PROMS - オルガン演奏会

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この時期欧州はどこも事情は同じだろうけれど、雨不足でケンジントンガーデンの芝生はまっ茶色となっている。これはロイヤルアルバートホールの向かいにあるアルバート公記念碑。

c0057725_241836.jpgロイヤル・アルバート・ホールのパイプオルガンは1万本近いパイプで構成された英国最大のオルガンである。数年前に新調されたばかりで音もいい。それを使って日曜の午後、オルガン演奏会が開かれた。演奏のグードゥはイギリスの若手オルガン奏者である(左の写真)。ケンブリッジのKing’s Collegeを出て、現在、母校Eaton Collegeのオルガン奏者を勤めている。
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演奏
David Goode (1971 - )

曲目
Mozart: Fantasia in F minor for mechanical organ K608
Shostakovich: The Gadfly – Credo; The Cathedral Service
Gliere: Fugue on a Russian Christmas Song
Glazunov: Fantasy, op110
Böhm: Chorale Prelude on ‘Vater unser im Himmelreich’
J. S. Bach: Chorale Prelude on ‘Dies sind die heil’gen zehn Gebot’ BWV678
Liszt: Fantasia and Fugue on ‘Ad nos, ad salutarem undam’

印象に残ったものを記すと、ショスタコーヴィッチは低音を主体にした静かな雰囲気ながら凝縮されたエネルギーが感じられるすばらしい曲。
グラズーノフは壮大で美しい。魅力的な曲である。
バッハの曲も小品ながら瞑想的で非常に美しい。
メインのリストはマイヤベーアのオペラ「Le prophète」の中のテーマを使って書かれた曲である。ダイナミックレンジの広いスケールの大きい作品だ。オルガン曲にしては30分ぐらい続く長い曲で、途中ちょっとだれる感じがあるものの楽器の持つ可能性をかなり引き出させる曲である。

このコンサートはホール一番下のストール席で聴いた。この後7時半から先に記事にしたBBC交響楽団の演奏会があり、それはいつもの天井桟敷で聴いた。そして気付いたことは、下と上とで少なくとも5度ぐらいの温度差があるということである。下では半そでシャツではちょっと涼しいと感じるところ上では汗を掻く温度。もう少し空気をかき混ぜて欲しいものだ。
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by dognorah | 2006-08-09 02:43 | コンサート
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