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ドヴォルザークのオペラ「ルサルカ」公演

2009年8月24日、グラインドボーンにて。

天井から下がってくる妖精達と舞台(カーテンコールにて)
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Rusalka: Opera in three acts
Music: Antonín Dvořák
Libretto: Jaroslav Kvapil after Forque’s “Undine”

水の妖精ルサルカが狩りのために湖にやってきた王子に恋をし、魔女に頼んで人間にして貰うが王子に裏切られて悲劇的結末となるお伽話。

Conductor: Jirí Belohlávek
Director: Melly Still
London Philharmonic Orchestra
The Glyndebourne Chorus

Cast includes
Rusalka: Ana María Martínez
Prince: Brandon Jovanovich
Foreign Princess: Tatiana Pavlovskaya
Vodnik: Mischa Schelomianski
Ježibaba: Larissa Diadkova
1st Nymph: Natasha Jouhl
2nd Nymph: Barbara Senator
3rd Nymph: Élodie Méchain
Kitchen Boy: Diana Axentii
Gamekeeper: Alasdair Elliott

グラインドボーンでオペラを見るのは3回目ですが、前回は6年前の「フィガロの結婚」だったので今回は久し振りです。他にも行きたい演目があったのに切符が取れたのはこれだけでした。メーリングリストに登録するだけでは入手困難な最近の状況らしい。こじんまり(座席数1200)としながらも座席スペースはゆったりで舞台は見やすいし音響はすばらしいところで質の高い公演を見られるということで人気が高いのでしょう。
家から車でほとんど渋滞のない道ながら1時間半かかりました。Wimbledon - A3 – A243 – M25 – M23 – A23 – A27 – Glyndebourneというコース。
午後4時50分開演と書いてあるので不測の事態に備えてかなり早めに出発したため、現地では時間がたっぷり。好天に恵まれて他の方々はピクニックを楽しんでいたが私はぶらぶら散歩するだけ。おまけにオペラ開始は5時とのことで、ますます手持ち無沙汰。正確に情報を与えて貰いたいものです。約1時間後の第1幕終了後に20分のインターヴァル、更に50分後の第2幕終了後に80分のインターヴァルがあるので終演は9時半頃。長いインターヴァルのためにおにぎりを用意しました。

さて、公演ですがこれがすばらしい。ドヴォルザークのオペラ音楽は交響曲では計り知れないような奥深さがあるし、メロディはとにかく美しい。各登場人物に付与した特有のメロディがあるので音楽が聞こえると、登場が予期できる仕組みになっています。チェコ人指揮者ビエロフラーヴェク指揮するロンドンフィルの演奏もさすがにツボを押さえたもので、舞台との一体感は完璧です。全17回の公演のうちの16回目ですから細部までこなれたものになっているのでしょう。

歌手ではタイトルロールのアナ・マリア・マルティネスは絶好調。最初から最後までまず完璧と思われる美声で第1幕の「月に寄せる歌」も含めて感動的名唱でした。3日前の公演で舞台からピットに転げ落ちて病院に担ぎ込まれるという事故があったそうですが何ともなかったようです。余談ながら彼女が落ちたのはSantiago Sabino Carvalhoというチェロ奏者の上で、彼は怪我がなかったもののチェロは壊れてしまったそうです。彼のお陰で怪我をせずに済んだということで彼女は今や彼のことをSaint Santiagoと呼んでいると彼女はコメントしています。
プリンスを歌ったブランドン・ジョヴァノヴィッチはあまり美声というわけではないものの張りのある声でこれも充分よかった。他の歌手も概ね上手で舞台を盛り上げていました。

演出ですが、ストーリーに忠実な舞台設定で分かりやすいものでオペラを楽しむことを十分配慮したものになっています。ニンフ達が湖に飛び込むシーンなど黒子を沢山使って体を支えたり、俳優を使った妖精のダンスがあったり視覚的に楽しめる舞台です。黒子達は湖の主ヴォドニクや魔女の配下としても活躍します。またニンフの姿が人魚をデフォルメしたような衣装で天井からワイヤーで吊されて降りてきたりするのも面白いです。演出の一端はグラインドボーンのサイトにアップされている映像で見ることが出来ます。アップされている期間が不明なので、いつでも見れるようにYouYubeにアップしておきました。



終了直後に挨拶するAna María MartínezとBrandon Jovanovich
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他国の王女Tatiana Pavlovskayaと魔女Larissa Diadkova
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Brandon JovanovichとJirí Belohlávek
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Ana María Martínez
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by dognorah | 2009-08-27 23:50 | オペラ

マイヤーの「フィデリオ」公演(コンサート形式)- PROM50

2009年8月22日,RAHにて。

Fidelio
Music: Ludwich van Beethoven
Libretto: Joseph von Sonnleithner & George Friedrich Treitschke

