榎本明子さんのメゾソプラノの夕べ

「An Evening of Songs and Opera Arias」という催物がロンドンのSoho Japanというレストランで行われた。会場はYoshiaki Banという方のオリジナルローソクを使ったLightingディスプレーによって幻想的な雰囲気が醸し出されていた。レストランは定休日ながら飲み物はサーヴされ、榎本さんの呼びかけでワインなど頂きながらリラックスしたムードでプログラムが進行。大きなホールと違って、少人数でこの小さな空間を共有することで聴衆の皆さんと1対1に近いコミュニケーションを取って歌いたいというのが榎本さんの趣旨であった。

演奏者
メゾソプラノ:榎本明子
ピアノ:Annabel Thwaite

プログラムは、
ヘンデル作曲オペラXerxesより:Ombra Mai Fu (Largo)
グリュック作曲オペラOrfeo ed Euridiceより:Che Faro’ Senza Euridice
グラナドス作曲の歌曲:La Maja Dolorosa 1, 2, 3
Dominic Sewell作曲の歌曲:Songs of Memory
              Autumn
              Winter
              Spring
              Summer
マスネー作曲オペラWertherより:Va! Laisse couler mes larmes!
ヘンデル作曲オペラRinaldoより:Lascia Ch’io Pianga
日本の歌曲:宵待ち草、カラタチ、この道

盛大な拍手にこたえて、アンコールはイタリア歌曲(題は失念)とカルメンのハバネラ。

プログラムの中のDominic Sewell氏はイギリスの作曲家で、聴衆の一人として参加されていたが、榎本さんならびにピアノのThwaiteさんと密接に協力しながら歌曲を作曲しているという説明と共に今夜の曲についての簡単な説明があった。曲の順序はSpringから始まってWinterで終わるのだが、榎本さんが今の季節を考慮してこのように変えたのだろうとのこと。来年の3月にCadogan Hallでこの3人によるコンサートが開催されることも榎本さんより発表があった。
c0057725_21262688.jpg写真は終了後贈られた花束を抱えた榎本さん。
終了後は時間無制限の談笑が出演者を交えて始まる。旧知の方とは久しぶりの再会を喜び合い、新しい方とはまた違った話題で楽しい夜は更けていく。出演者の方々と、随時こういうすばらしい企画を演出されるレストランオーナー高木氏に感謝したい。
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by dognorah | 2005-05-24 21:27 | コンサート
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