ゲルギエフの「パルジファル」コンサート形式

2012年4月3日、バービカンホールにて。

Wagner: Parsifal

Mariinsky Theatre Orchestra & Chorus
Valery Gergiev conductor
Parsifal Avgust Amonov
Kundry Larisa Gogolevskaya
Gurnemanz Yury Vorobiev
Amfortas Evgeny Nikitin
Klingsor Nikolay Putilin
Titurel Alexey Tanovitsky
1st Flowermaiden Viktoria Yastrebova
2nd Flowermaiden Oksana Shilova
3rd Flowermaiden Liudmila Dudinova
4th Flowermaiden Anastasia Kalagina
5th Flowermaiden Zhanna Dombrovskaya
6th Flowermaiden Anna Kiknadze
Tiffin Boys Choir

パルジファルの舞台は過去に4回見ていますがコンサート形式を聴くのは初めてです。今日のゲルギエフはなかなかすばらしく、前奏曲から最後までずっと聴き惚れました。マリインスキー劇場管弦楽団の音も柔らかい弦に音程のしっかりした管共にとても満足すべき出来でこのオペラにふさわしい響きでした。ゲルギエフは両翼配置したオケを舞台上にコンパクトに詰め込み、指揮台も指揮棒も使わずに指揮していました。歌手は主要役を左側第1ヴァイオリンとコントラバスの間に座らせ、右側の弦セクションの後ろに他の歌手陣を配置、そのままの位置で歌わせていました。またティトレルと少年合唱は2階席後方に配置してそこで歌わせていました。

歌手はグルネマンツ、アンフォルタス、ティトレル、クリングゾルがすばらしくて文句なしの出来。特にニキティンのアンフォルタスは立派の一語です。パルジファルは第2幕でもう少し声量が欲しいところですが第3幕はかなりよかった。クンドリは声量はあるものの私の好みの声ではなく、時々聴き続けるのが苦痛だったことも。他の歌手達はすべてよかった。合唱は男声が格段によく女声はまあまあというところ。

ということで全体としては大変楽しめました。ゲルギエフに対するブラヴォーも盛んで、特に第2幕開始で登場したときには盛大なブラヴォーが飛んでいましたが納得できます。

Evgeny Nikitin as Amfortas
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Avgust Amonov as Parsifal
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Avgust Amonov and Larisa Gogolevskaya as Kundry
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Yury Vorobiev as Gurnemanz
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Nikolay Putilin as Klingsor
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Valery Gergiev
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by dognorah | 2012-04-08 01:43 | オペラ
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