ヴァイオリンとピアノのリサイタル(2月9日)

台湾出身の若い男女によるリサイタルです。会場はSt Jone’s, Smith Squareでした。
ヴァイオリン:Eric Hui-Ti Wang (1981生れ)
ピアノ:Evelyn Chan

Wangは1996年にイギリスに来てThe Purcell Schoolof Musicで学ぶ。卒業後はRoyal College of Musicに進み、さらにその後Guildhall School of Music and Dramaで修士課程も修了。ソロと室内楽で幅広く活動しています。マイナーなコンクールではいい成績を上げていますが、ブリュッセルで開催されるQueen Elizabeth Competitionでは入賞は出来なかったようです。

Chanは1991年にロンドンに来てThe Purcell Schoolof Musicに入学。その後Royal College of Musicに1996年に進みました。現在はソロと室内楽で活動しており、ウイグモアホールでリサイタルを開いたりCDを出したりしています。彼女の方が少しお姉さんっぽいです。

プログラム
サラサーテ:Concert Fantasy on Mozart’s Die Zauberflote Op.54
フォーレ:Sonata for violin and piano in A Op.13
ウィニアフスキ:Original Theme with Variations Op.15

サラサーテの曲は腕慣らし指慣らしといった感じでしょうか。ポピュラーなメロディをベースにしているので親しみやすいけれど、特に名曲ともいえないでしょう。
メインのフォーレは非常によかった。ヴァイオリンもピアノも丁寧な弾き方で彼の高貴とも思える雰囲気がきちんと表現され、いい演奏をありがとうといいたくなるものでした。聴き応えがありました。会場もかなり沸きました。
ウィニアフスキの曲もヴァイオリニストのテクニック披露的なプログラムで、変奏曲を見事な指捌きで演奏するのですが、曲そのものがもともとあまり感動的なものではないのでまあそんなものかというところです。

このヴァイオリニストは、テクニックを見せびらかすよりもじっくりと音楽を聴かせてくれる方が彼の良さをよりよく伝えることが出来るような気がします。
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by dognorah | 2006-02-10 09:37 | コンサート
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