出演
Waltraud Meier: Leonore
Simon O'Neill: Florestan
Gerd Grochowski: Don Pizarro
Sir John Tomlinson: Rocco
Adriana Kučerová: Marzelline
Stephen Rügamer: Jacquino
Viktor Rud: Don Fernando

BBC Singers
Geoffrey Mitchell Choir
West-Eastern Divan Orchestra
Daniel Barenboim: conductor

コンサート形式とはいえこれがバレンボイムのロンドンオペラデビューだそうだ。ちょっと型破りの公演で、英語によるナレーションが要所要所で入る。英文はWest-Eastern Divan Orchestraの共同設立者であるエドワード・サイードが書いたもので、フィデリオの一人称で話される。そしてナレーションを担当したのはヴァルトラウト・マイヤー自身である。最初は生の声で話していたがすぐに録音したものに切り替わった。
更に、もう一つの特徴はフィデリオ序曲を演奏せず、代わりにレオノーレ序曲第3番を演奏してオペラが始まったことである。以前はフィデリオ序曲を演奏して、第2幕冒頭でレオノーレ序曲を演奏するという形式が結構あったらしいが私はオペラでもコンサート形式でも経験したことがない。序曲としてはレオノーレ第3番の方が聴き応えがあるので今日の折衷的演奏方法は歓迎である。なお、トランペットはこの序曲の時だけホール後方のどこかで鳴らしていたがオペラの中ではでは舞台裏から聞こえてきた。

演奏は歌手に人を得たこともありさすがにすばらしいものだった。第2幕冒頭のオケの深味のある表現と緊張感は思わず固唾を飲むものだった。バレンボイムはいつものように暗譜で指揮。

歌手ではトムリンソン、マイヤー、オニールの3人が迫力と歌唱の上手さで存在感が大きい。マイヤーは第1幕では(特に終盤のアリア)気高い声と歌の上手さで唸らせたが、第2幕では声に艶が無くなったり高音がかなり苦しそうな場面が多かったので好調とは言えなかったようだ。トムリンソンとオニールは絶好調と思える完璧な歌唱だ。トムリンソンの艶のある低音とニュアンス豊かな歌唱はいつもながら惚れ惚れする。第2幕冒頭でのオニールの第一声には伸びのある美しい高音と緊張感がありながら決して硬くならない歌唱には会場中がウットリしたことだろう。たった一人楽譜を見ながら歌ったアドリアナ・クチェロヴァもなかなか魅力的な歌唱で印象的だ。グロチョフスキーは今年2月のミラノでの「トリスタンとイゾルデ」と5月のROHでの「ローエングリン」で好感を持った歌手だが、今回は上の3人と比べると声量がいまいちということが分かった。他の歌手はまあそこそこ。合唱はアンサンブル的にはあまり印象的ではない。

演奏直後のWaltraud MeierとSimon O'Neill。右端はAdriana Kučerová
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次はSir John TomlinsonとWaltraud Meier
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以下の写真はBBCのTV画面から演奏中のスナップショット
Daniel Barenboim
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Waltraud Meier
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Sir John Tomlinson
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Simon O'Neill
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Adriana Kučerová
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Gerd Grochowski
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このオケはバレンボイムとサイードが共同で設立して丁度10年らしいが、恐らく困難なことはいっぱいあったであろう。よく10年間活動してきたものだ。非常に上手いというわけではないにしてもかなりの水準ではある。今後の発展を祈りたい。歌手のカーテンコールが終了した後一人で出てきたバレンボイムは今回のロンドン公演が終わったということでスピーチを一席。音楽によって和を達成するのはすばらしいことで、その逆があってはならない等と例によって中東を念頭に置いた平和への祈念を表明し、その後オケの全メンバーと握手を交わしていった。なお、まだ10代前半と思われるバレンボイムの息子が第1ヴァイオリンのポジションで演奏に参加していた。
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by dognorah | 2009-08-27 01:25 | オペラ

ヘンデルのオラトリオ「サムソン」公演(PROM47)

2009年8月20日、RAHにて。

Samson (oratorio) in three acts
Music: George Frideric Handel
Libretto: Newburgh Hamilton after Joun Milton’s “Samson Agonistes”

