ROHの来期のオペラ演目

世界初演が委嘱作品のThe Minotaur、新演出がSalomeとDon Carlo、他劇場との共同制作でROHでは初登場のIphigény en Tauride、L’elisir d’amore、The Rake’s Progressで、後はすべて再演ものです。

シーズン開幕がIphigény en Tauride の9月10日というのは異例の早さです。ただしオケはThe Age of EnlightenmentなのでROHオケはまだお休みです。

出演歌手を見ると、私の好きなネトレプコやガランチャが出てくれるのでうれしいのですが、ほかにはあまり話題になるような名歌手は来ませんね。ちょっと前にパッパーノと会談したという中嶋彰子さんは今回も名前が見あたりません。

一般的な人気で言えば、なんと言っても目玉は来年1月の椿姫をネトレプコ+カウフマン+ホロストフスキーが歌うもの(Aキャスト)でしょう。カウフマンはビヤソンよりも遙かにいい歌手なのでこれはうれしい組み合わせです。これのBキャストはアンセルム+カストロノーヴォで全く魅力なし。これで同じ料金だなんてかなり不条理ですぜ。

c0057725_0204124.jpg次いで話題にしたいのは新作のサロメ。David McVicarの演出。タイトルロールはドイツのソプラノNadja Michaelという私のまったく知らない人。左の写真を見るとなかなかの美人ですね。ヨカナーンはこれも私の知らないMichael Volleというドイツのバリトンです。最近のMcVicarはかなりおとなしい演出が目立ちますのではたしてどうなることやら。


これも新作のイタリア語版「ドン・カルロ」はなんと20年ぶりの公演だそうです(フランス語版は96年に上演している)。ビヤソン、キーンリーサイド、ハーフヴァーソンなどが出演します。エリザベッタはROH育ちのポプラフスカヤ、エボリ王女はソニア・ガナッシというイタリア人メゾ、フィリップ2世はこれもイタリア人バスのフェルッチオ・フルラネットです。

ナキソス島のアリアドネという私の分類であまり評価の高くないオペラに属しますが、ROHの金で減量を果たしたヴォイトが出演させてもらえるのと人気のガランチャが出るのとでやはり話題ではあるでしょう。

ヴァーグナーではリンク以外にパルジファルがハイティンク指揮で上演されるのはうれしいことです。

詳しくはhttp://info.royaloperahouse.org/News/Index.cfm?ccs=1133をご覧ください。
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by dognorah | 2007-04-06 00:31 | オペラ
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