バレンボイム指揮ヴィーンフィル演奏会(PROMS)

2007年9月3日、ロイヤルアルバートホールにて。

シューベルト:交響曲第5番
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

Daniel Barenboim
Wiener Philharmoniker

ロンドンの地下鉄が今日の夕方から72時間のストに突入したので遅刻者が結構いたようです。インターヴァルに廊下で会った友人も影響を受けて1曲目をミスしたとのこと。私は車で行ったので問題はなかったのですが、次回のコンサートを予定している6日は朝から動いていないということでみんな車で行くかも知れず、道路も混むだろうし駐車場確保に苦労するかもです。これで埒があかない場合は来週も月曜から72時間ストを予定しているようで困ったものです。運転手のストではなく路線メンテナンスをやる労働者のストで、背景はちょっと複雑です。Piccadilly Line、Northern LineおよびJubilie Lineはメンテナンス会社が違うので正常に動いているようです。労使が協議しているのかどうか、4日の昼現在事情は変わりないようです。

さて、演奏の方ですが、バレンボイムの指揮に接するのはひょっとして初めてかも。2曲とも暗譜で指揮していましたがシューベルトといい、ブルックナーといい立派な演奏でした。
シューベルトは可愛い曲というイメージを持っていましたが、堂々たる構成でよくできた交響曲という印象を与えてくれました。相変わらず弦も管も気持ちのいい音です。

ブルックナーの4番は、私の愛聴盤ベーム指揮ヴィーンフィルのCDを彷彿とさせるスケールの大きい表現でしたが、それでいて叙情的なパートの美しさが何とも言えない心地よさで大満足。細部をおろそかにしないきめの細かさも音楽的に充実した印象を与えてくれます。金管が大活躍する部分もヴィーンフィルで聴くとその柔らかく丸みを帯びた音が弦と融け合って本当にすばらしい。
今期のプロムスは8番と4番という好きな2曲のブルックナー交響曲を共に質の高い演奏で聴けて幸せです。
写真は最前列の聴衆から話しかけられて受け答えするバレンボイムです。
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by dognorah | 2007-09-04 21:02 | コンサート
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