マゼール指揮マーラー第2番

2011年4月17日、RFHにて。

Mahler: Symphony No.2, Resurrection
Lorin Maazel: conductor
Sally Matthews: soprano
Michelle DeYoung: mezzo-soprano
BBC Symphony Chorus
Philharmonia Orchestra

長らくご無沙汰しました。東北大震災以来各種チャリティコンサートを中心にいろいろコンサートには行っていましたが、泣いてばかりいたせいか少々脱力感に見舞われ、ブログは書けずにいました。ようやく精神的に落ち着いてきましたので、また再開したいと思います。

マゼールのマーラーは確か90年代前半にロンドンで5番を聴いただけで、そのときはあまりいい印象ではありませんでした。随分時間も経ったし、この御大がマーラー記念年の特別イヴェントとしてフィルハーモニア管と全曲演奏をするという意気込みに呼応して聴いてみようという気になりました。聴きに来てよかったです。すばらしい指揮振りで、マーラーの2番というのはこういう風に演奏するんだよ、と言わんばかりの格調の高いものでした。81歳という高齢ながら頭脳明晰なのでしょう、この長い曲を暗譜で指揮しました。オケのコントロールも緻密で丁寧、思うままにフィルハーモニア管から美しい音を引き出していました。普通はこの曲は歌の入る第4楽章ぐらいから盛り上がってくるのですが、もう最初からエネルギーが存分に発散する感じで金縛りにあったように聴き入ってしまいました。途中では、ひょっとしてこれは希代の名演かと思ったぐらい。独唱と合唱は特段すばらしいというわけではありませんが十分な水準でした。

Sally Matthewsとその後ろはLorin Maazel
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Michelle DeYoung
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by dognorah | 2011-04-20 23:41 | コンサート
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