バスバリトンリサイタル(11月21日)

バスバリトン:Vojtech Safarik
ピアノ:Ouri Bronchti

プログラム
バッハ:Song from St Matthew Passion
ヘンデル:Aria from Samson Act II
マーラー:Der Tambourgesell
ドヴォルザーク:Biblical songs
ヴェルディ:Il lacerate spirito from Simon Boccanegra Act I
モーツァルト:Madamina, il catalogo e questo from Don Giovanni Act I

バスバリトンのサファリクは1979年チェコ生まれ。大学生になってから歌手になる決意をし、チェコで一通り学んでから現在はロンドンのRoyal College of MusicでPostgraduateとして引き続き訓練を受けています。今年、ベルリンのKommische Operで開催されたInternational Opera Studioに参加し、コンヴィチュニーの監督でドン・ジョヴァンニのレポレロを歌ったそうです。

ピアノのブロンクティは1977年イスラエル生まれ。基礎的な勉強はイスラエルでやった後ローザンヌで4年間伴奏ピアニストとしての訓練を受け、その後Royal College of MusicにPostgraduateとして移ったそうです。

今日のバスバリトンは、音域も広そうで声量も豊か、歌もとてもうまい人です。アリアなどすごく迫力もあり、後は何を勉強すればいいのでしょう、という感じです。でも、最後に歌った彼にとっては取って置きの歌であるはずの「カタログの歌」は、どこといってけちのつけようの無いうまさだったのですが、もっとうまい人を聴いたことのある私にとって、何かちょっと足りないなぁという感じにはさせられました。かなり身振りを交えてレポレロらしく歌っていたのですが、歌そのものに聴衆を笑わせるようなコミックさに欠けていたのかな?

いずれにしろ、聞いていてとても気持ちのいい声と歌、何とか舞台に出れるように頑張ってほしい人です。
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by dognorah | 2005-11-22 09:47 | コンサート
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