サロメ公演

2008年5月23日、ヴィーン国立歌劇場にて。

Salome
Musikdrama in einem Aufzug nach Oscar Wildes gleichnamiger Dichtung
Deutsche Übersetzung: Hedwig Lachmann
Musik von Richard Strauss

Dirigent: Stefan Soltesz
Inszenierung: Boleslaw Barlog
Buhnenbild und KostOme: Jürgen Rose

Herodes: Wolfgang Schmidt
Herodias: Daniela Denschlag
Salome: Eva Johansson
Jochanaan: Terje Stensvold
Narraboth: Marian Talaba
Ein Page der Herodias: Roxana Constantinescu
Erster Jude: Cosmin Itrim
Zweiter Jude: Alexander Kaimbacher
Dritter Jude: Michael Roider
Vierter Jude: Benedikt Kobel
Fünfter Jude: Walter Fink
Erster Nazarener: Janusz Monarcha
Zweiter Nazarener: Clemens Unterreiner
Erster Solda:t Dan Paul Dumitrescu
Zweiter Soldat: Goran Simić
Ein Cappadocier: Hiro Ijichi
Ein Sklave: Johann Reinprecht

Orchester der Wiener Staatsoper

c0057725_345314.jpg当初の発表ではサロメはNylundが歌うはずでしたがいつの間にかEva Johansson(左の写真)に変わっていました。このキャストで今まで聴いたことがあるのはDaniela Denschlagだけです。

サロメを歌ったヨハンソンは時折すばらしい声を聴かせてくれますが全音域でそれがあるわけではなく、高めの強い音域に限られます。この声がいつも出ているなら凄い歌手でしょう。最高音域は掠れて出ず、また時々地声のような魅力のない声も出ていましたが、演技も含めて全体としてはまあまあ受容できる範囲でした。肌色の全身下着の上から7枚のヴェールを着ているので裸になることはありません。尤もあまり裸になって欲しくない体型ですが(^^;
ヘロデ王を歌ったシュミットはすばらしいテノールで3月にROHで見たサロメで歌っていたモーザーに比べると格段によかった。ヘロディアスを歌ったデンシュラグは美声ながら声を張り上げるところではちょっと無理があるのか汚れが目立つのが惜しい。
ヨカナーンを歌ったシュテンスフォルトはどこか北欧の人でしょうか、声量はあるし声質もまあまあでなかなかよい歌手です。ナラボートを歌ったタラバは水準以下のテノールと思いました。
ショルテスの指揮は全体にちょっとオケを鳴らせすぎの感があり、アンサンブルの乱れが目立つ大味な音楽でした。弱奏部などもう少し叙情的にやって欲しい。
演出は正統的で特に文句はありません。舞台もちょっと古そうですがかなりよくできているものです。ところでこれはいつのプロダクションでしょうか?プログラムにヴィーンでのサロメ上演についてというページがあって過去のプロダクションの記述があるのですが、最後は1972年のカール・ベーム指揮のものとなっています。ということは36年前の演出?

次の写真はカーテンコールで左からWolfgang Schmidt、Daniela Denschlag、Terje Stensvoldです。
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by dognorah | 2008-05-28 03:07 | オペラ
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