サクソフォンのコンサート

2008年3月27日、Hyde Park Chapelにて。

Michaela Stapleton:サクソフォン
Naoko Makino:ピアノ

プログラム
Claude Debussy:Rhapsodie
Mark Anthony Turnage:Two Elegies Framing a Shout
Gabriel Pierné:Canzonetta
Ryo Noda:Maï
Jules Demersserman:Fantaisie sur un Thème Original

クラシック独奏者としては珍しいサクソフォン。第2曲目のターナイジの作品はソプラノサックスで演奏するものだがピアノ伴奏も含めて現代音楽らしいユニークなフレーズが面白い。ある場面でサックスがピアノの内部に向けて吹くシーンがあり、そのときはピアニストはペダルを踏んでいるので弦がサックスの音あるいは吹き出される空気に反応して微妙な音を出す。ソプラノサックスならではのプロセスはアイデアだしなかなか面白い。

第4曲の日本人作曲家の作品は尺八の音をアルトサックスで表現するという意図のもとに書かれたものということだ。敵に攻められた侍が自分の家族や部下を守るために自害する物語に合わせて作曲されたと解説していた。確かに尺八の音に近い。後で演奏者にそう伝えたら大変喜んでいた。本人は尺八を見たことも音を聴いたこともないらしいので。
演奏者は両方ともRoyal College of Musicの学生。
[PR]
by dognorah | 2008-03-29 09:58 | コンサート
<< ロイヤルオペラの「カルメン」再演 モネ、カンディンスキー、ロスコ... >>