ゴールドベルグ変奏曲の演奏

2007年6月3日、ウイグモアホールにて。

Johann Sebastian Bach: Goldberg Variations BWV988
Piano: Ramin Bahrami

c0057725_2218548.jpgラミン・バーラミは1976年テヘラン生れ、ピアノ教育は主にミラノとシュトゥットゥガルトで受けた。今までの演奏活動はほとんど欧州大陸で好評を博しているようだが、恐らくそれを踏まえて今回がイギリスデビューか。バッハは彼の得意レパートリーで今回のスポンサーであるデッカから既にゴールドベルグ変奏曲を含むいくつかのバッハ演奏CDを出している。

眼鏡をかけた温厚そうな青年で朴訥とも思えるスタイルでバッハに打込んで演奏する姿がそのまま音楽に反映されている印象である。この長大な曲(約70分)を暗譜で休みなしに一気に演奏した。飽きることのないバッハの音楽が語られる。満員の聴衆は少数のこっくりさんもいたもののほとんどが背筋を伸したままその音楽に聴入った。最初から最後までテンションはゆるむことなく、説得力のあるものだった。驚いたことに大歓声に応えて、この後バッハとリストの2曲もアンコールを弾いたこと。すごいスタミナだ。

写真は彼のウエブサイトから借りました。
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by dognorah | 2007-06-04 22:19 | コンサート
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