ソプラノ、ダニエル・ドゥ・ニース

2008年7月17日、バービカンホールにて。
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Soprano: Danielle de Niese
Flute: Adam Walker
Harp: Sally Pryce
Conductor: Garry Walker
Academy of St Martin in the Fields

プログラム
Haydn: Symphony No.70
Handel: Semele – ‘Endless pleasure’
Handel: Rinaldo – ‘Lascia ch’io pianga’
Handel: Semele – ‘Myself I shall adore’
Mozart: Concerto in C major for Flute and Harp, K299
Mozart: Exsultate, jubilate, K165

管弦楽以外の演奏者はすべて30歳前後の若手による演奏でしたが、とても楽しめたコンサートでした。毎年夏に開催されるMostly Mozartシリーズの一環で、今年のポスターは今日歌ったダニエル・ドゥ・ニースのにこやかな笑顔で、ちょっと聴いてみたくなって切符を買ったのでした。1980年シドニー生まれで両親はスリランカ人とオランダ人、現在の国籍はアメリカと4カ国と関係ある複雑な人です。背が高くて華やかな顔でぴちぴちとした印象を受けます。
彼女のプログラムはヘンデルのアリアを3曲とモーツァルトの作品を一つ。すごく伸びのある美声でちょっとテクニックを見せびらかすようなところもあるけれどなかなか好感が持てました。声質は非常に好きというわけではありませんがのびのび歌う様は気持ちがいいです。経歴を見ると古楽系オペラの出演が多いもののプッチーニやヴェルディも歌っています。今後はどういう方向に進むのか注目していきたいと思います。

指揮者は今年33歳ですが舞台上ではもっと若く見えます。指揮姿はふにゃふにゃ体をくねらせるのであまりかっこよくはないですが音楽はすばらしく、最初のハイドンの交響曲は瞠目に値する出来で、並の指揮者じゃないという印象を受けました。実に細かくオケをコントロールしてダイナミズム、テンポ感とも体にしっくりする感じです。Academy of St Martin in the Fieldsは久し振りに聴きましたが相変わらず質の高いアンサンブルでした。

トップの写真はDanielle de NieseとGarry Walkerです。
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by dognorah | 2008-07-20 19:43 | コンサート
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