あらすじ
一般に知られている「サムソンとデリラ」の後半部分、サムソンは妻の裏切りで怪力の源である髪の毛を剃られたため簡単にペリシテ人に捕らえられ、目をえぐり出されて牢に入れられているところから始まる。友人のミカや父親のマノアとの会話でサムソンの厳しい心理状態が表現される。また、会いに来たダリラが過去を悔いると共に再び一緒に住もうと持ちかけるのを激しい言葉で拒絶する。次いで、ペリシテ人の大男が来て彼等の神を祝う集会で余興に力比べに出場するように言われ、一旦断るも友人達に今後のことがあるから考え直したら?と言われて出かける。暫くしてペリシテ人の集会場所方面から大きな騒ぎが伝わり、サムソンが怪力を発揮して集会が行われていた寺院を倒壊させたため、多くのペリシテ人と共に自らも死んだという知らせが届く。ミカとマノアはサムソンの遺体を引き取り、イスラエル人達と共に盛大に弔いの儀式を執り行う。

出演
Mark Padmore: Samson (tenor)
Susan Gritton: Dalila (soprano)
Iestyn Davies: Micah (counter-tenor)
Neal Davies: Manoa (bass)
Christopher Purves: Harapha (bass)
Lucy Crowe: Israelite woman / Philsitine woman / Virgin (soprano)
Ben Johnson: Israelite man / Philistine man / Messenger (tenor)

The Choir of The English Concert
The New Company
The English Concert
Harry Bicket: conductor and harpsichode

何と活き活きした美しい音楽でしょう。実質3時間10分の長さながら、ちっとも長さを感じさせないすばらしい演奏でした。最も印象的だったのは合唱で、二つの団体の合同演奏ながらアンサンブルの美しさは特筆に値します。輪唱が多用されていますがそれが得も言えぬ心地よい響きです。次いで管弦楽の繊細でパワーフルな演奏にも目を見張りました。各パートともとても上手くて指揮者の要請に100%応える希に見る完成度の高い演奏でした。そして実力揃いのソリスト達。マーク・パドモアはいつもの通り力強い歌唱でタイトルロールを歌いきりました。二人のソプラノも美しい声でした。第2幕のソロヴァイオリンをバックにしたダリラの歌唱や、オケをバックにしたダリラとペリシテ女の二重唱は本当に美しい。カウンターテノールのイェスティン・デイヴィーズも上手かったし、二人のバス歌手も立派。この作品はオペラとして上演されることもあるようですが、演出によって充分見応えのある舞台に出来るでしょう。一度それを見たいものです。
なお、本日は演奏時間の長さ故か会場の入りはあまりよくなく、アリーナの立ち見も3分の2以下でした。

写真1は終了後のマーク・パドモアと二人のソプラノです。
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以下の写真はBBC TVの画面から演奏中のものです。
写真2はThe English Concertの芸術監督である指揮者のHarry Bicket
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写真3はタイトルロールのMark Padmore
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写真4は第2幕でデュエットを歌うSusan GrittonとLucy Croweの両ソプラノ
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by dognorah | 2009-08-22 06:47 | オペラ

カンディンスキー展中心のパリ旅行

2泊3日でパリへ行った。もちろんユーロスターの往復59ポンドの切符で。
失敗だったのは出発日を火曜にしたことで、水曜にすべきだった。パリの美術館はほとんど月曜休館という思い込みをしていたのだが実際は火曜休館の方が多い。現地に昼過ぎに着いていつものホテルに荷物を置いてすぐにピカソ美術館とポンピドゥーに行ったのだが、両方とも休館日でがっかり。

やけくそで暑い中を 歩き回っていたらテュイルリー公園の中の仮説遊園地が見えたので観覧車に乗ってみる。見える景色は都心からの360度なのでなかなか面白い。何周かして飽きた頃に追い出される。アイスクリーム屋が出ていて 食べたことのないマロンアイスクリームがあったのでそれを食べたがメチャおいしい。こういうのはロンドンにはないよなぁ。
公園の端っこにあるLe Jeu de Paumeに行って何か面白いものはやっていないか見たが、特に興味深いものはなし。更に西に行ってGrand PalaisとPetit Palaisを見たが夏休みに何もやるわけがない。そこからアレクサンドル3世橋を渡って左岸をカルチェ・ラタンまで歩き、昨年食べたリーゾナブルな値段でおいしいレストランを探すも見つからず、別のレストランで食す。前菜にエスカルゴ、メインはビーフのなんたらかんたら、要するにステーキにキノコ入りソースがかかったもの。カラフェ入りのハウスワイン500ccを飲む。デザートははて何だったっけ?そこからゆっくりとオスマン通り近くのホテルまで歩いて帰った。結構な距離だ。

