ソプラノによる歌曲演奏会

ロイヤルオペラハウスのランチタイムコンサートである。

今日の出演者
 ソプラノ:Elizabeth Watts
    見たところ20代後半の人であるが、Royal College of Musicでオペラ専攻の最終学年とある。既に各地でリサイタルやオペラに出演しているが、この秋からEnglish National Operaに出演するらしい。

 ピアノ:Gary Matthewman
    この人もRoyal College of Musicで研究生として在籍している若手。彼は特に伴奏に興味を持ち、上記のソプラノ以外にも多くの歌手や器楽奏者の伴奏を勤めてきた。

 フルート:Daniel Parkin
    5年前にRoyal Academy of Musicを卒業後各地の小オーケストラでフルート奏者として活躍している。また、ソリストとしてのリサイタルも各地で経験している。

プログラム
 (1) Francis Poulenc: Francailles pour rire
 (2) Albert Roussel: Deux poemes de Ronsard, op.26
 (3) Hugo Wolf: Morike Lieder
 (4) Henri Duparc: Chanson triste, Extase, L’invitation au voyage
 (5) Benjamin Britten: Folksong arrangements

5人の作曲家を取り上げている。ブリテン以外は19世紀から20世紀にかけて活躍した人たちだ。

私は普段オペラは親しんでいるが、歌曲と言うものはシューベルトの3大歌曲集を除いてあまり真剣に聴いたことがないので今日歌われた歌はすべて始めて聴いたものだと思う。それにもかかわらず、この歌手のすばらしい声と歌でオペラとはまた違った世界を知ることになった。彼女の声はよく伸びる高音域とふくよかな中音域でとても耳に心地よい。歌詞の意味はよくわからないが、彼女の表情や歌い方で感情のありようはよくわかる。私はそれに合わせていろいろなことを連想しながら楽しんでいた。

プログラムの2番目、ルーセルの曲はピアノではなくフルートの伴奏で歌われる。これも珍しい。ピアノとはもちろん違ったニュアンスも表現され、フルートならではの部分もある。またまた新発見。

先週もそうだったが、器楽よりも歌手が登場するほうが人気があるようだ。そのあたりはオペラハウスの催物ゆえか。今日ちょっと遅めに行ったらBox Officeではもう切符は入手できなかった。会場入口で行列してやっと入場できた次第。次回から気をつけなくては。
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by dognorah | 2005-05-17 06:32 | コンサート
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