2005年 06月 05日 ( 1 )

ヴィオラリサイタル

フィルハーモニア管弦楽団が主催する有望な若手奏者のリサイタルシリーズで、今回はヴィオラ奏者が選ばれて演奏した。場所はロイヤルフェスティヴァルホール。

c0057725_123299.jpgヴィオラ:Dimitri Murrath
 1982年ベルギー生まれ。ロンドンのGuildhall School of Music and Dramaで現在も研鑽を積んでいる。


プログラム;
 Ysaiye: Sonata for Violonchello solo Op.28
 Edwin Roxburgh: Soliloquy 2(世界初演)
 Rebecca Clarke: Sonata for viola and piano

Ysaye(1958-1931、ベルギーの作曲家)の曲は奏者自身によるヴィオラ用に編曲したもの。あまり魅力的ではなかった。

Edwin Roxburgh(1937-)の曲は不安と希望が入り混じったような印象を受ける作品でなかなか聴かせる。作曲者自身が会場にいて、終演後は舞台で挨拶。

Rebecca Clarke(1886-1979)はイギリス生まれで主にアメリカで活躍した作曲家兼ヴィオラ奏者。最初の2曲と違ってピアノとのソナタなのでほっとする。ピアノはTom Blach氏で室内楽で世界各地で演奏する傍ら、Guildhall School of Music and Dramaで教鞭もとっている。弦楽器のソロというのは張り詰めた空気を結構シリアスに与えるところがあって偶にはいいのだが、こればかり連続するのはあまり積極的には聴きたくない。
この曲は全体として古典的な流れを汲む作品で、ピアノはかなりロマンティックである。様々な楽想が散りばめられていて詩が感じられる曲だ。本日最も楽しめた。
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by dognorah | 2005-06-05 01:16 | コンサート