を損してしまった。酷いインフォメーションだ。プンプン。なお、バス代は2.6ユーロでした。距離の割には安い。28日の帰りはちゃんとホテル前から乗りましたが頻度は少なく、1時間に一本です。ホテル前からの最終便は19時51分発。これは最終便のせいで、各駅停車するので所要時間は45分ぐらい。
ロンドン行きは22時発でスタンステッド到着が時差の関係で22時25分。実際は少し遅れて22時40分頃到着。

ホテル
市内のどこに泊まっても全ての見所は徒歩で訪問できます。私はオペラが主目的だったのでオペラ劇場(Festspielhaus)の道路を挟んだ向かいにあるBayerischer Hofという三つ星ホテルに宿泊。メイン道路に面しているので、裏側の部屋だったにも拘わらずちょっと騒音が気になるが部屋は清潔で広さも十分で快適。ドライヤーもティッシュペーパーも備え付けてあります。夜中には交通もピタッと止まりました。朝食付きで一泊9200円でした。静かさが絶対だったら中心部の歩行者天国付近のホテルが良いでしょう。
なお、このホテルに付属のレストランはイタリアンですが大変おいしい。値段は手頃なのでオペラがある夕方とオペラ終了後は大勢の客で賑わいます。私は到着した日曜の9時頃ランプステーキとワインをカラフで500cc頼みましたがとても満足しました。ステーキは肉質も焼き具合もよろしく、付け合わせのペンネのアルデンテ振りには感動しました。翌日もオペラの前後に食べましたがお薦めできるレストランであることを確認しました。帰国日はさすがに他のレストランも試してみたくて、はずれ承知でドイツレストランに行きましたがやはりいまいちの味でがっかり。

温泉体験(1):Friedrichsbad
由緒ありそうな年代物の建物で、各部屋とも味がある。
入場料は3時間21ユーロ。水着なしで入るのが基本。タオルとサンダルが用意されているので完全手ぶらで行って大丈夫。男性用と女性用に別れている。最初から最後まで係員が常時気を使ってくれる。服を脱いでロッカーに入れ入場時に渡された腕時計式のICタグでロックする。このICタグは時間も管理してくれる。時間が超過すれば追加料金を支払えばOK。
その後の部屋は全部で17カ所あり、シャワーに始まって各種サウナ、各種温度管理された浴槽などを経て最後は28℃の大きな円形プールがあり、ここで初めて男女が裸で対面する形式。ここの温泉の入場者数はあまり多くなく、私が行ったときも大プールには男女それぞれ数名ずつだった。それはともかく海外で混浴は初体験でした。各部屋とも医者のアドバイスで何分入浴がお薦めか書いてあって砂時計も備えられています。熱いサウナの場合はなかなかその時間いられなくて短めに飛び出しましたが、全てゆっくり過ごしても時間をオーヴァーすることはありません。最後のシャワーの後は係員が待機していてシーツのように大きい暖かいタオルを体に巻き付けてくれます。更にリラックスルームもあって、中にはいるとベッドに誘導され、タオルを体に巻き付けた後毛布も巻き付けてくれて一眠りも可能です。その後はローションを塗ったり、頭髪を整えたりして更衣室へ行くことになります。最後に体重を量ってみたらいつもより3-4kg少なくなっていて、それだけ汗を流したんだなぁとびっくり。

温泉体験(2):Caracalla Therme
ここは近代建築でガラスを使ったモダンなところ。プールのように大きい浴槽がいくつもあるし、それぞれ工夫を凝らした小さめの浴槽もいくつかあって家族連れで大賑わいです。入場料が3時間で14ユーロと安めなのも人気の原因でしょう。ただしここはタオルもサンダルも自前のものを用意してくるのが基本です。タオルのない人には貸しタオルがあって5ユーロ(デポジット10ユーロ)でした。水着に関しては、1階の一般浴場は必須ですが、2階のローマ風呂では完全混浴ながら全裸が基本です。ここだけに興味がある人はロッカーでタオルを腰に巻いていけば良いので水着は不要です。でも、1階の大浴場なども面白いので水着はあった方が良いでしょう。私は何でも見てやろうの精神で1階も2階も隅々まで全て体験してきました。ローマ風呂はほとんどがサウナで、実に様々な部屋が10種類ぐらいあります。大部分は座る場所は木で出来ていて、湿度は20%ぐらい。ここは持参のタオルを敷いてからその上に座ったり寝ころんだりしなければならない決まりになっています。1室だけ例外があって、そこは石の上に座る湿度100%の部屋なので、タオルなしで入室します。お湯をホースで流す設備があちこちにあるので、自分の座りたい場所を洗い流してから座ります。部屋は6畳程度の大きさですが、この部屋は女性に人気があるらしく、私が座っている間にも次々と女性が入ってきて一時は私一人に対して女性5人というときもあって大いに目の保養になりました(^^)
他の部屋は温度が48℃から92℃までいろいろあり、ハーヴオイルの蒸気を発散させたところもあります。また屋外の林の中にログハウスを設置した雰囲気のあるものもありました。お湯を張ってジェット水流が備わっている浴槽もあって直径3mぐらいの大きさです。カップルで来る客も沢山います。ドイツ人は皆裸は平気なのかと思ったら、中には恥ずかしがって出来るだけタオルで体を隠そうとする女性もいましたね。きっと相手の男性から行こうと言われて渋々ついてきたのでしょう。でも堂々と全裸で歩き回っている女性もいて人様々です。風呂ではなく、瞑想室もあります。ブルーの光で満たされていてベッドの枕あたりからサイケな音楽が流れているもので、皆さんそこに仰向けで寝ています。また暖かさが欲しい人のために、デッキチェアの真上にいくつもの赤外線ランプを点灯させた設備もあり、そこもみんな仰向けに寝ていました。更に屋外のテラスもあってデッキチェアの上で日光浴も出来るようになっています。私は日に焼くつもりはなかったので、赤外線だけ試しましたが、素っ裸で寝ていても寒くないのでリラックスできます。
1階と2階で遊び回っているとすぐに3時間は経過してしまいます。とても面白い体験でした。

街の印象
貧しさとか汚さを全く見せない綺麗な街です。周りを山に囲まれているので緑も豊富で、様々なデザインの噴水もあちこちにあります。街の真ん中を水路が通っていて、その両側が遊歩道になっており、散歩には最適です。川でなく水路といったのは川底も石畳にして完全に管理されたものだからです。自然の川だったらどんなにか素敵なことか。主な見所の建物はほとんどこの水路の両側にあります。美術館、劇場、カジノ、教会、ロシア教会、ルーマニア教会等々。
美術館はFrieder Burdaという名前ですが、丁度「青騎士」展が開催中で常設展示はありませんでした。「青騎士」は昨年ミュンヘンでさんざん見たのであまり気が進まなかったのですが、時間があったので入ってみたところ、やはりカンディンスキーの1909年以前の作品には改めて感動しました。レーンバッハ美術館のカンディンスキーは大部分パリのポンピドゥに行っているはずですが、残りはこちらに貸し出されたみたいです。パリにもカンディンスキーを見に行く予定なので丁度よかったともいえます。また今回はAugust Mackeの作品の魅力も発見できたのが収穫です。
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by dognorah | 2009-08-02 10:16 | 観光
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