Sibila Konstantinovaピアノリサイタル

2008年5月15日、Purcell Roomにて。

フィルハーモニア管弦楽団が主催する若い有能な音楽家に与える奨学金制度Martin Musical Scholarship Fund受賞記念リサイタルである。

プログラム
Leoš Janáček: In the Mist
Frédéric Chopin: Andante Spionato et Grande Polonaise Brillante, Op.22
Enrique Granados: Goyescas
Sergei Prokofiv: Sonata in A, No.6, Op.82

c0057725_19525581.jpgシビラ・コンスタンティノワは1982年生まれのブルガリア人。18歳までは故国で音楽教育を受け、その後奨学金を受けてロンドンでGuildhall School of Music and Dramaに学ぶ。この賞以外にもいろいろな奨学金を授与されて現在もロンドンで研鑽を積んでいる。

最初のヤナーチェクは曲は初めて聴くが、短いながらも4部で構成されているメランコリックで且つ輝かしさを持つもの。魅力的な曲ながら演奏もすばらしく、彼女の才能の確かさを感じさせるもの。しなやかなタッチで醸される音の何と高貴で美しいものだろう。心の奥にひたひたと入り込んでくるものがある。
ショパンは前半のアンダンテ・スピアナートが細やかで美しい。後半は爽やかで軽やか、とても楽しめた。
グラナドスの曲はよく分からず。彼女はこの作曲家が好きなのかアンコールも彼の小品を弾いていた。
本日一番長い曲である(といっても30分足らずだが)プロコフィエフは第1,2楽章がやや単調であまり楽しめず。しかし第3、第4楽章で曲に引き込まれた。最後は華やかに終了。指の冴えがすばらしい。

すべてを通しての感想は最初のヤナーチェクが一番よかったというところ。上の写真は終演後に挨拶するコンスタンティノワ。このように長身ですらっとした魅力的な女性である。
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by dognorah | 2008-05-19 19:54 | コンサート
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