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ソプラノリサイタル – 7月11日

今シーズン最後のロイヤルオペラハウスにおけるランチタイムコンサートである。テロの余韻か、いつもよりやや聴衆は少なかったようだ。
今日はオーストラリア人の若手ソプラノが歌曲とアリアを歌う。

演奏者
 ソプラノ:Martene Grimson
 ピアノ:Simon Lepper

プログラム
 オペラのアリアは、マスネー、ヘンデル、ヴェルディ、ベルリーニから。
 歌曲は、シューベルト、ドビュッシー、ブリテン、キルターから。

ソプラノリサイタル – 7月11日_c0057725_2104229.jpg彼女(左の写真)は基礎的な教育をシドニーで受けたあとイギリスに来て主にオペラの歌手としての訓練を受けた。欧州各地のコンクールで入賞を果たし、奨学金を受けてさらに研鑽を積んでいる。

声はとても美しく高音までよく伸びて、時には鼓膜がビリつくぐらい。声量としては圧倒的ではないが。
歌はさすがにオペラのアリアが生き生きとした歌いっぷりでとてもよかった。オペラ歌手としての訓練の賜物と思うが顔の表情やしぐさが豊富で演技をやればうまいだろうと思う。すらっとした長身の美人で華やかさがあり、チャンスを掴めば印象に残るパーフォーマンスができるものと思われる。まだ舞台に立ったことがないようだが、今後の活躍を期待したい。

ピアニストも同様に若い人で、リサイタルなどやっているが伴奏活動の方が目立っており、他のソプラノの伴奏者としてCDを出している。
by dognorah | 2005-07-12 21:03 | コンサート | Comments(2)
Commented by おさかな♪ at 2005-07-14 01:02 x
素敵な方ですね。
最近、電車で綺麗な人を見かけると、オペラやらないかなぁ・・・と思ってしまいます。ご本人は全く興味がないかも知れませんが。。。笑。
Commented by dognorah at 2005-07-14 09:45
ほんと、舞台には美しい方が出てくれる方がお芝居のわくわく感が増して楽しめますよね。
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