ペトレンコ指揮ロンドン交響楽団

2008年2月13日、バービカンホールにて。

出演
ピアノ: 上原彩子
指揮: Vasily Petrenko
管弦楽: London Symphony Orchestra

演目
Joseph Phibbs: Shruti (world premiere)
Raphmaninov: Rhapsody on a theme of Paganini
Shostakovich: Symphony No.15

最初の曲は若手作曲家に発表の機会を与えるもの。インド音楽に啓示を受けたという4-5分の曲。管楽器がリードする瞑想的な曲である。悪くないが作品としてはもう少し演奏時間があってもという感じ。写真は自曲を解説するJoseph Phibbs。
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2曲目のラフマニノフは昨年4月に松本さやか、あすか姉妹によるピアノ2台で聴いた曲だが今回はオリジナルの管弦楽ヴァージョン。やはり当然のことながら管弦楽での演奏は華やかで豪華。若い指揮者ペトレンコと上原彩子の息はぴったりという感じである。ピアノはテクニックの凄さを見せるのではなく結構叙情的だったと思う。ピアノのアンコールは同じラフマニノフのプレリュードから作品23のNo.6だろうか。インターヴァルのレセプションでご本人と話す機会があったが、想像以上に小柄な方でちょっとびっくり。舞台で見るのはこれで3回目だが観客席から見ている限りあまり分からなかった。リサイタルではヤマハを、協奏曲ではスタインウエーを弾くとのこと。お子さんが生まれてからはパリではなく日本をベースにしているという。
写真はVasily PetrenkoとAyako Uehara。
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ショスタコーヴィッチの15番は以前にゲルギエフ指揮ロッテルダムフィルで聴いたことがある。今回改めて聴いてみて音楽的にも結構良くできた曲かなと思い始めた。そう思わせてくれた指揮者ペトレンコは若いのに(1976年生まれ)なかなか大したものだ。洗練された音楽作りで余計な演出は何もしていない感じなのに曲に引き込まれる。オケのコントロールもすばらしく、終演後は楽団員から拍手を受けていた。現在ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団の主席指揮者だが人気が高くて契約を2012年まで延長したそう。
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by dognorah | 2008-02-16 09:23 | コンサート
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