マリインスキーバレー「アンナ・カレーニナ」

2011年8月9日、ROHにて。

Music: Rodion Shchedrin
Choreography: Alexei Ratmansky after Anna Karenina by Leo Tolstoy
Conductor: Lexey Repnikov
Orchestra of the Mariinsky Theatre

Anna Karenina: Diana Vishneva
Count Vronsky: Yuri Smekalov

2010年4月にセント・ペテルスブルグでプレミエだった2幕物新作オペラで、今回がUKプレミエです。音楽はボリショイの3幕物と同じシチェドリンのものを用いていますが振り付けが違うのでバレーとしては別物なのでしょう。なお原作者ドストエフスキーの名前は日本ではレフと標記されますが、イギリスではLeoなんですね。ロシア文字の解釈の違いでしょうか。
主役二人の名前だけ記しましたが、大変登場人物の多いバレーです。誰が誰だかわかりにくいのですが、主要なダンスだけを楽しむようにしました。

バレーの内容はかなり忠実に物語を表現していく物でした。舞台装置は簡単な物でヴィデオを多用していましたが、モスクワからセント・ペテルスブルグへの旅行では汽車の客車1台を舞台に出現させるという大技(?)を使っていました。最後のアンナが列車に身を投じる場面でも機関車の半分ぐらいが舞台に出てくるという忠実再現ぶり。

衣装はクラシックで美しく、振り付けそのものは古典をベースに現代的な動きも取り入れたもので、これはという目を見張るような踊りはないもののなかなか楽しめるものです。ディアナ・ヴィシュネワは優雅な踊りで魅力的でしたし(一度転ぶというミスはあったものの)、ユーリ・スメカロフも長身を生かしたダイナミックな踊りでした。

音楽は大変すばらしく、とても気に入りました。特に第2幕の後半は緊張感を表現する部分がぞくぞくするくらいの感銘を受けるものです。

ということで、初めて見るバレーながら大変楽しめました。

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by dognorah | 2011-08-11 05:31 | バレー
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