オペラ「フィガロの結婚」

2012年2月14日、ROHにて。

Wolfgang Amadeus Mozart: Le nozze di Figaro

Director: David McVicar
Conductor: Antonio Pappano

Figaro: Ildebrando D'Arcangelo
Susanna: Aleksandra Kurzak
Count Almaviva: Lucas Meachem
Countess Almaviva: Rachel Willis-Sørensen
Cherubino: Anna Bonitatibus
Don Basilio: Bonaventura Bottone
Marcellina: Ann Murray
Bartolo: Carlo Lepore
Antonio: Jeremy White
Barbarina: Susana Gaspar
Don Curzio: Harry Nicoll
Royal Opera Chorus
Orchestra of the Royal Opera House

このオペラを見るのは多分これが6回目ですが、フィガロ役は3人しか経験していません。シュロットがヴィーンでの公演も含めて3回、ダルカンジェロがこれで2回目、残りの一人は2003年に見たグラインドボーンのモルトマンです。沢山バリトンがいるのにちょっと偏りすぎな感じがします。しかも今回のダルカンジェロとスザンナ役のクジャアクは2008年7月の時と同じ組み合わせでした。
フィガロ役のダルカンジェロは今回もすばらしい声で、演技的にも2008年の時よりもおどけた感じがよく出ていて大変楽しめました。しかし本当にこの人の歌唱は安定していますね。今まで何度も聴いていますが一度も不満に思ったことがありません。今回の各アリアも聴き惚れました。
スザンナ役のクジャアクは演技は大変よいものの、声は好みじゃないこともあって歌唱の方はまあまあ。
キンリーサイドが降りてしまった伯爵役はルーカス・ミーチェムが歌いましたが以前に「ダイドーとイニーアス」をここで歌ったときと同様スムーズな明るい声で上手かった。この役にはもう少し威厳のある声がふさわしいと思いますが。演技はあまり上手くなく今まで見たフィンリーやマッテイに比べると見劣りします。
伯爵夫人は大柄なラシェル・ウィリス=ソレンセンが歌いましたが品のよい声がすばらしく大変楽しめました。
ケルビーノ役のアンナ・ボニタティブスもなかなかよかった。バルトロ役のバス、カルロ・レポレにも感心。
パッパーノの指揮もいつものごとくすばらしく、全体としては水準の高い出来でした。

Rachel Willis-Sørensen & Ildebrando D'Arcangelo
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Antonio Pappanoに労われるIldebrando D'Arcangelo
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Aleksandra Kurzak
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Rachel Willis-Sørensen
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Lucas Meachem
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Anna Bonitatibus & Carlo Lepore
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by dognorah | 2012-02-17 00:01 | オペラ
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