ピアノコンサート – 6月23日

ハイドパークチャペルでのランチタイムコンサートである。

今日のピアノ演奏者は、
 Diana Dumlavwalla
というインド系のカナダ人女性。昨年カナダの大学を出てからロンドンに来て、現在はRoyal College of Musicのマスターコースに在籍している。

プログラム
(1)J. S. Bach (1685-1750)   Toccata, Adagio and Fugue BWV564
  (Busoni 編曲)
(2)Alexina Louie (1949- )   Scenes from a Jade Terrace
                 Warrior
                 Memories of an Ancient Garden
                 Southern Sky
(3)Robert Schumann (1810-1856)  Carnaval全曲

いいプログラムだと思う。バッハは最初ちょっと調子が出なかったがすぐにバッハらしい豊かな音楽を弾き始めた。

2番目の曲は、カナダの中国系作曲家の作品である。カナダではかなりポピュラーな存在らしい。作品は、現代音楽らしい鋭い音が随所に散りばめられながらも情景を髣髴とさせる音で佳作である。通常の鍵盤による音と、弦を手でなぞる音、あるいは弦を押さえて鍵盤を打つ音などが混じっているが、違和感なく必然性を感じさせる。ダイアナさんは生き生きと演奏して、曲に対する共感を十分に表現していた。本日一番楽しめた曲である。彼女は大学で開催された現代ピアノ音楽コンクールで入賞したらしいが、なるほどという感じである。

休憩後弾いたシューマンのカーナヴァルは訥々と音をつむぎ、詩情豊かな演奏。非常にテクニックがあるという人ではないけれどとても好感が持てる。
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by dognorah | 2005-06-24 08:21 | コンサート
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