ハーディング指揮LSO

2008年10月8日、バービカンホールにて。

プログラム
Boulez: Livre pour cordes
Messiaen: Poèmes pour Mi
Bruckner: Symphony No.4 ‘Romantic’

演奏
Daniel Harding:指揮
Sally Matthews:ソプラノ
London Symphony Orchestra

会場は5割程度の入り。ストール席はまあまあ入っていましたがサークル席は100人に満たず、バルコニーは閉じられています。LSOのコンサートでこんなに少ないのは初めて経験しました。プログラムに魅力がないのか、それともやはり1929年以来の恐慌が近いのでしょうか。9月後半から始まった各オケの定期演奏会が軒並みこの程度の入りというのは異様です。

今日のハーディングは指揮棒を忘れたのか(まさかね)全て指揮棒なしで指揮しました。
ブーレーズの作品は弦楽合奏曲ですが、元々は弦楽四重奏曲で、作曲者自身が編曲したものです。オケの弦が調子がいいことがよく分かりました(^^;
2曲目のメシアンは、奥さんのために作った九つの詩に作曲したもので題名にあるMiというのは彼が奥さんを呼ぶときの名前だったそうです。現在ROHでCalistoに出演中のサリー・マシューズがこちらでも歌いました。声が特にいいというわけではありませんがなかなかの歌唱でした。曲も魅力的でとても充実した響きです。楽しめました。
写真は演奏後のハーディングとマシューズです。
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最後の曲は名演だったと思います。今日のLSOは各パートのトップが何人かお休みしているにも拘わらずとてもよく鳴っていました。上に述べたように弦が好調な上に金管もすばらしく、特にホルンのトップ(David Pyatt)は上手くて感心しました。演奏後ハーディングは彼一人を立たせて讃えていましたが当然でしょう。第3楽章の長い繰り返し部分で2回とも完璧な音程であり音でしたし。全体にテンポは遅めで美しく、題名通り本当にロマンティックでスケールの大きい演奏でした。ブラヴォーです。
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by dognorah | 2008-10-09 09:19 | コンサート
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