カテゴリ:オペラ( 364 )

オペラ「フィガロの結婚」

2012年2月14日、ROHにて。

Wolfgang Amadeus Mozart: Le nozze di Figaro

Director: David McVicar
Conductor: Antonio Pappano

Figaro: Ildebrando D'Arcangelo
Susanna: Aleksandra Kurzak
Count Almaviva: Lucas Meachem
Countess Almaviva: Rachel Willis-Sørensen
Cherubino: Anna Bonitatibus
Don Basilio: Bonaventura Bottone
Marcellina: Ann Murray
Bartolo: Carlo Lepore
Antonio: Jeremy White
Barbarina: Susana Gaspar
Don Curzio: Harry Nicoll
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

このオペラを見るのは多分これが6回目ですが、フィガロ役は3人しか経験していません。シュロットがヴィーンでの公演も含めて3回、ダルカンジェロがこれで2回目、残りの一人は2003年に見たグラインドボーンのモルトマンです。沢山バリトンがいるのにちょっと偏りすぎな感じがします。しかも今回のダルカンジェロとスザンナ役のクジャアクは2008年7月の時と同じ組み合わせでした。
フィガロ役のダルカンジェロは今回もすばらしい声で、演技的にも2008年の時よりもおどけた感じがよく出ていて大変楽しめました。しかし本当にこの人の歌唱は安定していますね。今まで何度も聴いていますが一度も不満に思ったことがありません。今回の各アリアも聴き惚れました。
スザンナ役のクジャアクは演技は大変よいものの、声は好みじゃないこともあって歌唱の方はまあまあ。
キンリーサイドが降りてしまった伯爵役はルーカス・ミーチェムが歌いましたが以前に「ダイドーとイニーアス」をここで歌ったときと同様スムーズな明るい声で上手かった。この役にはもう少し威厳のある声がふさわしいと思いますが。演技はあまり上手くなく今まで見たフィンリーやマッテイに比べると見劣りします。
伯爵夫人は大柄なラシェル・ウィリス=ソレンセンが歌いましたが品のよい声がすばらしく大変楽しめました。
ケルビーノ役のアンナ・ボニタティブスもなかなかよかった。バルトロ役のバス、カルロ・レポレにも感心。
パッパーノの指揮もいつものごとくすばらしく、全体としては水準の高い出来でした。

Rachel Willis-Sørensen & Ildebrando D'Arcangelo
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Antonio Pappanoに労われるIldebrando D'Arcangelo
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Aleksandra Kurzak
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Rachel Willis-Sørensen
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Lucas Meachem
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Anna Bonitatibus & Carlo Lepore
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by dognorah | 2012-02-17 00:01 | オペラ

ドヴォルザークのオペラ「ジャコバン党員」コンサート形式

2012年2月4日、バービカンホールにて。

Dvořák: The Jacobin(チェコ語ではJakobín)


Josef Bend: Count Vilem of Harasov
Svatopluk Sem: Bohus
Dana Burešová: Julie
Jaroslav Březina: Benda
Lucie Fišer Silkenová: Terinka
Aleš Vorček: Jiří
Jozef Benci: Filip
Ales Jenis: Adolf
Rebecca Lodge: Lotinka

BBC Singers
Trinity Boys School children's chorus
BBC Symphony Orchestra
Jiří Bělohlávek: conductor
Kenneth Richardson: director

ビエロフラーヴェクが時たま上演してくれるチェコ語のオペラ、今回は滅多に上演されない演目ですが、音楽的にすばらしくて大変楽しめました。

あらすじ
18世紀末の話。ボヘミア地方のハラソフの伯爵の息子ボーフスは父親の反対を押し切ってジュリーと駆け落ちしてパリに行くが革命で居心地が悪くなり、故郷に帰ってくる。しかし母親はすでに亡くなっており、伯爵はもう彼を息子と見なさず、跡継ぎは甥のアドルフだと公言する。アドルフは宮廷長のフィリップと組んで権勢をふるう。パリ帰りのボーフスはジャコバン党員であるという噂を流されアドルフに投獄される。妻のジュリーは手を尽くして伯爵に近づき、ボーフスが子供の時に母親によく歌って貰ったという子守歌を歌うと伯爵は感動し、息子を許す気になる。ボーフスが投獄されている事実を知って逆にアドルフとフィリップを追放する。

物語は音楽学校校長ベンダの娘テリンカとその恋人イルジ、テリンカに横恋慕するフィリップを絡ませて襞を作っているものの、本質的に単純なストーリーで、オペラとしてあまり上演されない理由はそこにあるのでしょう。

