モーツァルトのヴァイオリンソナタコンサート

6月15日、ハイドパークチャペルにて。

ヴァイオリン:Eleanor Percy
ピアノ:Irina Lyakhovskaya

プログラム
モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調、KV377
モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調、KV378
c0057725_836268.jpg

エラナー・パーシーは1979年生れ、ロンドンのTrinity College of Musicを卒業してイギリスと欧州で幅広く演奏活動をしている。楽器はTrinity College of Musicによって貸与された18世紀のCerutiを使用している。

イリーナ・リャコヴスカヤは1977年サンクト・ペテルスブルグ生れ。1999年にそこのコンセルヴァトワールを卒業後、Trinity College of Musicに招待されてPost Graduateとして学んだあとイギリスを中心にソロならびに室内楽で演奏活動をしている。パーシーとは既に5年間コンビを組んでいる。

この二人によるモーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲録音がMelodiyaレコードによって進行中で、昨年Vol.1を出し、今年はVol.2を予定している。既にウイグモアホールで2年連続リサイタルを開催し、好評を得ている。

爽やかな二人の女性、舞台に出てくるだけで空気が和む感じがします。さすがに得意とするモーツァルト、とてもレヴェルの高い演奏でした。楽しげに演奏するものの表面的ではなく深みのある音楽を提示してくれます。パーシーの音色は官能的というかとても艶っぽいもので美しく豊かです。モーツァルトにしてはちょっと饒舌かもしれませんが。それに呼応してリャコヴスカヤのピアノもまた美しく完璧な二重奏を形成しています。
不満を言えば、プログラミング。この二人はモーツァルトだけでなくブラームスやプロコフィエフのCDも出しています。他の作曲家のものを混ぜる余地はあったでしょうに。

コンサートの後、すごく豊かな気持ちになって歩いている自分に気付きました。
[PR]
by dognorah | 2006-06-16 08:37 | コンサート
<< プッチーニのオペラ「トスカ」公演 裸足のソプラノ、カリタ・マッテ... >>