NYフィル演奏会

2012年2月16日、バービカンホールにて。

Alan Gilbert
New York Philharmonic
Mahler: Symphony No.9

このオケを聴くのはいったい何年ぶりか、とにかく90年代にロンドンとニューヨークで聴いたことがあるという記憶はあるのですが、どうもその後はチャンスがなかったようです。多分今世紀に入ってからもロンドンには何度か来ていたのでしょうけれど。
90年代からの時間の経過を考えると楽団員は大幅に入れ替わっているでしょうから、初めて聴く団体と言っても過言ではないですね。指揮者も初めて体験する人です。シカゴ交響楽団と同様東洋人奏者の数が多いことに驚きます。名簿から拾うと日系人も5人ぐらいいます。大体、音楽監督のアラン・ギルバート自身お母さんが日本人ですし。

それはともかく、今日の演奏はすばらしいものでした。今まで何度も聴いたこの曲は一回も感動しなかったと言えるほど、名演奏にはお目にかかっていなかったのですが、今日は違います。オケの各パートの音は金管も木管もまろやかで、弦も魅力的な音色だし、アンサンブルもすこぶるよろしい。第1楽章最後のコンサートマスターとホルンのやりとりは本当に美しかった。
ギルバートの指揮振りは精力的で、大きな体によるジェスチャーは聴いていてもわかりやすそうで、オケを完全に掌握している様子が感じられます。第1楽章から第4楽章まで有機的につながっている印象がしっかり刻まれたのも感動を大きくしてくれました。好感度大です。

Alan Gilbert
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by dognorah | 2012-02-17 23:05 | コンサート
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