ヘンデルのオペラ「Amadigi di Gaula」コンサート形式

2007年5月18日、バービカンホールにて。

出演
Amadigi: Lawrence Zazzo (counter-tenor)
Dardano: Patricia Bardon (alto)
Melissa/Orgando: Simone Kermes (soprano)
Oriano: Klara Ek (soprano)

Conductor: Christopher Hogwood
Orchestra: Academy of Ancient Music

話の筋は他愛ないオペラですが、音楽的にはすばらしいもので、今日のように優れた管弦楽と粒揃いの歌手で演奏されると至福の時を味わえます。今日はイギリスの古楽器演奏団体の管弦楽でした。ホグウッド指揮のAAMは精緻で生き生きとした音楽を一分の隙もなく提示し、それに乗って各歌手が個性的で魅力的な歌唱を聴かせてくれました。やや不満があるとすればソプラノのシモーネ・ケルメスの声で、ソプラノの声に低い音域の声も重なったようなちょっと複雑な声で、表現力の幅があって劇的効果を出すには適しているとは思うのですが私は余り好きではありません。オリアノを歌ったもう一人のソプラノ、クララ・エクの声は透明で潤いがあり大好きな声です。カウンターテノールのローレンス・ザッゾの声も美しい。ダイナミックレンジがもう少しあれば迫力も出るだろうにと思いましたが。ダルダーノを歌ったパトリシア・バードンは声、歌唱ともすばらしく文句なし。
写真は左からHogwood、Zazzo、Kermes、Bardon、Ekです。
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by dognorah | 2007-05-19 09:55 | オペラ
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