音楽としては、ジュリーとテリンカがソプラノ、イルジとベンダがテノール、ボーフスとアドルフがバリトン、伯爵とフィリップがバスで、それぞれアリアがいくつか割り当てられているし、管弦楽がドヴォルザークらしい魅力的なメロディがふんだんに使われているため大いに楽しめます。特に二人のソプラノによる歌唱が魅力的で今回の歌手は二人とも美しい声で堪能しました。テリンカ役が素直に伸びる美しい高音が魅力だとすればジュリー役は声に襞が感じられる印象でこれもまた違った魅力があって、歌の度にわくわくしながら聴いていました。
テノールのイルジも高音がよく伸びるよい声で、テリンカとの二重唱も大変楽しめました。
ボーフス役のバリトンも魅力的な声で主要4役はすべてはいレヴェルの歌手でした。
伯爵役のバスもすばらしい声なのですが、もう少し声量があれば言うことなしでした。
他の歌手達はそこそこという感じですが、役柄上出番の多いベンダとフィリップはもう少し声が欲しいところです。今日の歌手はほとんどがチェコ人だと思いますが、登場人物の多彩さを考えればこれだけ揃えばあまり贅沢は言えませんね。
BBC Singersも少年合唱団もよい出来でした。BBC交響楽団も文句のない出来で、ビエロフラーヴェクも満足だったことでしょう

Svatopluk Sem as Bohus & Dana Burešová as Julie
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Lucie Fišer Silkenová as Terinka & Aleš Vorček as Jiří
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Josef Bend as Count Vilem of Harasov & Ales Jenis as Adolf
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Jiří Bělohlávek
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by dognorah | 2012-02-07 01:05 | オペラ

ドン・ジョヴァンニ

2012年1月21日、ROHにて。

Wolfgang Amadeus Mozart: Don Giovanni

Director: Francesca Zambello
Conductor: Constantinos Carydis

Don Giovanni: Gerald Finley
Leporello: Lorenzo Regazzo
Donna Anna: Hibla Gerzmava
Donna Elvira: Katarina Karnéus
Don Ottavio: Matthew Polenzani
Zerlina: Irini Kyriakidou
Masetto: Adam Plachetka
Commendatore: Marco Spotti
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

これが今年見る最初のオペラとなりました。
このプロダクションを見るのは2008年以来です。もう5-6回は見たでしょうか。
今回の歌手陣は名前的にはやや地味かも知れませんが、なかなか上手くて、特に女声陣は大変よかったと言えます。
まず、ドンナ・アンナを歌ったグルジアのソプラノ、ヒブラ・ゲルツマワは2008年の「エフゲニー・オネーギン」ですばらしいタチアナを披露してくれた人ですが、今回もかなり満足できる歌唱でした。時折高音部がほんの少し金属的な響きになることを除けば柔らかい美声が心地よく伸びて大いに楽しめました。
ドンナ・エルヴィーラを歌ったスエーデン人メゾのカタリーナ・カルネウスは初めて聴く人だと思いますがスムーズで美しい声がよく響いて文句なし。この人は演技もなかなか上手い。
ゼルリーナ(舞台ではこう発音していました)役のギリシャ人ソプラノ、イリーニ・キリアキドウも愛らしい姿と初々しい歌唱がこの役にぴったりと思わせるもので、初見参ながら印象に残る人です。この役は当初Lucy Crowが歌うことになっていましたがいつの間にか交代していました。
男声陣の方では、タイトルロールのジェラルド・フィンリーが相変わらず安定した歌唱でこれも文句なし。髭をつけていつもの顔が隠れているのもよかった。
対して、レポレロ役のロレンツォ・レガッツォがやや元気が無く、声があまり出ていない印象です。カタログの歌も退屈そのもの。この人の過去の印象からするとかなり不満ですが、どこか調子が悪かったのでしょうか。
ドン・オッタヴィオ役のアメリカ人テノール、マシュー・ポレンザーニはお馴染みの歌手ですが相変わらず柔らかいタッチのよく伸びる高音がすばらしく、ブラヴォーです。
マゼット役のチェコ人バスバリトン、アダム・プラチェッカはこれまで何度も経験していますが相変わらず安定していて上手い歌唱でした。割とハンサムなのでゼルリーナ役とはお似合いのコンビでした。
騎士長役も声がよく出ていて満足。
ギリシャ人指揮者コンスタンティノス・カリディスは以前ROHで「カルメン」を振ったことがありますが、そのときはろくに聴いていなかったので今回がほとんど初めて経験したことになります。まだ40歳にもなっていない若い人ですが颯爽としたモーツァルトがなかなか心地よく、指揮者としてはなかなか出来る人という印象です。
ということで歌手、管弦楽と総体的にすばらしい音楽を堪能いたしました。

