サラステ指揮フィルハーモニアのマーラー6番

2007年11月8日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールにて。

Janine Jansen: violin
Jukka-Pekka Saraste: conductor
Philharmonia Orchestra

プログラム
Mozart: Violin Concerto No.5
Mahler: Symphony No.6

先日のセーゲルスタムに続いてのフィンランド人指揮者の登場です。サラステはいつものように赤系統のカマーベルト着用でした。
モーツァルトのポピュラーなヴァイオリン協奏曲は美人ヴァイオリニストの独奏ですが、演奏は可もなし不可もなしの極めて普通という印象でした。ヤンセンのヴァイオリンは音が小さく、豊麗という印象は全くありません。
写真は拍手に応えるヤンセン。
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マーラーではサラステはモーツァルトでの適当に独奏者に合わせるだけの指揮と違ってえらく力の入った全力投球という印象で始まりましたがちょっと肩肘が張りすぎて第1楽章は熱演は感じられてもやや音楽の流れがスムーズじゃなかったです。でも第2楽章の後半ぐらいから乗ってきて第3,4楽章は絶好調。音のバランスもよく格調の高い演奏でした。特に第3楽章の美しさは特筆ものです。フィルハーモニアは今日もいい音を出していました。
この第6番の交響曲は一昨年のPromsでヤンソンス指揮ロイヤルコンセルトヘボーの演奏を聴いて以来です。全体としての出来は緻密で躍動感溢れるヤンソンスの演奏に軍配ですが、サラステの演奏にも捨てがたい魅力はあり、大いに楽しめました。
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by dognorah | 2007-11-12 06:24 | コンサート
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