PROMS:マーラー交響曲第2番「復活」

9月6日、ロイヤルアルバートホールにて。

出演
ソプラノ:Susan Gritton
メゾソプラノ:Christianne Stotijn
合唱:BBC Symphony Chorus、London Symphony Chorus
管弦楽:BBC Symphony Orchestra
指揮:Bernard Haitink

ロンドンは9月に入ってから夏が再来しホール内はとても暑いのですが、PROMSは今日もほぼ満員です。8月中旬以降連日こういう人気状態で、ちょっと驚きでもあります。
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ハイティンクがBBC SOを指揮するのは珍しいことです。しかしオケが何であれハイティンクのマーラーはすばらしい。緊張感が終始感じられる壮大な演奏で、特に最終楽章の盛り上がりは感動ものでした。ハイティンクが精魂を込めて指揮したことが感じられます。これでオケが最近聴いたベルリンフィルとかフィラデルフィアとかであれば言うことはないのですが贅沢は言えません。細部ではいろいろ不満があったもののBBCもハイティンクの指揮にちゃんと反応して全体としては立派という印象を与えてくれました。合唱はいつものごとく文句の付けようのないすばらしさでしたし、独唱も頑張っていました。

この曲を初めて聴いたのは昨年10月の同じ場所でキャプラン指揮ロイヤル・フィルでしたが、そのときは第1楽章の後に作曲者の指示通り5分の休憩を入れました。今日はそれを無視して独唱者が登場するタイミングに当ててほんの小休止。演奏としてはこの方が自然です。
舞台裏で響かせる金管はホール真後ろのギャラリーと右サイド奥の小部屋の2箇所を使っていました。キャプランが右サイド奥で全てを鳴らせていたのに比べて今日のほうが自然で迫力があります。
写真は拍手に応えるハイティンクと両独唱者。向かって右側がソプラノ、左側がメゾソプラノ。
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ハイティンクはちょっと精根使い果たしたという顔をしています。後からTVで見ると終曲の盛り上がりでは輝かしい顔をして両手を振り回していましたが、演奏直後は譜面台に両手をついて息を整えていました。もう体力的にはきついのでしょう。
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by dognorah | 2006-09-07 21:40 | コンサート
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