マリインスキーバレーの「白鳥の湖」

2011年7月26日、ROHにて。

Music: Pyotr Il'yich Tchaikovsky
Choreography: Konstantin Sergeyev
Conductor: Boris Gruzin
Orchestra of the Mariinsky Theatre

Odette/Odile: Viktoria Tereshkina
Prince Siegfried: Vladimir Shklyarov
The Jester: Grigory Popov
Von Rothbart: Andrei Ermakov

前日にUliana Lopatkinaが出演していて、本当はそちらの切符を取るつもりだったのがミスをして本日の公演になってしまいました。でも、ジークフリート王子役が凄くハンサムな人で、友人から今日の切符でよかった、と言ってもらいました。しかしこのマリインスキーの振り付けでは王子はあまり踊らず、例の第2幕のオディールが32回転をやる場面でも彼の踊りは見栄えのしないものです。ここは例えばロイヤルバレーでは彼女の踊りの後すぐに王子のダイナミックな回転技が見れて見応えのあるものになっています。ボリショイだって結構王子の踊りに感心した記憶があります。
肝心のオデット姫ですが第1幕はあまり印象的ではなく、体が硬いような感じ。でも、第2幕のオディール役になると俄然水を得た魚のように活発で妖艶な踊りでその変身ぶりにびっくりしました。本人の性格上この役柄が合っているのでしょう。回転技もばっちり決まってすばらしいオディールでした。
そういう目で見ると第3幕のオデットもなかなかすばらしく、堅さが取れた踊りはやっぱり上手い人なんだと納得できるものでした。
男性では王子の代わりに道化役がロシアバレーらしい凄いジャンプを披露してくれるので溜飲を下げた感じです。
この劇場のストーリーではハッピーエンドでした。
なお、指揮者はいつもロイヤルバレーで指揮しているロシア人で、今回はマリインスキーに雇われたのでしょう。いつものように拍手に迎合しないで自分のペースでタクトを振っていました。これはこれで筋が通っていてよろしい。オケの音はいつものロイヤルオペラ管とは違いますが、最初の木管の美しさには感心しましたし、全般的にはまあまあの出来でした。

Vladimir Shklyarov & Viktoria Tereshkina
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Vladimir Shklyarov
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Grigory Popov
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Viktoria Tereshkina as Odile & Vladimir Shklyarov
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by dognorah | 2011-07-30 06:24 | バレー
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