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モーツァルトのオペラ「偽の女庭師」コンサート形式

2011年6月24日、バービカンホールにて。

Mozart: La Finta Giardiniera
Academy of Ancient music
Richard Egarr conductor
Rosemary Joshua Sandrina
Elizabeth Watts Serpetta
Klara Ek Arminda
Daniela Lehner Ramiro
James Gilchrist Il Contino Belfiore
Andrew Kennedy Podesta
Andrew Foster-Williams Nardo

このオペラは2006年にROHで見て以来5年ぶりです。そのときも若いモーツァルトの音楽に大変感激しましたが、今回も歌といい管弦楽といいすばらしい音楽であることを再認識しました。このオーケストラがすばらしいことは今年1月にウイグモアホールで聴いたときに感じましたが、今日も惚れ惚れするような音でモーツァルトの響きを余すところ無く伝えてくれた印象です。指揮のリチャード・エガーを改めて見直しました。もっともっとバロックオペラを演奏して欲しいです。
歌手たちも皆さんとてもすばらい歌唱でした。3人のソプラノはそれぞれ個性があって楽しめましたが、特にローズマリー・ジョシュアの純粋な響きにはうっとりしました。衣装のデザインはいいのですが生地の絵柄はちょっといただけません。蝶のように見えますがよく見ると蛾ですね。スエーデン人ソプラノ、クララ・エクは力強い響きだし、イギリス人のエリザベス・ワッツも美しい声でした。ズボン役のダニエラ・レーナーは声もいいけれど歌が滅法上手く、大いに感心しました。男声陣はすべてイギリス人で、特に二人のテノール、ジェイムズ・ジルクリストとアンドリュー・ケネディは普段よく聴く馴染みの人たちですが、全く不満のない歌唱でした。バスバリトンのアンドリュー・フォスター=ウイリアムズも魅力的な声の持ち主です。
このコンサートはマイナーなオペラである上に非常に有名な歌手が出ていないせいか切符の売れ行きが悪く、私も元々行く気がなかったのですが主催者から2割引のオファーがあったので行ったのでした。行って大正解、心底楽しめました。

左から、Klara Ek、Daniela Lehner、Rosemary Joshua & Elizabeth Watts
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左から、Andrew Kennedy、Andrew Foster-Williams & James Gilchrist
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Rosemary Joshua
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Elizabeth Watts
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Klara Ek
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Daniela Lehner
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Richard Egarr
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by dognorah | 2011-06-27 07:58 | オペラ

ブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」

2011年6月21日、ROHにて。

Peter Grimes: Opera in a prologue and three Acts
Composer: Benjamin Britten
Libretto: Montagu Slater after George Crabbes's Poem ' The Borough'

Original Director: Willy Decker
Revival Director: François de Carpentries
Conductor: Andrew Davis
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

Peter Grimes: Ben Heppner
Ellen Orford: Amanda Roocroft
Captain Balstrode: Jonathan Summers
Swallow: Matthew Best
Mrs Sedley: Jane Henschel
Auntie: Catherine Wyn-Rogers
Ned Keene: Roderick Williams
Hobson: Stephen Richardson
Rector: Martyn Hill
Bob Boles: Alan Oke
First Niece: Rebecca Bottone
Second Niece: Anna Devin
Dr Crabbe: Walter Hall

