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「盗まれたヴァイオリン」弦楽四重奏団リサイタル

ベルゴンツィという盗まれたヴァイオリンの名前を冠した四重奏団である。
団体としてはグリニッジにあるTrinity College of Music出身者たちによって2000年に結成された。名前の由来は、第1ヴァイオリンのKit Massey氏が使っていた同名のヴァイオリンから来ており、悲しいことにそれが盗まれてしまったので、コンサートを通じて広くアピールする目的で付けられたものである。一日も早くそのヴァイオリンに関する情報が寄せられることを祈りたい。

プログラム
バルトーク:6つのルーマニアフォークダンス
      (弦楽四重奏用に上記Kit Massey氏によって編曲された)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調 作品11

バルトークは10分足らずの楽しい舞踊曲。
チャイコフスキーはアンサンブルよく丁寧に弾かれているが全体の構成力が弱いのか、各楽章がばらばらな感じである。どこといって悪いところはないけれど、リーダーの解釈がやや曖昧か。

ピカデリーにあるセント・ジェームズ教会で3月20日の公演でした。
by dognorah | 2006-03-25 20:23 | コンサート | Comments(2)
Commented by おさかな♪ at 2006-03-28 17:29 x
ヴァイオリンが戻ってくると良いですね・・・(T-T)。
Commented by dognorah at 2006-03-29 06:50
一体どんな人が楽器を盗むのでしょうね。朗報があるといいのですが。
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