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チェロリサイタル(3月23日)

チェロ:Helen Neilson
ピアノ:Christopher Pittas

曲目
バッハ:無伴奏組曲第3番ハ長調 BWV1009
ショパン:ピアノとチェロのためのソナタ ト短調 作品65

ハイドパークチャペルでのランチタイムコンサート。久しぶりに行ったら世話役ががらりと変わっているのにびっくり。どうやら半年任期でアメリカから派遣されるようです。

チェロリサイタル(3月23日)_c0057725_7465318.jpgチェリストのヘレン・ニールソンはフリーランスで独奏や室内楽活動に励む傍ら生徒を取って教えているプロです。スコットランド出身でリーズ大学卒業後Royal College of Musicで更なる専門教育を受けました。

ピアニストのクリストファー・ピタスはギリシャ人でアテネや欧州各地でコンクール入賞を果たしたあとロンドン在住のようです。二人とも20代後半でしょうか。

チェロのヘレンはとても腕のたつ人だと思います。
バッハの無伴奏は深遠な表現で聴く人の心に素直に入り込んでくる音楽を提示してくれます。

ショパンは当然ながらピアノが大活躍する曲ですが、チェロもなかなか聴き応えのする曲で、呼吸のぴったり合った二人の演奏は美しくとても魅力的です。聴いて一遍に好きになりました。曲想的にも変化に富んでいて飽きることがありません。

いつものように聴衆の数が少なく、このように優れた演奏に対して残念なことです。
by dognorah | 2006-03-28 07:49 | コンサート | Comments(0)
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