Hibla Gerzmava & Matthew Polenzani
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Katarina Karnéus
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Irini Kyriakidou & Adam Plachetka
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Gerald Finley & Constantinos Carydis
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Marco Spotti & Matthew Polenzani
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Lorenzo Regazzo
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by dognorah | 2012-01-23 20:19 | オペラ

ドニゼッティのオペラ「シャモニーのリンダ」

2011年12月23日、バルセロナのLiceuにて。

Linda di Chamounix : Melodramma semiserio en tres actes
Música: Gaetano Donizetti
Llibret: Gaetano Rossi
Part I (preludi i acte 1): 65 mino . Entreacte: 30 mino . Part 11 (acte 11 i 111): 110 mino
Durada total aprox: 3 h i 35 mino
Divendres, 23 de desembre de 2011

Direcció musical : Marco Armiliato
Direcció d'escena : Emilio Sagi

Marques de Boisfleury : Bruno de Simone
Carlo : Juan Diego Flórez
Prefecte : Simón Orfila
Antonio : Pietro Spagnoli
Pierotto : Silvia Tro Santafé
Intendent : Jordl Casanova
Maddalena : María José Suárez
Linda : Diana Damrau

今年の2月に続いてまたバルセロナに来ました。今回のお目当てはフローレスとダムラウの共演です。
このオペラは2年前にROHでコンサート形式を見ただけで、実舞台を見るのはこれが初めてです。
舞台は原作の18世紀ではなく現代に置き換えています。第1幕は林立する白い円柱が恐らく林を表しているのでしょう、村人達も白を基調にした衣装で、円柱の間間に造花の花がばらまかれて美しい村の様子を描いています。侯爵が現れる場面では円柱はすべて上に引き上げられ、自動車が走ってきて彼は後部座席から降りてくる設定です。第2幕のパリのアパートは室内の美しくデザインされた階段が正面に据えられた素敵なものです。第3幕への休憩無しの場面転換ではそれがそっくり丈夫に引き上げられて一瞬のうちにシャモニー村の広場になります。それはごく普通の村の広場に白いテーブルがいくつも置かれて正気を失ったリンダがその上を歩き回る設定です。演出的には、第2幕のパリでの豪華な生活はボアフレリー侯爵のお金で成り立っているのかそれともカルロのお金なのかあまりはっきりしません。以前読んだあらすじではカルロの援助で生活とありましたが、ボアフレリー侯爵もその家にやってきてまるで自分の家でくつろぐような仕草でしたから。

フローレスは相変わらず旨い歌唱で、久しぶりに彼の声を堪能しました。各アリアでの会場の興奮も凄いものがありました。
ダムラウはこの7月にバーデンバーデンで見て以来ですが、かなり痩せてほぼ元通りの体型になったのではないでしょうか。歌唱はこちらも相変わらずのうまさで、コロラトゥーラもころころとよく転がってすばらしいものでした。ほとんど疵のない歌唱はROHのコンサート形式で聴いたグティエレスより遙かに楽しめます。
ピエロット役のシルヴィア・トゥロ・サンタフェはこれで3回目の経験ですが、今までの中では最も上出来で、いつでもこれぐらい歌ってくれたらいい歌手だなぁと思うのですが。
リンダの母親役マッダレーナを歌ったマリア・ホセ・スアレスも美しい声でした。
リンダの父親アントニオ役のピエトロ・スパニョーリは2年前のROHでの「セビリアの理髪師」のフィガロ以来ですがこの人も相変わらずと形容できる安定した歌唱で大変楽しめました。
司祭役を歌ったバスのシモン・オルフィラの声も深みと迫力があって大変楽しめました。
ボアフレリー侯爵を歌ったブルーノ・デ・シモーネはまあまあの出来。演出的にもあまり笑いを取る出来ではなかったです。コルベッリだったらよかったのに。
合唱は第1幕第3幕とも美しい出来でした。
ドニゼッティが得意な指揮者マルコ・アルミリアートの演奏は今回もすばらしく、英語字幕が無くて音楽に集中するしかない当方としては至福の時でした。
ということで今回のリセウも本当に来てよかった、という思いでした。

余談ですが、翌日夜にホテルでTVを見ていたらROHの「セビリアの理髪師」の録画を流していました。そこではスパニョーリのフィガロとフローレスのアルマヴィーヴァ伯爵が映っており、この二人を実舞台とTVで続けて見たことになります。

