フィルハーモニア管弦楽団今期開幕コンサート

2007年9月25日、RFHにて。

2年間改装の末今夏に再オープンしたロイヤル・フェスティヴァル・ホールをホームとするフィルハーモニア管弦楽団がホームへの復帰を祝してベートーヴェンの第9で開幕しました。

Christoph von Dohnányi: conductor
Christiane Oelze: soprano
Lilli Paasikivi: mezzo-soprano
Roberto Sacca: tenor
Egils Silins: bass
Philharmonia Chorus
Philharmonia Voices
Philharmonia Orchestra

プログラム
Hans Werner Henze: Adagio, Fuge and Mänadentanz
Ludvig van Beethoven: Symphony No.9

席は安いサイド席にしましたが、音響的には以前とほとんど変わらず。このホールは音が良くなったという話を聞いていましたが正面のちゃんとした席で聴くと違いが分かるかもしれません。久し振りに聴くフィルハーモニア管はまあいつもの音で、ロンドン交響楽団よりちょっと下の世界的には二流どころの音質です。ここの弦はオーディオ的な表現をすればちょっとくすみのある抜けきらない音で、それが特徴なのでしょうがいまいち好きになれません。木管はなかなかいいです。

ドホナーニの指揮ですが、何年か前に彼が委嘱して作曲してもらったというヘンツェの作品は完璧にコントロールされていた印象です。あまり好きな曲ではないですがオケはよく鳴っていて音響的には楽しめました。

次のベートーヴェンはややテンポの速い演奏で、第1から第3楽章まではスケールが小さいものの水準的な出来でしたが、第4楽章は不満が残りました。まず合唱が先月バヴァリアの高水準なものを聴いた後だというせいもあるかもしれませんが、ちょっと荒いアンサンブルという印象です。特に男声部。独唱はバスはよく声が出ていたものの最初の肝心なところでちょっと音を外した気がします。ソプラノはよかったもののテノールが全然駄目。メゾソプラノもあまり声が出ていない。オケが頑張っていたのに肝心の歌がこれではね。ということで凡演というべき演奏でした。
写真は全員分があまり上手く撮れなかったので美人のドイツ人ソプラノChristiane Oelzeがちゃんと写っている一枚を。
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by dognorah | 2007-09-26 22:45 | コンサート
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