翌日は予定通り早めにホテルを出てヴェルサイユへ。アンヴァリッドからRERで30分。片道2.95ユーロ。電車はほとんどの座席が埋め尽くされるくらいぎっしり。現地では長蛇の列を覚悟する。行ってみると昔訪問したときよりも遙かに長い列が切符売り場に。1時間半待ちだと。作戦を変えて先に庭を見ることにする(この日は無料だった)。昼食も含めてたっぷり時間を使い、今まで行ったことのない奥の方まで散歩する。暑い。途中小雨がぱらついたがそれで余計に蒸し暑くなった。昼食は軽くサラダニソワーズを。隣のテーブルのフランス人おばさんが女性ホルモンの切れた低音でのべつ幕なしに喋っていて、煩くて辟易する。3回ぐらい席を移動して騒音から逃げたが迷惑な人だ。3時過ぎに切符売り場に戻るとかなり行列は空いていたので並ぶ。それでも30分はかかった。中は以前に比べて開放されている部屋が多かったような気がする。解説のヘッドセットは入場料(13.5ユーロ)に含まれているので日本語のものを借りる。混雑でゆっくりとしか進めない。でも、これで3回目の訪問だったが今回が一番堪能できたと思う。

かなり疲れたが、電車に乗ってアンヴァリッドに着く頃には気力も回復してカンディンスキーも見に行こうという気になっていた。ポンピドゥーは23時まで開いているので時間的にも余裕があるし。6時過ぎに着いたら切符売り場も入場の方も行列なしですぐに入れた。中はかなり混雑していたが。しかし8時半頃に出たら入場制限していたし切符売り場も行列だったので、丁度タイミングよく鑑賞できたことが分かった。ラッキー!
絵はほぼ時代順に展示してあり、スタイルの変化がとてもわかりやすい。以前テートでカンディンスキー展をやったときは、抽象への道程ということで主に1910年代の作品を充実させたものだったが、そのときもそれより前のムルナウ時代の作品に強く惹かれた。それは先週バーデン・バーデンで「青騎士」展を見たときにも感じたことだが今回も再確認した。そしてその後は、ロシアを離れてバウハウスに職を見つけた時代以降の作品に魅力を感じる。1920年代は大変充実しているし、1930年代も外せない作品が何点もある。しかしそういった力の充実した作品の多くがグッゲンハイムにあることに驚く。当時のアメリカのコレクターに余程の目利きがいたに相違ない。次の写真の作品は大変充実したものだが全部グッゲンハイムが持っている。
Komposition VIII, 1923
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Einige Kreise, 1926
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Raye, 1934
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今まで何度も見ている作品がかなりあるものの、系統立てて展示されたものを見るのは頭の中を整理するのに役立ち、わざわざパリまで見に来た甲斐が非常にあったというわけではないがまあ良しとすべしだろう。

ポンピドゥーを出た頃には強く空腹を感じていたので周辺で適当なレストランに入ろうと思っていろいろの店のメニューや雰囲気を見て回るが、どうもいまいち入ろうと思わせるような店がない。さんざん歩き回った挙げ句シテ島を経て結局また左岸に渡り、エスニック料理店がごちゃごちゃある通りの伝統フランス料理店に入る。3コースメニューを15ユーロで提供する格安店だ。また前菜にエスカルゴ、メインにランプステーキ、デザートにアイスクリームという平凡な組み合わせを赤ワイン500ccで平らげる。昨日より少し落ちる味だが勘定は半分で済んだ。
今日は足はかなり疲れていたのでホテルまではメトロに乗って帰った。

3日目は朝ゆっくり目に起き、ホテルに荷物を預けてピカソ美術館へ。空は真っ青で非常に暑い。ここは以前も来たことがあるのだが展示品にはそれほど感激した覚えがない。その後充実させたのかどうか知らないが、今回はまあ楽しめた。以前言及したことのあるマチスの絵もちゃんと飾られていた。

見終わった後はロンドン行きの列車までまだかなり時間があったのでウインドウショッピングをしながら南下してセーヌ川沿いを散歩した。聞いていた通り川沿いに砂場が用意されていて市民が日光浴を楽しんでいたが旅行者にとって別に面白いものでもない。それより、強い日差しが暑くてたまらない。退散してまた市中に戻り、静かなカフェを探してビールを注文。500ccだったからロンドン流で言えば1パイント足らず。ゆっくりと味わって勘定を頼んでびっくりした。これが8.2ユーロだと!ぼったくりだ。ビール一杯とはいえ事前に値段をチェックするべきだった。不愉快な思いをしてしまった。16時13分発の電車は順調にセントパンクラスに到着。あれだけ晴れていた空はドーヴァーのトンネルを抜けたら曇り空になっていた。案の定ロンドンは雨だった。パリ北駅で買ったバゲットサンドを車中で食べたがこれとてセントパンクラスのPaulで買った同様のサンドより高い。味は同程度で、それほど旨いものではないが。
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by dognorah | 2009-08-10 08:28 | 美術

「神々の黄昏」公演(キーロフオペラ)

