Camerata Irelandのコンサート

2007年12月13日、カドガンホールにて。

Barry Douglas: 指揮とピアノ
Chee-Yun: ヴァイオリン
Andres Diaz: チェロ
Camerata Ireland: 管弦楽

プログラム
シベリウス:Rakastava
シューベルト:交響曲第3番
ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロおよびピアノのための協奏曲

カメラータ・アイルランドはイギリスの女王とアイルランドの大統領の両方がパトロンになっている珍しい室内管弦楽団である。聴くのは今回が初めてであるがとても優れたアンサンブルを持つ一流団体であった。バリー・ダグラスの指揮も緻密で柔軟、自然な流れの音楽を作っていく好感の持てるもの。
シベリウスの曲は彼らしい響きの弦楽合奏で(ティンパニーが入っているのがちょっと普通じゃないが)寂しさを湛えたメロディで構成される。
シューベルトはハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが見え隠れするような感じでまだ個性がそれほど強いという印象はないものの抵抗なく聴けるいい音楽である。劇的な面がやや強調されるような演奏であった。弦の響きはここでも秀逸。
ベートーヴェンの三重協奏曲は前の2曲と共に初めて聴く曲であるが、聴きごたえのある佳作である。バリーダグラスは弾き振りだがそれが特に問題となることはなく非常に上手くオケと独奏者を統率していた。Chen-Yunは韓国生まれの美人ヴァイオリニストで美しい音色を響かせていた。チェロのディアスはチリー生まれで、そつなく弾くものの実力のほどはいまいち分からず。
写真は左からヴァイオリン独奏のChee-Yun、チェロのAndres Diazそして指揮とピアノのBarry Douglas。クリックすると拡大します。
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by dognorah | 2007-12-17 02:48 | コンサート
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