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Simón Orfila & Pietro Spagnoli
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Bruno de Simone & María José Suárez
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Silvia Tro Santafé
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by dognorah | 2012-01-01 08:25 | オペラ

ニュルンベルクのマイスタージンガー

2011年12月19日、ROHにて。

Die Meistersinger von Nürnberg
Music & Libretto: Richard Wagner

Director: Graham Vick
Conductor: Antonio Pappano
Hans Sachs: Wolfgang Koch
Walter von Stolzing: Simon O'Neill
Eva: Emma Bell
Sixtus Beckmesser: Peter Coleman-Wright
Veit Pogner: John Tomlinson
David: Toby Spence
Magdalene: Heather Shipp
Kunz Vogelgesang: Colin Judson
Konrad Nachtigall: Nicholas Folwell
Fritz Kothner: Donald Maxwell
Hermann Ortel: Jihoon Kim
Balthazar Zorn: Martyn Hill
Augustin Moser: Pablo Bemsch
Eisslinger: Andrew Rees
Hans Foltz: Jeremy White
Hans Schwarz: Richard Wiegold
Nightwatchman: Robert Lloyd
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

ROHでは9年ぶりに上演された楽劇「マイスタージンガー」の初日です。9年前は事前に飲んだワインのために半分寝ているような状態で見たことを思い出しますが、今回は素面を維持して臨んだもののあまりにも美しい音楽は時々睡魔に襲わせてくれます。
それはともかく、ヴォルフガング・コッホのハンス・ザックスとサイモン・オニールのヴァルターが秀逸な出来で、それに加えてパッパーノの指揮がとてつもなくすばらしく、感激しっぱなしです。他の歌手も相当な出来で、音楽的には非常に満足した一夜でした。
ドイツ人バスバリトン、コッホは揺るぎのないしっかりとした歌唱に加えて堂々とした体躯にものを言わせて演技的にも立派なハンス・ザックスでした。この人が説得したら他の親方も賛成せざるを得ない雰囲気を出しています。
ROHではお馴染みのニュージーランドのテノール、サイモン・オニールはようやく太るのが止まった印象のそれでもコッホをしのぐ体躯による堂々とした演技で美声を朗々と響かせます。高音の伸びや美しさはヨハン・ボータの方がやや上でしょうが迫力と見てくれの点では断然オニールです。
エファ役のエマ・ベルは第2幕まではとてもすばらしい歌唱でしたが第3幕は惜しくも声がかすれ気味でちょっとミソをつけました。ファイト・ポグナーを歌ったお馴染みのジョン・トムリンソンは相変わらず低音はよく出るもののお年のせいかちょっと声の輪郭がぼやけ気味で両手を挙げて満足とは行かなかったです。
ダフィット役のトビー・スペンスは声も演技も少年らしさがよく表現されていて文句なしです。

演出は古典的なものを予算の関係でやや簡略にした感じの舞台ですが、ハンス・ザックスの性格付けが過去に見た他のプロダクションのもの(といってもコンサート形式以外ではヴィーンのものバイロイトのものしか見ていませんが、バイロイトのものは比較のしようがありません)に比べて本を机からたたき落としたりストールを机の脚辺りに投げつけるなどかなり激しいものになっています。優しいだけのおじさんじゃなくて感情の起伏が激しいという解釈なんでしょう。
第2幕の喧嘩のシーンでは地上の乱闘だけじゃなくて天井の穴から人がぶら下がったり等猥雑さを強調しています。

Antonio Pappano
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Simon O'Neill & Wolfgang Koch
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Emma Bell & Toby Spence
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John Tomlinson
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by dognorah | 2011-12-21 03:22 | オペラ

さまよえるオランダ人

2011年10月29日、ROHにて。

Der Fliegende Holländer: Romantische Oper in one act
Music and Libretto: Richard Wagner

Conductor: Jeffrey Tate
Director: Tim Albery
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

Daland: Stephen Milling
Steersman: John Tessier
The Dutchman: Egils Silins (Falk Struckmannの代役)
Senta: Anja Kampe
Mary: Clare Shearer
Erik: Endrik Wottrich