2009年8月1日、ROHにて。
終了直後の舞台。挨拶しているのは3人のノルン達。
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Siegfried: Viktor Lutsyuk
Gunther: Evgeny Nikitin
Hagen: Mikhail Petrenko
Alberich: Nikolai Putilin
Brünnhilde: Larisa Gogolevskaya
Gutrune: Elena Nebera
Waltraute: Olga Savova
First Norn: Elena Vitman
Second Norn: Svetlana Volkova
Third Norn: Tatiana Kravtsova
Woglinde: Zhanna Dombrovskaya
Wellgunde: Lia Shevtsova
Flosshilde: Nadezhda Serdyuk

ジークフリート、グンター、ハーゲンなどの歌手はすばらしい出来ながら、ブリュンヒルデが箸にも棒にもかからない酷い歌手で全体としてはぶち壊しの舞台だった。こうして3人のブリュンヒルデを聴いてきたわけだが、ヴァルキューレで登場したオルガ・サヴォワが最も出来がよかったのになぜ中一日おいた今日この人に歌わせなかったのだろう。彼女は今日はヴァルトラウト役にあてがわれたが、この辺りの配役は完全にゲルギエフのミスであり、豊富な歌手を揃えるマリーンスキー劇場といえどもブリュンヒルデをちゃんと歌える歌手はほとんどいないということをさらけ出した形だ。ブリュンヒルデがこういう状態なら感動などあり得ない。大いに不満の残る公演だった。
昨日のジークフリートもよかったが今日のジークフリートもやや硬い声質ながらすばらしい声で満足。ペトレンコのハーゲンも迫力があったし、昨日ヴォータンを歌ったニキティンも充分よかった。ニキティンはハーゲンも歌えるだろうけれど、今日はより軽い役になったのは仕方がない。ジークフリートと一緒にブリュンヒルデをかっさらいに出かけるところでは留守番のハーゲンに対して「ハーゲン、城を守ってくれよ」と言うべきところ、グンター!と言ってしまったのはご愛敬。
演出は今日も快調でなかなかよくできていると思ったが、舞台の方は最後にミスがあり、あれだけ指輪指輪と騒いでいたハーゲンがグンターを殺してジークフリートの死体から指輪を抜き取ろうとして死体の腕が上がったのに怖じけついて(実際は腕は上がらない演出だったが)退いたまま舞台から消えてしまった。ブリュンヒルデから指輪がラインの娘達に渡った瞬間に彼は指輪を奪いに行って溺れ死ぬことになっているのだが、「指輪にさわるな!」という字幕が出たのみで声さえなし。アルベリッヒ、ミーメ、ハーゲンと血のつながりがある3人の頭の形を同じにしたのは面白い。

こうして4日間通して舞台を見たが、見る方としてはそれほど支障はないものの、演じる方は同じ役に対して複数の歌手を揃えなければならず、どうしても出来不出来の凸凹が生じてしまう嫌いがある。それでも今回の公演は男性歌手は概ね立派だったが、女性歌手陣が貧弱でしかも最重要役で大欠点を晒してしまったのでマリンスキー劇場がこういう上演をするには外部からちゃんとした歌手を雇ってくる必要があろう。

好演したグートルーネ役のElena Nebera
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ジークフリート役のViktor Lutsyukとグンター役のEvgeny Nikitin
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ハーゲン役のMikhail Petrenkoとブリュンヒルデ役のLarisa Gogolevskaya
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by dognorah | 2009-08-07 20:46 | オペラ

「ジークフリート」公演(キーロフオペラ)

2009年7月31日、ROHにて。
終了直後の舞台
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Siegfried: Leonid Zakhozhaev
Mime: Vasily Gorshkov
Wotan: Evgeny Nikitin
Alberich: Nikolai Putilin
Fafner: Gennady Bezzubenkov
Brünnhilde: Olga Sergeyeva
Erda: Zlata Bulycheva
Woodbird: Anastasia Kalagina

この公演も演出は同様の趣向で楽しめる。ファフナーが化けたドラゴン退治も面白い趣向だ。ドラゴンの声はヴァーグナーの指示ではメガホンを使うことになっているがこの公演では思い切り天井裏のスピーカーを使っていた。
歌手は最後に出てくるブリュンヒルデ役を除いて全て良し。ブリュンヒルデを歌ったオルガ・セルゲイエワはキーキー声でヴィブラートもかなりかかっており、非常に聞き苦しい。ジークフリートとのご対面の場面は従ってとても感動できるものではなかった。その部分のオケは本当に美しく(例によってテンポは遅いが)、よいソプラノがいればかなり感動できただろうに。最後で味噌を付けたものの全体としては昨年のバイロイトより劣るものの、一昨年のROHのプロダクションよりは冗長さを感じさせず面白かったかも。

