セーゲルスタム指揮フィルハーモニア管

2008年10月2日、RFHにて。

プログラム
ヴァーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前奏曲
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
シベリウス:交響曲第2番

演奏
ピアノ:Boris Berezovsky
指揮:Leif Segerstam
管弦楽:Philharmonia Orchestra

セーゲルスタム指揮のフィルハーモニア管を聴くのは昨年11月以来ですが今回も大変すばらしいコンサートでした。
ブラームスのピアノ独奏者ベレゾフスキーは出だしこそ、あれっと思うぐらい控え目な音だったが暫くすると透明で硬質なサウンドが炸裂、豪壮な演奏となりました。管弦楽も第1楽章前半は弦のアンサンブルがいまいちだったのが、ピアノと符牒を合わせるようにこちらも快調となり、両者バランスのよく取れた快演となりました。ブラームスの深みのある曲想がたっぷり表現されて大満足です。多分このピアニストを聴いたのは初めてと思いますが好きになりました。幕間に友人から聞いた話によると、彼は以前は随分太っていたそうですが今日は精悍な顔立ちで、とてもハンサムな人です。下の写真は拍手に応えるBoris Berezovskyです。
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今回のセーゲルスタムの母国ものははシベリウスの代表作第2番ですが、テンポや間の取り方が堂に入った演奏でさすがです。シベリウス独特のやや寂しげに響く緩徐部のメロディなど実に美しい演奏でした。ダイナミックな部分ではオケもよく鳴って、特に金管群が熱演ですっかり快調となった弦と共に華々しくもスケールの大きい演奏となりました。第4楽章など終曲部は押せ押せでがんがん。聴いている方はすっかり乗せられてスカーッとした気持ちになります。ウーン、見事な指揮振りです。写真は両手を広げて歓声に応えるLeif Segerstamです。
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ところで、先ほどの友人の情報によると今夜の客の入りは6割だそうで、昨夜に比べると遙かに多いのですが、その前に友人が行ったLPOのコンサートでも入りが悪かったそうです。やはりCredit Crunchでコンサートに行くどころではないという雰囲気になってきたのでしょうか。
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by dognorah | 2008-10-04 09:08 | コンサート
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