2年前にプレミエだった舞台の再演です。
2年前もオランダ人、ゼンタ、ダーラントには大いに感心したものですが、今回も3役には深く感動しました。特にゼンタを歌ったカンペは2回目の出演ということもあるのでしょうか、一段と迫力が増していてブラヴォーです。ファルク・シュトルックマンが病気のため降板という知らせにはがっかりしましたが、代役のエギルス・シリンズは立派に大役をこなしたのでまたすばらしいバリトンに出会えた思いでした。ダーラントを歌ったスティーヴン・ミリングもよかったし、エリック役のエントリク・ヴォトリッヒも昨年のテノールよりは声量があって満足です。
今日の指揮者ジェフリー・テイトは名前は知っていたものの実演に接するのは初めてです。多重の肉体的ハンディキャップを持っていらっしゃることも初めて知りました。彼の指揮する音楽は感動的名演でした。そういうハンディを乗り越えて立派な音楽を作る人を目の前にしてまた別の感動も味わいました。

Jeffrey Tate
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Egils Silins as the Dutchman
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Anja Kampe as Senta
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Stephen Milling as Daland
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Endrik Wottrich as Erik (far right)
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by dognorah | 2011-12-15 00:46 | オペラ

Plácido Domingo Celebration

2011年10月27日、ROHにて。

OTELLO Act IV
Otello: Plácido Domingo
Desdemona: Marina Poplavskaya
Emilia: Hanna Hipp
Iago: Jonathan Summers
Cassio: Pablo Bemsch
Lodovico: Paata Burchuladze
Montano: Jihoon Kim

RIGOLETTO Act III
Rigoletto: Plácido Domingo
Gilda: Ailyn Pérez
Duke of Mantua: Francesco Meli
Sparafucile: Paata Burchuladze
Maddalena: Justina Gryngyte

SIMON BOCCANEGRA Act III
Simon Boccanegra: Plácido Domingo
Amelia: Marina Poplavskaya
Gabriele Adorno: Francesco Meli
Jacopo Fiesco: Paata Burchuladze
Paolo Albiani: Jonathan Summers
Captain: Lee Hickenbottom

Conductor: Antonio Pappano
Orchestra of the Royal Opera House

ドミンゴがロイヤルオペラにデビューしてから40年になるのを祝って特別に企画された公演です。ヴェルディの3つのオペラからテノール役をオテロから、バリトン役をリゴレットとシモン・ボッカネグラからそれぞれ1幕を選んで上演されました。3つともちゃんとした舞台を作ったので裏方は大変だったでしょう。
ドミンゴはさすがに70歳を超えた年齢では大きな声は出せないのでしょう、舞台脇にスピーカーを隠して歌いましたが、歌唱そのものは大変立派で、それに加えて演技が入魂もので感動的でした。オテロとシモン・ボッカネグラの相手役が悪評高いマリーナ・ポプラフスカヤなので危惧していましたが、今日はほとんど破綻することなく上々の出来で、いつもこれくらい歌ってくれたら悪口を書くこともないだろうにというレヴェルでした。

ドミンゴのリゴレット役は初めて見ましたが立派な役作りです。ジルダ役のペレスは可憐な声でまあまあ、フランチェスコ・メリの公爵は非常にすばらしい歌唱で大満足です。有名な4重唱もマッダレーナ役がよくてすばらしいアンサンブルでした。ただ、スパラフチレ役はもう少し低音のドスのきいた声で聴きたかったと思いました。

シモン・ボッカネグラは昨年10月にドミンゴはモシンスキーの演出したもので全幕を歌っていますが、今日はそのときとは異なる演出のもので上演されました。それは以前ガーディナーの指揮で見たことのある Ian Judge演出のものです。恐らくドミンゴが、こっちもやってみようと言ったのでしょう。

ずっと前はドミンゴといえば単に舞台で突っ立って歌うパヴァロッティほどじゃないにしてもあまり演技が上手いという印象はなかったのですが年期を経て演技も洗練されてきたのでしょう、3つとも悲劇的な表現が凄みのあるものでした。今後この人がロイヤルオペラの舞台に出ることはあまりないでしょうから、ひょっとしたらこれが見納めかも知れません。

Plácido Domingo as Otello
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Plácido Domingo as Rigoletto
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Plácido Domingo as Simon Boccanegra
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Francesco Meli as Gabriele Adorno
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Paata Burchuladze as Jacopo Fiesco
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Marina Poplavskaya as Amelia
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With Antonio Pappano
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by dognorah | 2011-12-14 03:27 | オペラ

グノーのオペラ「ファウスト」ドレスリハーサル

2011年9月15日、ROHにて。

Faust: Opera in five acts (Final Rehearsal)
Composer: Charles-François Gounod
Original Director: David McVicar
Revival Director: Lee Blakeley