左からアルベリッヒ、ヴォータン、ブリュンヒルデ、ゲルギエフ、ジークフリート、ミーメ、エルダ、森の鳥。

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ジークフリート役のLeonid Zakhozhaev
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Valery Gergiev and Leonid Zakhozhaev
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ミーメ役のVasily Gorshkov
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by dognorah | 2009-08-07 06:26 | オペラ

「ヴァルキューレ」公演(キーロフオペラ)

2009年7月28日、ROHにて。
終了直後の舞台
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Siegmund: Avgust Amonov
Sieglinde: Mlada Khudoley
Hunding: Gennady Bezzubenkov
Wotan: Mikhail Kit
Brünnhilde: Olga Savova
Fricka: Larissa Diadkova
Gerhilde: Zhanna Dombrovskaya
Ortlinde: Irina Vasilyeva
Waltraute: Nadezhda Serdyuk
Schwertleite: Lydia Bobokhina
Helmwige: Tatiana Kravtsova
Siegrune: Nadezhda Vasilyeva
Grimgerde: Anna Kiknadze
Rossweisse: Elena Vitman

Artists of the Mariinsky Theatre

舞台上の訳の分からない巨大人形達はさておいて、今日も光と映像による演出はまあまあ。第3幕冒頭のヴァルキューレの騎行でのヴァルキューレ達の動きもよく振り付けられていて退屈しない。しかし、主要場面での音楽と舞台上で繰り広げられるドラマの一体感が無く盛り上がらないこと夥しい。特にジークムントとジークリンデの二重唱や最終場面のブリュンヒルデとヴォータンの二重唱ではそれぞれの歌手は頑張っているものの情念でうねるような盛り上がりが欠けていて単に楽譜通りに歌い演奏しています、という印象だ。管弦楽は今日も美しいアンサンブルで、これだけ聴けばヴァーグナーの音楽としては魅力的なはずだが、テンポが遅すぎてドラマがついて行っていない。これはゲルギエフの責任でしょう。昨年一昨年も「ヴァルキューレ」の公演には感動したのに今回は感動なしで極めて残念。

歌手では、今日のヴォータンはこの月曜にバーデン・バーデンで聴いたミハイル・キットで、重々しい声がニキティンよりヴォータンらしい印象だ。しかし第2幕以降は声帯が耐えられなかったのか枯れた声になってしまってがっかり。これでは最後まで潤いのある声だったニキティンの方がよい。
ジークムントを歌ったアフグスト・アモノフは艶のある声で輪郭のはっきりした歌唱が好ましい。ジークリンデを歌ったムラダ・クドリーはやや平凡ながらまあまあ。フンディングもまあまあ。ブリュンヒルデを歌ったオルガ・サヴォワは本来メゾソプラノらしいが、大変立派な歌唱だった。このシリーズ、3人の歌手がブリュンヒルデを歌うが、この人が一番まともだった。フリッカは昨日はあまりいい声とは思わなかったが、今日はしっかりとした声で好演。

ヴァルキューレ達
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フリッカ(Larissa Diadkova)とジークムント(Avgust Amonov)
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今日のヴォータンは黒ずくめ(Mikhail Kit)
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好評のブリュンヒルデ(Olga Savova)
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by dognorah | 2009-08-04 08:22 | オペラ

ヴァーグナーのオペラ「ラインの黄金」公演(キーロフオペラ)

2009年7月29日、ROHにて。

Das Rheingold
Music and Libretto: Richard Wagner
Production concept: Valery Gergiev and George Tsypin
Conductor: Valery Gergiev
Chorus and Orchestra of Mariinsky-Theater St. Petersburg

Wotan: Evgeny Nikitin
Donner: Evgeny Ulanov
Froh: Evgeny Akimov
Loge: Oleg Balashov
Alberich: Nikolai Putilin
Mime: Andrei Popov
Fasolt: Vadim Kravets
Fafner: Gennady Bezzubenkov
Fricka: Larissa Diadkova
Freia: Zhanna Dombrovskaya
Erda: Zlata Bulycheva
Woglinde: Zhanna Dombrovskaya
Wellgunde: Lia Shevtsova
Flosshilde: Nadezhda Serdyuk

Artists of the Mariinsky Theatre
Junior associates of the Royal Ballet School
Students of the Susan Robinson School of Ballet
Students of the Central School of Ballet

