ロイヤルオペラの來シーズンへの期待(3)

2006年2月から5月ぐらいまでの演目の予約時期となりましたので詳細と期待について述べてみたいと思います。今回は5演目ですが、すべて初めて見るものばかりなので漏れなく見に行く予定です。

・ヴェルディ作曲「マクベス」
 指揮:Yakov Kreizberg
 演出:Phyllida Lloyd
 マクベス:Thomas Hampson
 マクベス夫人:Violeta Urmana
大好きなハンプソンが出るのがうれしい。ウルマナは昨年10月の「運命の力」でレオノーラ役をやり、すばらしい歌唱を聞かせてくれた人なので今回も期待しています。
指揮者はROH初登場です。名前は知っていますがまだ聴いたことがありません。ロイドの舞台はヴェルディの1847年初版を使うそうです。

・ベルク作曲「ヴォツェック」
 指揮:Daniel Harding
 演出:Keith Warner
 ヴォツェック:Johan Reuter
 マリー:Susan Bullock
 キャプテン:Graham Clark
 軍楽隊長:Jorma Silvasti
ディレクターはROHの「リング」を演出している人で、このヴォツェックは彼の3年前の仕事です。指揮者は全く知りません。タイトルロールを歌うロイターという人とブロックはROH初登場です。ブロックは先月のPROMSでグレツキの交響曲で独唱した人、シルヴァスティは「ヴァルキューレ」でジークムントを歌った人でしたが共にレベルの高い人です。

・チャイコフスキー作曲「エフゲニー・オネーギン」
 指揮:Philippe Jordan
 演出:Steven Pimlott
 オネーギン:Dmitri Hvorostovsky
 タチアナ:Amanda Roocroft
 グレミン:Eric Halfvarson
 レンスキー:Rolando Villazon
 オルガ:Nino Surguladze
新演出です。男声陣は馴染みの人が多く、なかなか豪華な顔ぶれですが、女声陣がちょっと弱いかもしれません。オルガ役の人は初めて聞く名前です。演出家もROH初登場だそうです。指揮のジョーダンは「サムソンとダリラ」以来久しぶりです。

・ワーグナー作曲「神々のたそがれ」
 指揮:Antonio Pappano
 演出:Keith Warner
 ジークフリート:John Treleaven
 ブリュンヒルデ:Lisa Gasteen
 グンター:Peter Coleman-Wright
 ハーゲン:John Tomlinson
 グートルーネ:Emily Magee
 ヴァルトラウテ:Mihoko Fujimura
 アルベリッヒ:Peter Sidhom
今年はじめから始まった「リング」の上演も来年の4月でようやく完結です。新舞台装置もこれで完成なので今後はもっと短いサイクルで4部を上演できるでしょうが、それにしても他劇場に比べると異常に長かった。藤村さんがROH初登場で、注目です。

・Franco Alfano作曲「シラノ・ドゥ・ベルジュラック」
 指揮:Mark Elder
 演出:Francesca Zambello
 Cyrano:Placido Domingo
 Roxane:Sondra Radvanovsky
 Christian:Raymond Very
NYのメトロポリタンオペラとの共同制作で、まずメトでやったあと同じ配役がロンドンに来てやるそうです。完全に伝統的な舞台とコスチュームらしい。
私は全く聞いたことのない作曲家ですが、プッチーニの友人で、トゥーランドットはこの人が仕上げたそうです。


ロイヤルバレーでは、3月と4月分を予約するのですが、演しものはKenneth MacMillanが振り付けした「ロメオとジュリエット」、同じく彼が振付けた「フォーレのレクイエム」を含むMixed Bill、それにMarius Petipa振り付けの「ジゼル」の3種類です。マクミラン振り付けのものを両方見に行こうと思っています。Roch+Acosta、Cojocaru+Kobborg、Bussel+Bolle、Guillem+Le Richeなどすべて魅力的なペアで選択に迷うところです。すべてを見る余裕はない(バレーは前の方のいい席で見ないと面白くない)ので同居人と相談して決めることになるでしょう。
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by dognorah | 2005-09-21 23:56 | オペラ
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