初めて見るオペラですが、ブリテンらしく暗い雰囲気のものです。地方の漁村の息詰まるような空気に加えて弱者を救うどころか大衆を煽ってそれを助長するような教会などやりきれない社会が余すところ無く描かれているのは演出のなす技かも知れませんがブリテンもそれを表現したかったと思われます。音楽はとても美しくかつ冷徹な表情が印象的で、アンドリュー・デイヴィスの指揮はまさにこのオペラの音楽を描出していました。管弦楽の音も冴えてさすがに彼の棒は凄いものがあります。ストーリー的にはちょっと登場人物が多すぎて誰が誰だかわからない面があり、もう少しすっきり出来なかったのかな、という印象を受けました。
歌手では、ベン・ヘプナーが今日はかなりまともな歌唱で、雑なところもあるもののさすがと思わせるいい声も時たま聴けました。過去、「トゥーランドット」で聴き「トリスタンとイゾルデ」では見ただけですが今回が一番まともでした。
エレン・オーフォード役のアマンダ・ルークロフトはかなりいい声がよく出ていて不満はありません。他の歌手も概ねよい歌唱で、全体的には結構レヴェルの高いものでした。
演出は鋭い視点で先に言ったようなブリテンの意図をよく伝えているものです。舞台は白黒の簡素なもので唯一第3幕の仮面舞踏会の場で着飾った人々によって色彩が使われているだけですが、演出の意図からすれば全く妥当なものでしょう。オリジナルの舞台はブリュッセルのモネ劇場のものということです。METのジョン・ドイル演出のDVDを持っていますが、今回の演出に比べると生ぬるさを感じます。

Ben Heppner
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Amanda Roocroft、左後ろはJane Henschel
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With the conductor Andrew Davis
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by dognorah | 2011-06-23 07:38 | オペラ

ドニゼッティのオペラ「ドン・パスクアーレ」

2011年6月18日、Opera Holland Parkにて。

Donizetti: Don Pasquale

Conductor Richard Bonynge
Director Stephen Barlow
Designer Colin Richmond
Lighting Designer Mark Jonathan

Don Pasquale Donald Maxwell
Dr Malatesta Richard Burkhard
Ernesto Colin Lee
Norina Majella Cullagh
A Notary Simon Wilding
City of London Sinfonia

今年もホランドパークオペラの季節がやってきました。イギリスの6月というのは雨が降ったり寒くなることが多いのですが今年も例外ではなく雨模様で、出入り口(常に大きく開いています)近くの席に座って大変寒い思いをしました。オーケストラメンバーは皆さんアノラックのようなものを着て対策していましたね。
このオペラは昨年9月にROHで見て以来ですが、今日もそのときと同様大変楽しめました。エルネスト役のテノール、コリン・リーは期待通りのすばらしさでした。このクラスの歌手がホランドパークオペラに出演するのは珍しいことです。柔らかく艶のある美声が満開です。ノリーナ役のソプラノ、マジェラ・カラハは2年前にここで見た「ロベルト・デヴリュー」のエリザベッタ役にも出ていた人ですが、そのときほどじゃないにしても十分美しい歌唱でした。タイトルロールを歌ったバリトン、ドナルド・マックスウエルはROHの舞台で何度も脇役に出演したのを聴いていますが、満足すべき歌唱と演技です。ドクター・マラテスタ役のバリトン、リチャード・バークハードも実にいい声をしていますし、演技も上手いです。かなり気に入りました。ドン・パスクアーレと肩を組みながら踊って歌うシーンは大変楽しめましたが、このシーンはイギリスでポピュラーなBBCのTV番組Eric and Ernieから取ってきて観客を笑わせたのだろうと同行した友人が言っていました。
指揮のボニングを見るのは2年ぶりですが、そのときより格段に年を取ったなぁという印象を顔から受けましたが、昨年奥さんを亡くされたことが影響しているのかも知れません。でも指揮振りは相変わらずすばらしく、音楽は大変楽しめました。コーラスのことはどこにも記載されていませんが、いつも通りすばらしい歌であり演技でした。
演出は、現代イギリスの海のそばの町に設定した読替で、ドン・パスクアーレの家は砂浜そばで営業するフィッシュ・アンド・チップスの店です。外見はみすぼらしい店ですが、ノリーナが嫁入りすると彼女は近代的な店に改装するなどしてお金を使います。この辺り、何となく最近訪問したケント州のMargateを彷彿とさせる雰囲気です。新築成った店の構えがあそこにあるターナー美術館そっくりなのです。エルネストからの手紙も携帯に入ったテキストだったり、スポーツカーのフェラーリを買う話など台詞も一部現代化しています。笑いどころもたくさん取り入れていますし、全体としては大変よくできていると思いました。

