マーラーの交響曲第9番演奏会

2007年1月10日、バービカンホールにて。

指揮:ダニエル・ハーディング(Daniel Harding)
管弦楽:ドレスデン歌劇場管弦楽団(Dresden Staatskapelle)

新年期待のコンサートだったがちょっと失望の演奏。
第1楽章は非常にゆっくりしたテンポで始まるものの、どうもオケの統制が取れていない感じ。アンサンブルは悪いし、各パートがばらばらな感じ。第2楽章もあまり変わらない傾向である。
マーラーはどこへ行った?
第3楽章の中間部からやっと油が乗ってきた感じで指揮者とオケが一体になって演奏する様が見て取れた。第4楽章もその流れで、この楽章でようやく本来の演奏か。ピアニッシモが続く終曲部の緊張感はなかなかのもの。

このコンビで1月7、8、9日と本拠地ドレスデンで本番があり、10日のフライトでロンドンにやってきて直ちにコンサート。既に十分本拠地で演奏しているし、到着してすぐに簡単なリハーサルをやったと思われるが、私の耳で聴いた感じでは練習不足のような印象である。一方、ドレスデン歌劇場のスケジュールを見るとこの日もオペラ(こうもり)を公演している。ということはオケ主力は歌劇場で演奏し、2軍がロンドンにやってきたか。会場で会ったブログ仲間も知った顔のトップ奏者がいなかったと証言しているし。もしそうだとしたらロンドンの聴衆を馬鹿にしていることになる。今日のこの管弦楽団のレヴェルは明らかにロンドンのメジャーオーケストラより落ちる。
写真は終演後のもの。
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会場を出た後はブログを介して知り合いになった方々と近くのレストランへ行って食事をしましたが、こちらが滅法楽しかったので救われました。
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by dognorah | 2007-01-11 20:57 | コンサート
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