マスネーのオペラ「サンドリヨン(シンデレラ)」初日

2011年7月5日、ROHにて。

Cendrillon: Conte de Fées in Four Acts
Music: Jules Massenet
Libretto: Henri Cain

Director: Laurent Pelly
Conductor: Bertrand de Billy

Lucette (Cendrillon): Joyce DiDonato
La Fée: Eglise Gutiérrez
Le Prince Charmant: Alice Coote
Madame de la Haltière: Ewa Podles
Pandolfe: Jean-Philippe Lafont
Noémie: Madeleine Pierard
Dorothée: Kai Rüütel
Roi: Jeremy White
Doyen de la Faculté: Harry Nicoll
Surintendant des Plaisirs: Dawid Kimberg
Premier Ministre: John-Owen Miley-Read

ロイヤルオペラで初めて上演される作品です。プロダクションは2006年のサンタ・フェ・オペラのものを借りてきたものです。世界的に見てもロッシーニの「チェネレントラ」に比べて上演の頻度が少ないようです。音楽はマスネーらしい美しいものですがストーリーはよく知られたものなので、後は舞台をどのように魅力的に見せるかが勝負ですね。今回は衣装に趣向を凝らして華やかさと滑稽さを出していましたが、舞台装置はローラン・ペリーらしく簡素なもので見栄えはしなくて、それでなくても所詮大騒ぎして上演するほどのオペラじゃないなぁという印象を受けました。

歌手では、タイトルロールを歌ったジョイス・ディドナートはさすがの名唱、妖精役のエグリセ・グティエレスは相変わらずあまり好みの声ではなかったものの今日は軽々と高音が出ていて、これはこれでよかった。アリス・クートも全く不満のない歌唱でした。サンドリヨンの父親役を歌ったジャン=フィリップ・ラフォントは声もいいし歌も上手い。継母役のエヴァ・ポドゥレシュは演技が上手いものの声があまり魅力的じゃありませんでした。
ベルトランド・ドゥ・ビリーの指揮は十分美しい響きを出していて不満はなし。
全体としては気軽に舞台と音楽を楽しめましたが、何度も見ようという気にはなりません。

Joyce DiDonato
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Jean-Philippe Lafont, Bertrand de Billy, Joyce DiDonato & Alice Coote
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Eglise Gutiérrez
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Alice Coote
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Alice Coote & Ewa Podleś
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Laurent Pelly (far right)
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by dognorah | 2011-07-07 09:45 | オペラ
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