Conductor: Evelino Pidò
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

Faust: Vittorio Grigolo
Méphistophélès: René Pape
Marguerite: Angela Gheorghiu
Valentin: Dmitri Hvorostovsky
Siébel: Michèle Losier
Wagner: Daniel Grice
Marthe Schwertlein: Carole Wilson

このプロダクションは2004年6月にプレミエで、私はそれに続いて2年後の2006年9月の公演も見ていて、今回が3回目です。2006年から今日までの間にも公演があったのかどうかは定かじゃありません。
今日の出演者はプレミエの時(アラーニャ、ゲオルギュー、ターフェル、キーンリーサイド、コッシュ)に匹敵する豪華さで、彼らがそれぞれの実力を発揮してくれたので大変楽しめました。
グリゴーロはいつもの美声が気持ちよく、パーペは余裕で深みのある声を大声量で出していましたし、ホロストフスキーはロシアもの以外では初めて感心させてくれる出来でした。しかしいつもの籠もり気味の発声はちょっと気にはなりましたが。ゲオルギューはリハーサルということなのかやや抑え気味の歌唱でしたが、ポイントではちゃんと声を張り上げてくれてブラヴォーが出ていました。シエベルを歌ったカナダのメゾソプラノ、ミシェル・ロジエールはROHデビューですがさすがにすでに国際的に活躍しているだけあって、すばらしい出来でした。
管弦楽はまあ水準の出来か。ピドよりもベニーニの方が上手いかな。

ここでのリハーサルはこれまで何度も聴いていますが、今日は異例なことにカーテンコ-ルが全くありませんでした。何があったのでしょう。従って残念ながら写真はありません。18日の初日以降に公式ステージ写真がリリースされると思います。
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by dognorah | 2011-09-17 21:18 | オペラ

プッチーニのオペラ「Il trittico」初日

2011年9月12日、ROHにて。

ロイヤルオペラの今シーズン幕開けです。例年のコンサート形式での幕開けと違うだけでなく、新演出で1965年以来初のプッチーニ3部作です。各地のオペラ劇場でこれが上演されるニュースを見るにつけ、なぜロンドンではやらないのだろうと思っていましたが、パッパーノはかなり以前から構想を温めていたようです。これまでは「ジャンニ・スキッキ」だけは上演されていましたが、同じ演出者によって今回他の二つが付け加えられたのでした。結論を先に言えば、それは演出、指揮、歌手にすばらしい人材を得てとても強力な出来で感動的舞台でした。更にいえばこのプッチーニの3部作は他の二つに比べて「ジャンニ・スキッキ」が一番出来が悪いオペラと言えます。なぜ一番出来の悪いオペラが3つの中で最も頻繁に上演されるのかは謎ですが。ROHでの上演記録を見ても、Il tabarroが今夜で21回目、Suor Angelicaが10回目、Gianni Schicchiが50回目となっています。

今回の演奏ですが、まずパッパーノの指揮に脱帽しなければいけません。文句のつけようのない密度の高い充実した演奏でした。特にIl tabarroとSuor Angelicaは初めて聴く音楽なのに大感動しました。これは歌手の出来も大いに寄与しています。
Il tabarroでは期待通りエファ=マリア・ウェストブルックが絶好調の歌唱、ルチオ・ガッロとアレクサンドルス・アントネンコの男声陣も惚れ惚れする歌唱と演技、それに加えて脇役達も立派でした。ルチオ・ガッロはここでは暗くて残酷な役柄を見事に演じるかと思えば、最後のGianni Schicchiでは笑わせ役を飄々と演じるなど感嘆しきりでした。以前見たシモン・ボッカネグラ役でも演技のうまさに感心したことがありますがそういう才能を持った人なんですね。
舞台装置は重厚な煉瓦造りの建物がそばに立っているセーヌ河畔に係留された資材運搬船という物語にふさわしい暗さが表現されていて、人物の動きなど見事に設定された質の高い演出です。