Richard Burkhard, Majella Cullagh, Donald Maxwell & Colin Lee
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Colin Lee
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Majella Cullagh
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Richard Bonynge
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by dognorah | 2011-06-21 01:34 | オペラ

ハイティンク+マリア・ジョアン・ピレシュ+LSO

2011年6月14日、バービカンホールにて。

Mozart Piano Concerto No 27, K595
Bruckner Symphony No 4 'Romantic'

Bernard Haitink conductor
Maria João Pires piano
London Symphony Orchestra

ペライアがシューマンの協奏曲を弾く予定だったのがindisposedということで降りてしまったので代わりにピレシュがモーツァルトの27番を弾いたのです。傾向は違うもののどちらもいいピアニストなので私にはどちらでもよかったのですが。
でも、このピレシュの弾くモーツァルトは極上の演奏で大変楽しめました。
小編成にしたオケによる序奏も非常に美しく、久しぶりに聴いたLSOの音はやはりいいなと思いました。ピレシュは遅めのテンポで決して強打しない丁寧な演奏ですが、まるで美の空間を紡ぎ出すような雰囲気が伝わってきて、ぴったりとそれに合わせた管弦楽と相俟って直接心に訴えかける響きです。モーツァルトのこの曲というのは本当に美しいものだなぁと感嘆しきり。カデンツァも溜息が出るくらい繊細な表現でした。第2楽章も更に美しく、もっともっとこの状態が続いて欲しいと思わせる安らかな雰囲気です。切れ目無く突入した第3楽章はほんの少しテンポは上がったものの基本的には前楽章までの弾き方を踏襲、相変わらず美しい音響空間でホールを満たしてくれます。この楽章のカデンツァは更に磨きがかかったような輝き方でした。すばらしい!
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ブルックナーの交響曲の中では第4番は第8番に次いで好きな曲です。第1楽章冒頭と最後で重要な役割を果たすホルンが好調でした。金管群は重厚で途中ややアンサンブルの乱れがあったもののスケールの大きい演奏です。第2楽章はここでも好調な弦が殊の外美しく後半では咆吼する金管も朗々と鳴って壮麗です。美しさと共にブルックナーの緩徐楽章によく見られるある種の気だるさも強く感じられ、味があります。第3楽章は弦に加えて木管も快調で重厚な響きに乗ってリズム感溢れる演奏が繰り広げられ思わず体を揺すりたくなるような快活さ。第4楽章は第1楽章で使われたホルンの響きが再現されますが何となくほっとするような感じを受けて好きです。ハイティンクは堂々とした構築で金管と弦を仕切り壮大に盛り上げてくれました。
ハイティンクを聴くのは久しぶりですが彼らしい構成のしっかりした演奏でまだまだ元気な姿に接して安心しました。オケの配置は両曲とも対抗配置でしたが、特にブルックナーでは効果的だったような気がします。
なお、本日使われた版は1877/8のノヴァーク第2版で終楽章のみ1880年版だそうです。
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by dognorah | 2011-06-16 03:03 | コンサート

モーツァルトのオペラ「イドメネオ」コンサート形式

2011年6月11日、バービカンホールにて。

Mozart: Idomeneo
Combined with Munich (1781) and Vienna (1786) versions.

Balthasar Neumann Ensemble
Thomas Hengelbrock: conductor
Steve Davislim: Idomeneo
Tamar Iveri: Elettra
Camilla Tilling: Ilia
Christina Daletska: Idamante
Virgil hartinger: Arbace
Dominik Wortig: High priest
Marek Rzepka: A Voice

