Jette Parker Young Artists Programme 2008

今週はROHの若手育成のための標記プログラムに採用されている人たちの発表会が何度か開催されます。歌手は10人いますがそのうち4人が今年9月に採用された人たちで、任期は2年です。
今日はその発表会の第1回目で、登場した歌手達は次の7人で、新人は全員参加です。私がこのプログラムのことを知って以来日本人が採用されたのは初めてです。韓国人や中国人はいるのに何で日本人はいないのかと思っていましたがやっと実現しました。彼女は大阪音大の出身で新国立劇場とネーデルランドオペラで研修を受け、オペラはこれまで新国立劇場、アテネの劇場、バンコクのオペラ劇場などで歌った経験があるそうです。

ソプラノ
Pumeza Matshikiza (南アフリカ)
Simona Mihai (ルーマニア、新人))
Eri Nakamura (日本、新人)
Anita Watson(オーストラリア)

テノール
Robert Anthony Gardiner (イギリス、新人)
Ji-Min Park (韓国)

バリトン
Changhan Lim (韓国、新人)

プログラムは全てオペラアリアからソロおよびデュエットでした。注目の日本人ソプラノ中村さんはマスネーのマノンから第2幕のアリア ‘Adieu, notre petite table’、モーツァルトのフィガロの結婚から第3幕の伯爵夫人とスザンナのデュエットでスザンナ、ドニゼッティのドン・パスクアーレ第1幕からのNorinaとDr Malatestaのデュエットの3曲を歌いましたが、素直で声量のある声はなかなかすばらしく、4人のソプラノの中では一番の出来と思いました。特にノリーナの歌唱での盛り上がりは凄くて、技術的にはかなり出来上がっている印象です。この後水曜日にもリサイタルで出演するので楽しみです。是非2年間の研修の後は国際的に活躍出来るレヴェルになって欲しいものです。

他の歌手ではイギリスの新人テノールのガーディナーが韓国のパークに引けを取らない出来なのと、韓国の新人バリトンのリンが凄い歌唱で目立っていました。リンはバスバリトンというべき声質でしょう。上手いです。2年生の中ではやはり今まで舞台上でも好演してきたパークが抜群のうまさでした。
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by dognorah | 2008-10-14 21:12 | オペラ
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