Eva-Maria Westbroek and Lucio Gallo
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Aleksandrs Antonenko
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Ji-Min Park 久しぶりに見たらちょっと太っていました
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Suor Angelicaは出演者全員が女性という希なオペラですが男性の私には全く違和感なし。WikipediaによるとROHでの三部作初演時には初日に上演したものの二日目からはこのオペラ自体をカットして二部作上演し、プッチーニの怒りを買ったそうです。
タイトルロールのエルモネラ・ヤオはアンヤ・ハーテロスの代役ですがなかなか頑張っていました。以前はネトレプコの代役、今回はハーテロスの代役と、そういうときしか聴いていませんがいずれも元の歌手ほどの出来ではないにしても無難にこなしますね。声の質はあまり好きじゃないですが歌唱、演技ともとても感動を与えてくれました。日本公演の椿姫役でミソをつけただけに今回の成功には本人も嬉しかったでしょう、ブラヴォーをもらったカーテンコールではちょっとウルウル状態でした。彼女の叔母役で出演したアンナ・ラーソンは今までコンサート歌手と思っていましたがオペラにも出演するんですね。今回のROHデビュー、なかなかよかったです。特に演技が。他の大勢の歌手達の中ではROHの研修生であるアンナ・デヴィンのうまさに感心しました。ヤオよりいいかもしれません。修道女コスチュームがとてもよく似合い、舞台映えのする美人になるのも印象を強くします。Il tabarroではちょい役でしたがそれもなかなか印象的な歌唱でした。
演出はIl tabarroに比べるとごく普通という感じです。悪くはないですが。

Ermonela Jaho
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Ermonela Jaho & Anna Larsson ヤオはこのように常に泣きそう
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中央がAnna Devin
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最後のGianni Schicchiは私は多分これで4回目の鑑賞になりますが、いつ見ても大して面白くもないオペラという印象で、今回も例外ではありません。例のLawrettaのアリアは今回のエカテリーナ・シューリーナが今までで一番上手いかも知れません。しかし今回Rinuccio役を歌ったテノールは前回のコステロにはかないません。

Lucio Gallo
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Ekaterina Siurina
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Francesco Demuro
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Richard Jones
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IL TRITTICO
Composer: Giacomo Puccini
Director: Richard Jones
Conductor: Antonio Pappano
Orchestra of the Royal Opera House

IL TABARRO
Michele: Lucio Gallo
Giorgetta: Eva-Maria Westbroek
Luigi: Aleksandrs Antonenko
Tinca: Alan Oke
Talpa: Jeremy White
Song Seller: Ji-Min Park
Frugola: Irina Mishura
Lovers: Anna Devin, Robert Anthony Gardiner

SUOR ANGELICA
Sister Angelica: Ermonela Jaho
The Princess: Anna Larsson
The Abbess: Irina Mishura
The Monitress: Elena Zilio
Mistress of the Novices: Elizabeth Sikora
Sister Genovieffa: Anna Devin
Nursing Sister: Elizabeth Woollett
Alms Sisters: Gillian Webster, Kathleen Wilder
Sister Osmina: Eryl Royle
Sister Dolcina: Elizabeth Key
Novice: Katy Batho
Lay Sisters: Melissa Alder, Kate McCarney

GIANNI SCHICCHI
Gianni Schicchi: Lucio Gallo
Lauretta: Ekaterina Siurina
Rinuccio: Francesco Demuro
Zita: Elena Zilio
Gherardo: Alan Oke
Nella: Rebecca Evans
Betto di Signa: Jeremy White
Simone: Gwynne Howell
Marco: Robert Poulton
La Ciesca: Marie McLaughlin

Maestro Spinelloccio: Henry Waddington
Ser Amantio di Nicolao: Enrico Fissore
Pinellino: Daniel Grice
Guccio: John Molloy
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by dognorah | 2011-09-15 09:31 | オペラ

バルトークのオペラ「青髭公の城」

2011年9月9日、ハンガリー国立オペラ劇場にて。

このブログは約1ヶ月の夏休みを取ってしまいました。8月はプロムスなどいくつかのコンサートに行ったのですが記事が書けないままとうとう9月の新シーズンに入ってしまいました。心を入れ替えてまた少しずつアップしていこうと思います。
今シーズンはまずブダペストに行きました。その後ROHのシーズン幕開けにも参加しましたが、ブダペストの分からレポートしていきます。

A Kékszakállú herceg vára(Duke Bluebeard's Castle)
Music: Béla Bartók

Concept: Ildikó Komlósi
Director: Caterina Vianello
3D effects: Andrew Quinn
Light Designer, Cinematographer: Alessandro Chiodo
Sets: Gian Marco Campanino, Marcella Gallotta
Conductor: György Gyorivanyi-Rath
Orchestra of the Hungarian State Opera

Duke Bluebeard: István Kovács
Judit: Ildikó Komlósi

この公演は世界初の3D舞台と宣伝されていましたが内容についての説明はあまりなく、実際に座席に座って鑑賞してやっと意味がわかりました。要するに実際の舞台セットの代わりに3D映像を使うということで、観客は支給された3D用の偏光眼鏡を装着して舞台を見るということでした。従って舞台上は簡単な台座が置かれている程度でバックには幅高さとも舞台一杯の白いスクリーンがセットされているだけです。
さて、効果の程はというとこれがなかなか行けます。主に城の巨大な内部構造が場面に応じて投影されますが効果的でした。しかし技術的な問題があるのか映像はモノクロで、色といえば歌手の衣装にしかありません。あと、やはり偏光眼鏡をかけるのは煩わしいです。特に私のように近視用眼鏡をすでにかけている者には。