いよいよゲルギエフ率いるマリンスキー劇場による4日連続で公演される「ニーベルンクの指輪」引っ越し公演の始まり。舞台は2003年プレミエのプロダクションらしい。
10分遅れで(ゲルギエフはこの4日間毎日10分程度遅刻した)始まった演奏はなかなか質の高い音だ。幕が上がるとラインの川底の描写が美しくて感心する。全編を通じて舞台を囲む壁と床、それに訳の分からない巨大な人形達に投射される光と映像で情景を表現する方式で、その美しさは極めて印象的だった。
歌手達もまあまあの水準で、充分楽しめた。ヴォータンの声は昨年のバイロイトと同様やや若々しすぎると言えなくもないがエフゲニー・ニキティンの声は抜けがよくて好感が持てる。衣装のデザインもそれらしい雰囲気がよく出ている。巨人達は高い靴を履いているのだろう、高い帽子と相俟ってちゃんと巨人になっているが、ファフナーがファゾルトを殺すところでは勢い余ってファフナーも倒れてしまって特殊靴のせいで立ち上がれず、一体どっちが死んだのか?一瞬分からなくなるドジはご愛敬。ニーベルンクの小人達はロンドンのバレー学校の生徒達を使ったきびきびした動きに感心した。
オケのテンポはかなり遅めなのがちょっと気になった。でも、実力的にはROHオケよりも上手く、弦はとてもアンサンブルがよく低弦は力強くて満足すべき出来。

Vlery Gergiev and Evgeny Nikitin
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巨人達、右はフライア役のZhanna Dombrovskayaとドンナー役のEvgeny Ulanov
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アルベリヒ役のNikolai Putilin
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ローゲ役のOleg Balashov
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by dognorah | 2009-08-04 01:33 | オペラ

バーデン・バーデンにて

旅行日:2009年7月26-28日
ドイツの有名な温泉町を初めて訪問しました。

まず、交通に関する情報。
26日(日)はロンドン・スタンステッド空港を17時25分に発って現地に20時頃到着。そのライアン・エアーの到着に合わせたかのように20時15分発のバーデン・バーデンおよびカールスルーエ行きのバスがあります。
バーデン・バーデンまで所要30分ぐらいで到着。空港のインフォメーションで訊いたらそのバスをバーデン・バーデン列車駅で降りてそこからタクシーでホテルへ行けとのことなのでそうしましたが、後で知ったら何のことはないバスがホテル前(Festspielhaus駅)に停車するのでした。タクシー代を損してしまった。酷いインフォメーションだ。プンプン。なお、バス代は2.6ユーロでした。距離の割には安い。28日の帰りはちゃんとホテル前から乗りましたが頻度は少なく、1時間に一本です。ホテル前からの最終便は19時51分発。これは最終便のせいで、各駅停車するので所要時間は45分ぐらい。
ロンドン行きは22時発でスタンステッド到着が時差の関係で22時25分。実際は少し遅れて22時40分頃到着。

ホテル
市内のどこに泊まっても全ての見所は徒歩で訪問できます。私はオペラが主目的だったのでオペラ劇場(Festspielhaus)の道路を挟んだ向かいにあるBayerischer Hofという三つ星ホテルに宿泊。メイン道路に面しているので、裏側の部屋だったにも拘わらずちょっと騒音が気になるが部屋は清潔で広さも十分で快適。ドライヤーもティッシュペーパーも備え付けてあります。夜中には交通もピタッと止まりました。朝食付きで一泊9200円でした。静かさが絶対だったら中心部の歩行者天国付近のホテルが良いでしょう。
なお、このホテルに付属のレストランはイタリアンですが大変おいしい。値段は手頃なのでオペラがある夕方とオペラ終了後は大勢の客で賑わいます。私は到着した日曜の9時頃ランプステーキとワインをカラフで500cc頼みましたがとても満足しました。ステーキは肉質も焼き具合もよろしく、付け合わせのペンネのアルデンテ振りには感動しました。翌日もオペラの前後に食べましたがお薦めできるレストランであることを確認しました。帰国日はさすがに他のレストランも試してみたくて、はずれ承知でドイツレストランに行きましたがやはりいまいちの味でがっかり。

温泉体験(1):Friedrichsbad
由緒ありそうな年代物の建物で、各部屋とも味がある。
入場料は3時間21ユーロ。水着なしで入るのが基本。タオルとサンダルが用意されているので完全手ぶらで行って大丈夫。男性用と女性用に別れている。最初から最後まで係員が常時気を使ってくれる。服を脱いでロッカーに入れ入場時に渡された腕時計式のICタグでロックする。このICタグは時間も管理してくれる。時間が超過すれば追加料金を支払えばOK。
その後の部屋は全部で17カ所あり、シャワーに始まって各種サウナ、各種温度管理された浴槽などを経て最後は28℃の大きな円形プールがあり、ここで初めて男女が裸で対面する形式。ここの温泉の入場者数はあまり多くなく、私が行ったときも大プールには男女それぞれ数名ずつだった。それはともかく海外で混浴は初体験でした。各部屋とも医者のアドバイスで何分入浴がお薦めか書いてあって砂時計も備えられています。熱いサウナの場合はなかなかその時間いられなくて短めに飛び出しましたが、全てゆっくり過ごしても時間をオーヴァーすることはありません。最後のシャワーの後は係員が待機していてシーツのように大きい暖かいタオルを体に巻き付けてくれます。更にリラックスルームもあって、中にはいるとベッドに誘導され、タオルを体に巻き付けた後毛布も巻き付けてくれて一眠りも可能です。その後はローションを塗ったり、頭髪を整えたりして更衣室へ行くことになります。最後に体重を量ってみたらいつもより3-4kg少なくなっていて、それだけ汗を流したんだなぁとびっくり。