このオペラを聴くのは4回目です。最初はコンサート形式で聴き、次いでパリブリュッセルで舞台を見ました。
今日は序曲が始まるとまず管弦楽がすばらしいのに感嘆しました。古楽器演奏では以前フライブルク・バロック管に大いに感心したことがありますが、ドイツ系はやはりひと味違うなぁと思います。ただ、フォルテピアノは指揮者より後ろに置いていましたがそれでも聴衆にとって音量が小さすぎると思ったのか、スピーカーを使っていたのがちょっと違和感がありました。スピーカーは楽器の下に置いてありました。ヘンゲルブロックの指揮はこれぞモーツァルト、これぞオペラと思わせるすばらしいものでこのオペラの演奏では過去最高のものです。この人は昨年9月に「Niobe」というレアーオペラをROHで振りましたので古楽器オーケストラでバロック音楽を振る人かという印象でしたが、バイオを見ると現代音楽までカヴァーしているレパートリーの広い人ですね。今年の夏はバイロイトデビューでタンホイザーを振るそうです。
歌手はといえば、高いレヴェルで揃っているという点でやはり過去最高というべきでしょう。全員暗譜で歌っていました。
題名役のスティーヴ・ダヴィスリムはオーストラリア人テノールで最初はホルン奏者だったそうです。太めの声で声量もあり、迫力満点、歌も上手いし演技もなかなかの様。
イリア役のカミーラ・ティリングは何度もROHで見ている人ですが、久しぶりに聴いて相変わらずの健在振りを確認し、改めていい声だと認識しました。今日は完璧です。
エレットラ役のタマル・イヴェリは昨年2月に同役をパリの舞台で聴いて感心した人ですが、今日もほぼ同様の出来でやはり私の好きな声だなぁと思いました。今日は実はアンナ・カテリーナ・アントナッチの代役でした。
イダマンテ役のクリスティーナ・ダレツカは主要役の中ではちょっと弱いかなという印象を受けました。声はきれいですが細めで深みがありません。美しい人です。
脇役男声陣も全く問題なしです。第2幕のアルバーチェのアリアはやはりカットされていました。

ということで音楽的には最高の「イドメネオ」でした。

Steve Davislim as Idomeneo & Camilla Tilling as Ilia
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Tamar Iveri as Elettra
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Thomas Hengelbrock & Christina Daletska as Idamante
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by dognorah | 2011-06-13 01:59 | オペラ

植田リサさんヴァイオリンリサイタル

2011年6月7日、Duke's Hall in RAMにて。

Tomiko Kohjiba - "Rublyov's Door" for Solo Violin
Niccolò Paganini - "Canatbile", Op.17
Leoš Janáček - Sonata for Violin and Piano
Pablo de Sarasate - Zigeunerweisen, Op.20

このリサイタルは植田さんのマスターコース卒業試験です。約4年前にタルコフスキーの映画上演の時に、その映画に啓発されて作曲されたヴァイオリンソロ曲"Rublyov's Door"がUK初演された記事を書いたことがありますが、今日のリサイタルの一曲目はその作品で、初演と同じヴァイオリニストによる再演です。なお曲名についてはロシア語の英語表記なのでスペルにはVariationがあります。
あのときは映画上演の前でいまいち映画の中身との関連性についてはわからなかったのですが、すでに映画を見てしまった後では曲を聴くにつれて映画の中身が彷彿としてきました。作曲家は本当にこの映画からインスピレーションを得たんだなと理解できました。植田さんはすっかりこの曲をレパートリーにしてしまったのでしょう、実にすばらしい表現でした。
他のプログラムもしっかり楽しむことが出来ましたが、特に3曲目のヤナーチェクの作品は私の好きなタイプの曲想に満ちあふれていてわくわくしながら聴きました。
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by dognorah | 2011-06-09 21:30 | コンサート

プッチーニのオペラ「マノン・レスコー」コンサート形式

2011年6月5日、QEHにて。

Giacomo Puccini: Manon Lescaut - opera in 4 acts
(concert performance in Italian with English surtitles)

Chelsea Opera Group Orchestra
Gianluca Marcianò conductor
Claire Rutter Manon Lescaut
Francesco Anile Des Grieux
Jacques Imbrailo Lescaut
Jeremy White Geronte
Deborah Miles-Johnson A Singer
Andrew Mackenzie-Wicks Dancing Master
Andrew Bain Edmondo
James Oldfield Innkeeper
Chelsea Opera Group Chorus

