テノールリサイタル(1月16日)

ROHのCrush Roomにて、Young Artistsのロバート・マレーによるリサイタルを聴いてきました。

テノール:Robert Murray
ピアノ:David Gowland

曲目
シューマン:歌曲集「詩人の恋」(Dichterliebe)
R・シュトラウス:4つの歌曲作品31から3曲
   Blauer Sommer
   Wenn….
   Stiller Gang
バーバー:歌曲集「過ぎゆきしものの歌」(Mélodies passagères)
モーツァルト:歌曲?(アンコール)

ロバート・マレーは1976年生まれのイギリス人で、ROHの若手育成プログラムJette Parker Young Artists Programmeに参加しています。昨年ここで「美しき水車小屋の娘」を歌ったことは記事にしました。
そのときも大変よかった印象がありますが、今日も細やかな表現を交えてしっかり歌ってくれました。声も私の好きな柔らかく伸びのあるもので、とても楽しませてもらいました。前回は水車小屋を休憩なしで歌いきってタフさを見せてくれましたが、今日も元気いっぱいの健康優良児をアピール。明るくて親しみの持てる人です。
最初の2曲がドイツ語で、3曲目がフランス語です。私の聴いた限りでは特に発音的に問題なかったと思いますが、シュトラウスの曲で一部歌詞にフォローできない部分があり、専門的にはよくわかりません。ドイツ語に関してはご一緒したSardanapalusさんからコメントがあるかもしれません。

プログラムは「詩人の恋」が最後だったのを最初に持ってくるように変更されましたが、その方が激しい表現のシュトラウスをより叙情的な曲でサンドイッチする形になってよかったと思います。

ピアノのゴーランドは、上に述べたYoung Artists Programmeで若手歌手たちをびしばし鍛える先生の立場にある人なので歌手との呼吸もぴったりです。

彼は今のところオペラのステージでは端役とアンダースタディばかりですが、少しは長く歌う役をやってもらいたいものです。魔笛のタミーノ役を代役で歌ったことがあるようですが、評判はどうだったのでしょう。もっとも、それが特段によかったならば既に重要な役を貰っているでしょうけど。
[PR]
by dognorah | 2006-01-17 04:28 | コンサート
<< セヴィリアの理髪師公演(2回目... ヴェルディの椿姫(La Tra... >>