アンドリュー・デイヴィス指揮BBC交響楽団演奏会

2012年3月23日、バービカンホールにて。

Hugh Wood: Violin Concerto No. 2 London premiere
Tippett: A Child of our Time

Sir Andrew Davis conductor
Anthony Marwood violin
Nicole Cabell soprano
Karen Cargill mezzo-soprano
John Mark Ainsley tenor(Toby Spenceの代役)
Matthew Rose bass
BBC Symphony Chorus
BBC Symphony Orchestra

最初の曲は作曲家の名前もヴァイオリニストの名前も初めて聞く全く白紙状態でしたが、これがなかなか内容豊富な曲で三楽章形式のしっかりした構成。聴き応えのする協奏曲で大変楽しめました。作曲家のヒュー・ウッドは1932年生まれなので今年80歳です。終演後は元気な姿を舞台上に見せてくれました。とても80歳には見えません。このヴァイオリン協奏曲第2番は2004年に完成されたものですが初演は2009年にMilton Keynesで行われたとようです。5年間も演奏されなかったとはイギリスでもあまりポピュラーな作曲家じゃないようですね。

Anthony Marwood & Hugh Wood
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次の曲はティペットのオラトリオです。この人の作品は2005年11月にROHでオペラ「真夏の結婚」を見て以来久々に聴きました。歌われている英語は聞きにくいので内容はよくわかりませんが音楽は違和感なく楽しめます。独唱陣もなかなかの歌唱でしたが合唱がとにかく凄くてこういうレヴェルで演奏されるなら合唱だけ聴いてももペイするかなという感じです。
1938年にパリでユダヤ人青年がナチスの外交官を殺した事件に刺激を受け、1939年にイギリスがドイツに宣戦布告した二日後から作曲を始めて1941年に完成したそうです。この時代の政治的背景を色濃く反映した歌詞になっています。

Nicole Cabell & Karen Cargill
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Matthew Rose & John Mark Ainsley
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Karen Cargill & Sir Andrew Davis
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by dognorah | 2012-03-27 06:40 | コンサート
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