温泉体験(2):Caracalla Therme
ここは近代建築でガラスを使ったモダンなところ。プールのように大きい浴槽がいくつもあるし、それぞれ工夫を凝らした小さめの浴槽もいくつかあって家族連れで大賑わいです。入場料が3時間で14ユーロと安めなのも人気の原因でしょう。ただしここはタオルもサンダルも自前のものを用意してくるのが基本です。タオルのない人には貸しタオルがあって5ユーロ(デポジット10ユーロ)でした。水着に関しては、1階の一般浴場は必須ですが、2階のローマ風呂では完全混浴ながら全裸が基本です。ここだけに興味がある人はロッカーでタオルを腰に巻いていけば良いので水着は不要です。でも、1階の大浴場なども面白いので水着はあった方が良いでしょう。私は何でも見てやろうの精神で1階も2階も隅々まで全て体験してきました。ローマ風呂はほとんどがサウナで、実に様々な部屋が10種類ぐらいあります。大部分は座る場所は木で出来ていて、湿度は20%ぐらい。ここは持参のタオルを敷いてからその上に座ったり寝ころんだりしなければならない決まりになっています。1室だけ例外があって、そこは石の上に座る湿度100%の部屋なので、タオルなしで入室します。お湯をホースで流す設備があちこちにあるので、自分の座りたい場所を洗い流してから座ります。部屋は6畳程度の大きさですが、この部屋は女性に人気があるらしく、私が座っている間にも次々と女性が入ってきて一時は私一人に対して女性5人というときもあって大いに目の保養になりました(^^)
他の部屋は温度が48℃から92℃までいろいろあり、ハーヴオイルの蒸気を発散させたところもあります。また屋外の林の中にログハウスを設置した雰囲気のあるものもありました。お湯を張ってジェット水流が備わっている浴槽もあって直径3mぐらいの大きさです。カップルで来る客も沢山います。ドイツ人は皆裸は平気なのかと思ったら、中には恥ずかしがって出来るだけタオルで体を隠そうとする女性もいましたね。きっと相手の男性から行こうと言われて渋々ついてきたのでしょう。でも堂々と全裸で歩き回っている女性もいて人様々です。風呂ではなく、瞑想室もあります。ブルーの光で満たされていてベッドの枕あたりからサイケな音楽が流れているもので、皆さんそこに仰向けで寝ています。また暖かさが欲しい人のために、デッキチェアの真上にいくつもの赤外線ランプを点灯させた設備もあり、そこもみんな仰向けに寝ていました。更に屋外のテラスもあってデッキチェアの上で日光浴も出来るようになっています。私は日に焼くつもりはなかったので、赤外線だけ試しましたが、素っ裸で寝ていても寒くないのでリラックスできます。
1階と2階で遊び回っているとすぐに3時間は経過してしまいます。とても面白い体験でした。

街の印象
貧しさとか汚さを全く見せない綺麗な街です。周りを山に囲まれているので緑も豊富で、様々なデザインの噴水もあちこちにあります。街の真ん中を水路が通っていて、その両側が遊歩道になっており、散歩には最適です。川でなく水路といったのは川底も石畳にして完全に管理されたものだからです。自然の川だったらどんなにか素敵なことか。主な見所の建物はほとんどこの水路の両側にあります。美術館、劇場、カジノ、教会、ロシア教会、ルーマニア教会等々。
美術館はFrieder Burdaという名前ですが、丁度「青騎士」展が開催中で常設展示はありませんでした。「青騎士」は昨年ミュンヘンでさんざん見たのであまり気が進まなかったのですが、時間があったので入ってみたところ、やはりカンディンスキーの1909年以前の作品には改めて感動しました。レーンバッハ美術館のカンディンスキーは大部分パリのポンピドゥに行っているはずですが、残りはこちらに貸し出されたみたいです。パリにもカンディンスキーを見に行く予定なので丁度よかったともいえます。また今回はAugust Mackeの作品の魅力も発見できたのが収穫です。
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by dognorah | 2009-08-02 10:16 | 観光