このオペラの舞台は昨年ヴィーンで見たばかりだし、主役陣は知らない歌手ばっかりだったのであまり期待しないで聴きに行きましたが、いやー、何とすばらしいコンサートだったことでしょうか。
タイトルロールのクレア・ラターはGSMD卒業のイギリス人ソプラノで、ENOでは何回か主役を歌っている人です。細すぎず太すぎずの中庸の声が美しくて声量もあるし見事な歌唱に感嘆しました。
デ・グリューを歌ったフランチェスコ・アニーレも初めて聴くイタリア人テノールですが、舞台に出てきたときは「この役にこのおっさん?」なんて思ってしまいました。しかし歌を聴いてびっくりしました。ちょっと太めの声ですが十分美しく大きな声量の持ち主で、迫力ある歌唱が感動的です。特に第3幕のロマンツァ”Pazzo son! ”は凄くて、こういう歌唱をされたら船長も彼の乗船を許すのは納得と思われるものです。1962年生まれなので今年59歳ですね。弱音部で声が汚れることがままありますがこれだけの歌唱に対しては小さな疵です。出演者の中ではただ一人すべて暗譜で歌っていました。
レスコー役のジャック・インブライロはROHの若手育成プログラム出身のバリトンで、ROHでは端役しか聴いたことがありませんが、こうしてまともな役を歌わせるとなかなかたいした歌唱でこれも感心しました。
ジェロンテ役のジェレミー・ホワイトもROHの端役専門バスですが何の不足もない歌唱でした。
第1幕の初っ端に歌うエドモンド役のアンドリュー・ベインは素敵な声で感心しましたが、この人はロンドンで働く現役の歯医者で、趣味が高じて歌手としても活躍している人だとのこと。面白い人材ですが、これだけの歌唱が出来るというのはかなり才能に恵まれた人だと思いました。ソニーBMGと100万ポンドで契約して話題にもなったそうです。
他の歌手たちやコーラスも水準の高い歌唱で文句なし。
イタリア人指揮者ジアンルーカ・マルチアーノも初めて見る人ですが、すばらしい音楽を演奏してくれる人で、歌手と一体となったプッチーニの音楽の醍醐味を十二分に聴かせてくれました。ブラヴォーです。

Claire Rutter
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Francesco Anile
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Gianluca Marcianò
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Andrew Bain
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Jacques Imbrailo, Francesco Anile & Claire Rutter
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by dognorah | 2011-06-06 22:08 | オペラ

トスカ、ドレスリハーサル

2011年6月3日、ROHにて。

Tosca: Melodramma in three acts (General Rehearsal on 3 June 2011)
Music: Giacomo Puccini

Conductor: Antonio Pappano
Director: Jonathan Kent
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

Floria Tosca: Martina Serafin
Mario Cavaradossi: Marcello Giordani
Baron Scarpia: Juha Uusitalo

タイトルロールを歌ったマルティナ・セラフィンは以前ここで歌ったことがあるらしいけれど私は初めて聴く人です。第1幕はあまりいい歌唱とは思いませんでしたが、第2幕以降は調子が出てきたようでまあまあ楽しめる声でした。第2幕の「歌に生き、愛に生き」はかなりよかったと思います。顔はそこそこきれいだけど体型的にはかなり下半身デブですね。
カヴァラドッシ役のマルチェロ・ジョルダーニは以前ミリチョーと共演して同役で聴いたときは結構よかったという印象がありましたが、、今日は手を抜いたのかあまりいいとは思いませんでした。声が魅力的じゃなかった。
スカルピアを歌ったユハ・ウーシタロは以前コンサート形式のドン・ピツァロ役で聴いたことがありますが実舞台で聴くのは今回が初めてです。スカルピアとしてなかなかかっこいい舞台姿で、歌唱も魅力的です。
この舞台の本番ではゲオルギュー、カウフマン、ターフェルのコンビでやる日があってそれを見る予定ですので、今日の歌手たちを聴くのは今回限りです。

最近のパッパーノは本当に好調で、今日の演奏も今まで以上にトスカという音楽の魅力を感じることが出来、大変満足しました。

Martina Serafin
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Marcello Giordani & Martina Serafin
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Juha Uusitalo
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by dognorah | 2011-06-05 01:28 | オペラ