ハンガリー人の歌手は二人ともとてもよかった。青髭公を歌ったコヴァーチは声に艶があってよく通る魅力的な声の持ち主です。引き締まったスマートな体もこの焼くにふさわしいと思いました。表現的には大変な迫力が感じられ、ぞくぞくします。

ジュディット役のコムロジはロンドンでもお馴染みの国際的メゾソプラノですが、声の調子がよくてすばらしい歌唱でした。

指揮者もハンガリー人ですが、まあ水準の演奏というところでしょうか。もう少し切れのいい透明な表現が出来ないものかとは思いましたが。この曲を聴くのはこれが3回目で、最初は2006年のペトレンコ指揮のROHの舞台。次いでブーレーズ指揮のコンサート形式でした。どちらも指揮は今回より遙かにすばらしいものでバルトーク音楽の凄さ、美しさをもっと豊かに表現していたという印象を持っています。

なお、ハンガリー人によるハンガリー語上演だからハンガリー語字幕は必要なしと判断されたのか、舞台上の字幕は英語でした。
この劇場は座席数が1260とのことで、オペラ鑑賞にはほどよい大きさですね。フォイヤーやメインの階段などは小さいスケールながらパリのガルニエと似た感じでした。床は木で出来ており、音響的には不満のないホールです。今回は平戸間最前列の右側通路脇に座りましたが、シーズン幕開けの特別価格のせいかこの劇場にしては切符は高めの18,500フォリント(切符購入時で約60ポンド)でした。これでもロンドンよりは遙かに安いですが。

István Kovács and Ildikó Komlósi
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István Kovács
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Ildikó Komlósi
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György Gyorivanyi-Rath
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なおご存じのようにこのオペラは上演時間が約1時間と短いので大抵の公演は他の出し物と組み合わせて上演されます。今回は随分毛色の変わった組み合わせで、ラヴェルの「ボレロ」に振り付けたダンスでした。
今までヴィデオでジョルジュ・ドンとかシルヴィ・ギエムのダンスを見たことがありますが、実演を見るのはこれが初めてです。ドンやギエムのはモーリス・ベジャールの振り付けと思いますが今回のは全く異なるもので、このスペイン音楽らしくフラメンコの形式を取り入れたもので、事実今回のダンサーはすべてフラメンコダンサーです。これを3D映像を背景にやろうというわけで、実はオペラの前に上演されました。

Bolero
Music: Maurice Ravel
Concept: Francesco Stochino Weiss
Choreography: Lola Greco
Scene: Claudia Magoga
3D effects: Nima Gazestani
Light Designer, Cinematographer: Alessandro Chiodo
Costume Designer: Carmen Sanchez

Étoile: Lola Greco
First dancer: Francisco Velasco
Soloists: Peneope Sanchez, Miriam Manso, Miriam Perez

映像は星空が主なもので音楽リズムに応じていろいろなシーンが出てきます。映像だけで楽しめるようにしたのでしょう、空の彼方から何かもやもやとしたものがだんだん近づいてくるシーンでは途中からそれが真っ赤なバラであることがわかり、最終的には目の前1mぐらいに大写しされ、花弁の細部まではっきり見て取れます。また、付きの場合も目の前で大きくなるとクレーターの様子が明瞭になるし、大がかりな構造物が水平線下から現れたりします。しかし、オペラと違ってダンスではこのような映像は不要だと感じました。ダンサーの動きを注視しているときには他の映像は邪魔です。

ダンスはまず暗闇の中にヌード女性が現れ、背景の大スクリーンの効果でまるでシルエットのように見えます。そのそばで男性ダンサーが踊り、床には他の女性ダンサーが横たわっていますが、男性ダンサーが彼女たちを一人ずつ立ち上がらせながらソロやデュエットダンスを継続していきます。そのうちにヌードダンサーは舞台下に沈み、時間が経ってから彼女も他のダンサーと同じような衣装で舞台に復帰。照明も明るくなります。フラメンコと同様なタップを交えながらクライマックスに向けて動きを激しくしていっておしまい。まあ楽しめました。実演を見ればギエムの踊りの方が感動は大きいかも知れません。

Lola Greco and Francisco Velasco
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by dognorah | 2011-09-13 23:15 | オペラ